ハヤト達は何もなかったかのように振る舞った。あえて事件のことを言うまでもないとかんがえたからだ。
ハヤトは改めてこの世界にはいろいろなモンスターがいることを知った。
そして召還術。この世界のもう1つの特徴である。
力のある者が弱い力の者を操る。
それがこの世界の掟なのだろうかと疑問に思った。
ハヤトは自分がゲームのなかに入り込んだという事を忘れそうになることがある。
自分でもすっかりこの世界になじんでしまっていることに驚くぐらいだ。
その次の日、一行は旅の宿屋に到着した。
なかなかの大きさで、この道を通る者はここで休憩をすることが多い。
町ではなく、1件だけぽつりとある。
ミロードの予定通りそこに宿泊することになり、各自くつろいで過ごすことになる。
言ったとおりハヤトは無敵の力の持ち主であれだけ襲われても体調に変化はない。
それは言わば性のプロフェッショナルのフレイアも同じであった。
フレイアが話かけてきた。
「なぁ・・・ハヤト?」
荷物の整理をしていたハヤトは振り返った。
「ん?なんだ?」
「さっきのミロードとの約束なんだけどよぉ」
さっそくである。
「あぁ・・・覚えてるよ?」
「今日でもいいかなぁ?」
ハヤト自身は特に何も思わなかったが、ミロードがどう言うかである。
「ミロードがどう言うかを気にしてるのか?」
「まぁ・・・・」
「大丈夫!そっちは自力でするからよ。つまり俺の主としての少しの間自由時間みたいなものをくれればいいんだよ」
「・・・・・・」
「よしじゃぁ、こういうのはどうだ?」
というと壁に向かって立ち、呪文を唱え壁を指差す。
すると、なんと壁が半透明になりその向こうで机で何か本を読んでいる女性・・・そう、ミロードの姿が現れた。
「これは何かを透けさせる呪文だ。まぁ向こうからは見えないが、こっちからは見ることも聞くこともできる」
フレイアは向き直り、
「心配だったら見ていてもいいぜ。主としてな」
「わかったよ・・・行って来いよ」
適当に返答すると
「よし・・・行ってくるかな」
そういうと
「あ・・・その前に・・・」
フレイアが目を閉じるとハヤトの腕輪が赤く光ると、フレイアは女の姿になっていた。
「おい?フレイア?」
その変身を不思議に思い訊ねた。
「え?・・・フフッ・・・作戦よ」
妖しいウインクを残し、フレイアは出て行った。
とりあえず暇なのでハヤトはベッドに腰掛けてその壁を見つめた。
それにミロードとフレイアのことに興味が出てきて、少し楽しみにもなった。
フレイアは廊下を歩き、ハヤトの隣の部屋であるミロードの部屋をノックした。
すると
「は〜い」
というしっとりとした大人らしい声が聞こえ扉を開けた。
「あら・・・フレイア・・・何か用?」
と少し背の高いミロードが見下ろす感じで言う。
「ちょっといい?」
するとミロードは笑顔でフレイアを迎え入れた。
やはりこちらからはハヤトの姿が見えなかった。
フレイアは部屋の真ん中まで歩くと止まり、振り返った。
「ミロードは悪魔の体には興味はないかしら?」
と、質問をした。
「・・・・・」
ミロードは一瞬の沈黙があったがすぐに答えた。
「えぇ・・・あるわよ」
「フフッ・・・私も人間の体に興味があるの♪」
と言い、妖しい笑みをこぼした。
するとフレイアはミロードの背後に回りこみ脇の下から腹部に腕をまわす。
そして胸元に手を這わせてミロードの服を脱がせる。
ミロードはそれに協力するようにする。
「フフッ・・・さぁ・・・」
するとミロードの上半身が露になる。
既にフレイアも服を脱いでいて、背後からその見事に発達した双丘に指を這わせる。
「ウフフッ・・・凄いわ・・・ミロードの♪」
「そうかしら?」
フレイアの指がミロードの豊かな胸に食い込み、形を変えている。
「ほらぁ♪手じゃ全然つかみきれないもの・・・」
フレイアのバストも二人の間でひしゃげてしまっていた。
そして、フレイアの美しい指がミロードの重みのある胸をもみしだきはじめた。
「んん・・・やっぱり悪魔は上手ね・・・」
とミロードが色っぽく呟いた。
そしてそれを見ている隣室のハヤトの胸の鼓動もスピードを増していた。
「んんっ・・・ん・・・ん・・・」
ミロードの大人っぽい声をあげている。
「どう?・・・気持ちいいかしら?」
フレイアが子悪魔のような笑顔で言う。
「フフッ・・・気持ちいいわよ・・・」
そういうとミロードは右手を自分のお尻のほうへのばすと、フレイアのその部分に触れた。
ミロードはそのまま奥に指を這わせた。
「んん・・・ん・・・ミロード・・・気持ちいいわ・・・」
急にフレイアの表情に淫の表情が溢れ出した。
すっかり勃起してしまったミロードの乳首はフレイアの指に弄ばれている。
「・・・あぁ・・・んん・・」
同時に、ミロードの指も手馴れた手つきでフレイアの秘部をまさぐっている。
「あぁ・・・ミロード巧いわぁ・・・」
今度はフレイアがミロードの秘部に手を這わせた。
しかしもう既にその部分は潤っていた。
「ウフフッ・・・もう濡れちゃってるわね・・・」
「フレイアが上手なのよ」
そういうとフレイアは自分の尻尾をフレイアの目の前に差し出した。
「どう?私の尻尾・・・試してみない♪」
するとミロードは
「ええ・・・頂こうかしら」
フレイアは自分の尻尾をミロードに握らせ、それを挿入させた。
「さぁ・・・いれてみて・・・気持ちいいんだから・・・」
それは真実であった、過去にフレイアが何度その尻尾を自分で使用しただろう。
「ん・・・はぁん・・・あぁ・・・ん・・・」
その黒い尻尾はズブズブとミロードの肉壺に吸い込まれていく。
「はぁん・・・いいわぁ、フレイア・・・」
「ウフフッ・・・そうでしょ?」
するとその尻尾はミロードの指を離れ、独りでに前後への動きをはじめる。
「はぁああ・・・あぁん・・はっ・・・んん・・・」
「人間にはないものなんだから♪」
なおも黒い尻尾は動き続けている。
その尻尾を伝ってミロードの愛液が滴っている。
「あはぁ・・・いいぃ・・・気持ちいぃわぁ・・・」
フレイアのミロードの胸への愛撫も力を増す。
「んん・・・あ・・んん・・・」
ミロードがフレイアによって快感を与えられている。
「ミロードってけっこう我慢強いのね♪」
シッポを動かしながらフレイアが言う。
それもそのはずミロードはその辺の女性よりも経験も豊富なのである。
また、フレイアのシッポも恐ろしいものでフレイアがその気になれば普通の女性なら、狂ってフレイアのシッポの虜になってしまうぐらいだ。
「んんっ・・・あん・・・気持ちいいわ♪」
「ちょっとストップね♪」
そういうとフレイアはその火照って湿った場所からシッポを引き抜いた。
「あぁんん、もうおしまいかしら?」
「ウフフフッ・・・・これからよ、こ・れ・か・ら♪」
するとフレイアは青く光を放つとそこには男がたっていた。
つまりフレイアは男に姿を変えたのである。
「そう、これからだぜ」
「フフッ・・・そうみたいね♪」
そして2人は向かい合って立った。
フレイアはミロードの乳房を下から持ち上げるようにして鷲づかみにした。
「あぁん・・・そんなに強くしちゃだめよ」
「はははっ・・・ちょっとぐらい強くされたほうが感じるぜ」
そう言いながら発達しきった乳房を揉みしだいた。
それはゴムまりのような乳房がフレイアの指に弄ばれている。
「ん・・・んんっ・・・あはぁ・・・」
「それにしても、でかい胸だなぁ」
なおもフレイアの指は動いている。
「こんないい体は淫魔にもなかなかいないぞ」
するとミロードはさっとしゃがみフレイアの足を引くとフレイアは仰向けにたおれた。
「いでっ!」
そしてミロードはフレイアの肉棒を口に咥えた。
「淫魔と一緒にしてほしくないわね♪」
ミロードはその肉棒をしゃぶりはじめた。
淫靡な音を立ててミロードはフレイアの肉棒を攻め立てる。
「おぉ・・・いいぜ、ミロード」
「フフフッ・・・もうすごく硬くなってしまってるわよ」
フレイアのペニスは悪魔だと言うことで黒かった、しかしミロードのテクニックは十分すぎるほど通用していた。
「ちゅばっ・・・ちゅばっ・・・どう?淫魔なんか比べ物にならないでしょ?」
「ハハッ・・・まだちょっとわからないな・・・」
するとミロードはフレイアの肉棒を口から放した。
それはミロードの唾液でヌルヌルになっていた。
そしてフレイアの肉棒に一瞬の静寂が訪れたかと思った瞬間には、ミロードの豊かな乳房が両側から攻め立ててきた。
「うぅ・・・ミロード・・・」
「ウフフッ・・・とっても気持ちいいでしょ?」
ミロードはフレイアの肉棒を豊満な胸で包み込むようにしながら体を上下に動かす。
ミロードの豊かな胸ならではの快感だろう、ほかの女ではこうはいかない。
「すごいぜ・・・ミロード」
そしてフレイアはミロードを壁に手をつかせ、お尻を突き出すようにしてたたせた。
いよいよ悪魔と魔女が1つになろうとしているのである。
そのうしろにフレイアが立つ。
「それじゃあ悪魔の凄さを見せてやるよ」
「えぇ・・・おねがいするわ♪」
そう言いミロードは張りのいいヒップを振ってフレイアを挑発してみせた。
そしてフレイアは狙いを定めると一気に肉棒を挿入した。
「はぁぁあん・・・んんんん」
ミロードは身をくねらせて声を漏らした。
「うぅ・・・ミロードの中すげぇぜ・・・」
「んんあぁ・・・そうでしょ?・・・んんっ」
フレイアはくびれのあるミロードのウエストをつかみ前後に動かした。
「あはぁん・・・フレイアの・・・ゴツゴツしてるわぁ・・・あはぁあ!」
フレイアの肉棒はハヤトのものとは全く異質のものであった。
フレイアの黒い肉棒をミロードの肉壺をしかりとくわえ込んでいる。
「あはあぁん・・・いいわぁ・・・いいわフレイアぁ・・・」
フレイアの豊満な乳房がゆっさゆっさとゆれ、汗がしたたる。
「すげぇ・・・う・・・やっぱ淫魔以上だぜ」
「そうでしょ・・・はぁあぁんん♪・・・きもちいぃ・・・」
2人は互いに快楽を求めて動き続ける。
「あはぁ・・・はぁ・・・あぁん・・・もっとぉ・・・もっと突いてぇ・・・」
ミロードは淫らな声で更なる快感を要求する。
「ヘヘッ・・・腰抜かしてもしらないからな」
そういうとフレイアは激しい速度で前後に動いた。
「うぅうぅ・・・どうだ・・・ミロード・・・」
「あはぁあぁあん・・・すごいぃい・・・きもちいいわぁ・・・」
ミロードもからだを懸命に動かす。
「あはぁんあぁあん・・・はうっ・・・いっちゃうわぁ・・・」
「ならいかせてやるって」
そういうと動きにさらに激しさが増した。
「あはぁあん・・・あはんあんんんっ・・・」
そして2人は絶頂に上りつめようとしていた。
「あはぁぁぁん・・・イクぅ・・・イクぅ・・・いっちゃうぅぅん!」
ミロードは絶頂に達し、フレイアも肉棒を引き抜き、ミロードに浴びせた。
「はぁ・・・悪魔ってまぁまぁ凄いじゃない」
「そうだろ?でもまだまだこんなもんじゃないぜ」
と、得意げに言った。
「ほんとうかしら?」
「ん?じゃあみせてやろうか?」
「フフ・・・ええ♪」
こうしてフレイアとの約束は果たされた。
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