ドレアム戦記 玄白胎動編 あらすじ

 雷音寺次郎は、仕事から帰って疲れて眠っていた時にガス爆発に巻き込まれた。その命の火が消える直前、夢の中に現れた人物によって異世界ドレアムに導かれる。同時に次郎は、12の異能力を与えられ、『時流』、『淫惑』、『魔術』の3つはすぐに開眼し、他はいずれ目覚めるだろうというお告げも受ける。
 見知らぬ場所で目覚めた次郎は、訳がわからぬまま獣の襲撃を撃退し、そのお陰で近くの町の猟師達と知り合い仲間に迎えられる。その中には、猟師達を率いていた女だてらに猟師頭を務めるアイラがいた。次郎はアイラと意気投合し、次郎の異能力の助けもあって男女の関係となる。
 そして1年がたち、次郎はアイラを妻に迎えていた。名前もジローと換え、異能力に磨きをかけた彼は、いつしか町の猟師達の誰よりも強くなり、猟師達を束ねる立場となっていた。
 ジロー、アイラと猟師達が長期の狩猟から帰ってきた時、事件が起こっていた。彼らの町セロが何者かに襲われていたのだ。住民は殺されるか連れ去られるかしたようで、無人となった町中を探索した結果、襲った相手は隣国青龍地方、イーストウッド王国のジャムカ公子の軍であることが判明した。
 ジロー達は、このことを自分達の王様に訴えるため、ノースフロウ王国の首都ウンディーネに行く。何とか訴えてはみたものの、返事を待たされる日々が刻々と過ぎて行く。
そんな時に、ジローとアイラは酒場にお忍びで来ていた2人の美女と知り合い、『淫惑』を使って一夜を共にする。その2人の正体は、ノースフロウ王女アルテミスと侍女兼護衛のミスズだった。更にジローは、元々異能力を持っていたアルテミスと触れ合うことで同じ異能力、『心触』を得る。
 そして、待ちに待った王城からの呼び出し、そこで聞いたのは使節を送って交渉するという答えで、ジローとアイラにも一緒に行って欲しいとのことだった。
 快諾したジローは、しかし使節の本当の目的を途中で知ることになる。王子テセウスの企みにより、特使となった妹アルテミス王女をジャムカ公子に嫁がせ、同盟を結ぼうとしていたのである。自分の王位継承の妨げになる父王の覚えめでたい妹を排除し、かつ青龍地方最強の軍勢を味方につけるという、当にテセウスにとっては一石二鳥の策であった。
 だが、その目論見は半分しか果たせなかった。セロでジャムカ公子と謁見する前日に、アルテミス王女と侍女のミスズがいなくなったのである。ジャムカ公子は激怒し、同盟については承諾したものの、アルテミスが滞在していた館から失火が起きたことにして、その館と共に王女が死んだことにさせたのだった。
 アルテミスとミスズを館から救い出したのはジローとアイラだった。追っ手を避けるため、ジロー達一行はセロの北東に広がる森に踏み込んでいく。アルテミスの導きで、森の奥にある水の神殿を目指すことにしたのだ。
 半月程かけて、一行はようやく水の神殿に辿り着いた。その頃には、アルテミスとミスズもアイラと同じく、心身共にジローの妻となっていた。
神殿を探索する内に、ジローは壁や柱に日本語が刻まれていることを発見する。アルテミス達には傷か模様にしか見えなかったが、確かにそれは文字であった。その文字を読み、神殿に封印があることを発見するジロー。そして、その封印を解く方法は、3人の女性とその場でセックスすることであった。
ジローはアイラ、アルテミス、ミスズの3人の愛嬢を抱き、見事に封印を解く。そこで得た封印の装具『水の指輪』と共に見つけた文献、クロウとサインが入ったそれには、ジロー達が次に行動する道標が書かれていた。
その頃、アルテミスの故郷ウンディーネにも嵐が起こっていた。アルテミス王女の国葬を終えて幾許も経たないうちに、テセウスに王位を譲ったジブナイル前王が病に倒れ、そのまま帰らぬ人となったのである。
この話を伝え聞き、アルテミスはウンディーネに戻る目的を失った。だが、父である前王の死因が怪しいと聞いた彼女は、気丈にもテセウスと対決する覚悟を決め、自分を受け入れてくれるであろう唯一の人物、ノースフロウ3大公の1つ、カゲトラ・ノルバ公爵を頼ることにした。
カゲトラ公爵はジブナイル王の信頼厚い武将で、ミスズの父でもあった。
方針が定まると、ジロー達は水の神殿から船で更に森の奥、暗黒の森の中にある玄武の神殿を目指すことになった。船旅の末に神殿に辿り着いたジロー達は、封印解除の謎解きに挑み、見事にそれを果たす。
その過程で、かつてドレアムを統一したクロウ大帝の妻だったシズカ姫の思念と対面する。シズカの容姿は、ミスズと瓜二つであった。そのシズカからいろいろな情報を聞き、更にジローの新たな異能力『加護』を授かり、シズカが使っていたという封印の武具『玄武坤』を入手したジロー達は、玄武、白虎、朱雀、青龍の4神の神殿にあるという転送の部屋を使ってノルバに向かった。
ところが、ノルバは戦乱に巻き込まれていた。アルテミス王女の国葬から帰ったカゲトラ公爵が未知の病で昏倒し、そこにノルバ反乱の噂を信じた新王テセウスが軍を差し向けたのである。
更に、その最初の交渉で、カゲトラの長子モトナリが囚われの身になってしまう。
だが、ノルバは、人材が豊富だった。カゲトラ公爵のもうひとりの息子ノブシゲと妾腹の子7人、ラカン、ケイ、シメイ、ラン、ユキナ、シュラ、ライデンが全て非凡な才能を持っていたのである。彼らの活躍により王国軍は攻めあぐね、こう着状態が続く。
そんな沈滞気味の王国軍に援軍が到着する。ジャムカ公子の武将チラウン率いる騎馬隊であった。チラウンは、慧眼でノルバ側の弱点を見破り、突破出来なかった城塞の東門を攻略する。一団となって流れ込む王国軍と騎馬隊。夜の街が炎に焼かれ、市民は逃げ惑う。
このままでは、ノルバが陥落すると誰もが思ったその時、赤く焼かれた闇空に輝青の精霊の姿が浮かび上がり、次の瞬間大量の水が王国軍と騎馬隊を呑みこんだ。
精霊ウンディーネを操ったのは、水の神殿で精霊と契約を交わしたジローだった。玄武の神殿からの転送が間一髪で間に合ったのである。
突然のジローの出現に驚いたのは敵軍だけではなかった。味方である筈のノルバ公国の面々も戸惑いを隠せない。だが、ミスズの機転でようやく打ち解け、ジローは直面している3つの課題の解決に協力することを申し出た。
最初は、敵軍に囚われているモトナリの救出だった。ジローはアイラと、新たに愛嬢に加わったミスズの妹ユキナと共に敵陣深く忍び込み、見事に救出することに成功する。
そして次は、敵軍との決戦だった。
ノルバ軍は軍師シメイの指揮の下、敵軍を市街地に引き込んで罠に嵌めることに成功する。この戦いでノルバ王国軍は将を失って降伏し、ジャムカの騎馬隊を率いたチラウンもユキナの槍の前に散った。
戦の事後処理に終われる中、3番目の課題であるカゲトラ公爵の昏睡を解くため、ジロー達は満月の夜に病室で待っていた。実は、カゲトラは病気ではなく、夢魔という魔物が取り付いていることがわかったのである。
ジローはカゲトラの中から引きずり出された夢魔と対決し、ウンディーネの力とミスズの玄武坤によって退治することに成功、カゲトラは長い夢から覚める。
目覚めたカゲトラは、ジローと愛嬢達に感謝と敬意を表し、自分が夢の世界に囚われていた間に起こった出来事を受け止めて、苦渋の決断とも言えるノースフロウ王国との決別を決意する。
そして、苦境を打開するためにノースフロウ3大公のアルタイア・リガネス公爵を味方につけようと、自ら志願したジロー達に密書を託したのであった。
ジローと4人の愛嬢達は、無事に玄武地方南部の商都リガネスに到着し、ユキナを密使に仕立て上げて城宮殿に向かわせた。カゲトラ公爵の娘であり、ノルバの将軍でもあるユキナの訪問に、アルタイア公爵は自ら対面することを決意する。
ユキナは、今はルナと名乗っているアルテミス姫のペンダントをアルタイアに渡し、アルタイアは、ノルバの真意が単なる王家との復縁の仲介ではないことに気付く。そして、密かにジロー達を城宮殿に案内し、ルナとの対面を果たす。
ノルバとリガネスの密約は成立した。リガネスは直ぐに兵を率いて駆けつけることはしないものの、王家からの出陣の命にも応じない中立の立場を守ることになった。
その後ジローは武技を交して友となったアルタイアから、白虎地方の様子を探って欲しいと要請される。国境の町テルパと白虎地方のイオの間に怪異が発生したらしく、連絡が途絶え白虎地方の情報が入らなくなったのだという。
ジローと愛嬢達は、その依頼を快諾しリガネスを後にした。
テルパとイオの間の怪異は、幻魔という魔物によるものだった。ジローは愛嬢達と協力して幻魔を討ち果たし、白虎地方のイオに入った。
イオ、ルメス、白虎地方を治めるウエストゴールド王家の首都ジンの衛星都市インカルと旅をしながら白虎地方の情報を集めるジロー達一行。だが、インカルとは目と鼻の先であるジンには、入ることが出来なかった。
最近政治が変わって選民が行われ、選ばれた者でなければ入ることが出来なくなっていたのである。
ウエストゴールド王家は女性継承の女王国であった。現女王レシュカには2人の王女レナリア、レイリアと王位継承権のない王子ラバルムの3人の子供がいた。その3人の中でラバルム王子は、中原セントアース帝国の皇帝ゼノンの四女マーサと婚約していた。
2人の王女のうち、レナリアは自己顕示欲が強く、妹のレイリアに対して自分には絶対に勝てないという洗脳を子供の時から駆け続け、レイリアを服従させていた。しかし、美貌だけはどうにもならず、嫉妬したレナリアはレイリアに性調教を施して性奴隷に落として愉悦に浸った。
その後、レナリアの悪事がばれて女王レシュカの怒りを買い、心身ともに傷ついたレイリアは養生と称してレナリアの知らないところへやられた。
その、レイリアの消息をアイラが嗅ぎつけて来た。北の大地の神殿にいるらしいことがわかったジローは、これ以上インカルにいても進展はないと考えて大地の神殿に行くことを決めたのだった。
大地の神殿に無事辿り着いたジローは、中に入る方法を模索する。答えは簡単に見つかった。新月の夜に若い男女であれば、誰でも神殿の中に入れるとのことだった。
ジローと愛嬢達は新月の夜を待って大地の神殿に入った。だが、そこで待ち受けていたのは身体の底から湧き上がってくる欲情の炎だった。欲情の炎は、ジロー達を取り込み焼き尽くそうとする。しかし、偶然ジローがミスズの玄武坤を掴んだことでジローが脱し、愛嬢達を次々と助けた。
いつの間にか夜が明けた神殿の中は、まるで誰もいないかのように静まり返り、人の生活していた気配さえ全くなかった。
ジロー達は神殿の中を探索し、封印を発見する。解除方法は4人とセックスすることだった。愛嬢4人を次々抱くジロー。封印は解除され、ジローは大地の精霊ノームと契約を交わし、封印の装具『大地の腕輪』を入手する。
一旦大地の神殿から宿に戻ったジロー達は、大地の神殿に怪異が起きていると考え、再び神殿に挑んだ。神殿には巧みに結界が張られていたが、ノームの力で入口を発見し、結界の中に踏み込む。
そこにいたのは、レイリア王女の身体を支配した淫魔という魔物だった。ジローは、淫魔と対決し、まずレイリアの身体から淫魔を追い出し、そして滅することに成功する。そして、その時に新たに得た異能力『心響』を使い、レイリアの心にダイブして彼女の精神を救い出す。
淫魔を退治したことにより結界が消え、囚われていた神殿の人々は元の世界に戻ってきた。だが、淫魔はレイリア王女に憑いて様々なことを行っていたため、神殿に保護されていた筈のレイリア王女は、逆に神殿の人々からは忌むべき存在となりつつあった。
これを心配したジローは、レイリアを5人目の愛嬢とすることを決意し、他の愛嬢達の承諾を得て、再び『心響』を使ってレイリアのトラウマとなっている性奴隷の呪縛を封じ込め、彼女を自分の妻とした。
ジロー達は大地の神殿を離れ、次の神殿である風の神殿に向かう。身体に一切の装飾品も服も身につけずに吊り橋を渡るという試練を乗り越え、出口の見当たらない部屋に飛ばされたジロー達は、その部屋が神殿の封印を解除する場所であることを見抜き、解除するためのセックスを5人に行って封印を解除する。
気がつくと、爽やかな風が吹く草原に立っていた。その場所こそ、風の神殿だった。ジロー達はそこでレイリアにそっくりな石像を発見し、風の精霊シルフィードとの契約に成功する。同時に入手した風の髪飾りはレイリアが身につけた。
レイリアが人知れず去った大地の神殿では、去った事実を唯一知っていた大神官ロダンが、神殿内でレイリア王女の周辺にいた者達にレイリア王女が去ったことと、それを他の者に判らないようにするために、王女が神殿の奥にいるようにすることを告げていた。
その中に1人の娘がいた。神官見習いのイェスイは、レイリア王女の侍女をしていて、淫魔に最後まで屈しなかったため、ジロー達が淫魔を王女の中から追い出し、滅ぼした一部始終を見ていた。そのため、王女の無実を皆に訴えたが、誰もまともには取り合ってくれなかった。
イェスイはレイリアのために祈っていたが、何かに取り付かれたように封印の間の隠し扉を開け、ジロー達の跡を追うように洞窟を辿った。そして、吊り橋を渡り始めたが、産まれたままの姿でなかったことから、突風で巻き上げられ連れ去られてしまう。

一方、その頃のドレアムを取り巻く環境はどうなっていたかと言うと、かつてドレアム全土を支配したセントアース帝国が、現在の領土である中原から再び全土の覇者になろうと力を着実に蓄えていた。
その一端がドレアムの南方、朱雀地方の支配である。セントアース皇帝ゼノンの皇太子ハデスが、朱雀地方を治めるサウスヒート王家の内紛から始まった諸侯入乱れての内乱に介入し、見事に治めて朱雀地方の支配権を手中に収めたのであった。
だが、ドレアムの大地を狙っていたのは、帝国だけではなかった。混沌の闇の世界の住人達、即ち魔界の者共が虎視眈々と人間界を狙っていたのである。
魔界の者は、皇帝ゼノンと結びつき、両者の力を使ってドレアム全土へ侵略の手を広げ始めた。ゼノンの長女ヨウキ皇女は、イーストウッド王家第2公子のグユクに嫁ぎ、3女ナージャ皇女はノースフロウ王テセウスの妃となり、4女マーサはウエストゴールド王家の王位継承権の無い(女系相続のため)ラバルム王子の婚約者となったが、魔界の力を得た皇女達の力は徐々に各王家を変質させて行く。
そして、サウスヒートにあったハデスの元にも魔界の者が訪れ、両者はパートナーとして互いを認め合った。

世の中の大きな流れは、まだジローと愛嬢達は気付く由もなかった。
風の神殿を後にしたジロー達は、氷河の回廊を進んで行き、次なる目的地白虎の神殿に辿り着く。
神殿での謎解きを終え、ユキナの封印の武具白虎鎗とジローの新たな異能力『鬼眼』を入手した一行は、封印の部屋で意外な人物と会う。それは、大地の神殿で別れたはずのイェスイだった。
イェスイは、自分のことをイェスゲンと名乗った。イェスゲンはイェスイの中に眠っていたもう1つの人格だったのだ。
そのイェスゲンから、ジロー達は意外な話を聞く。ジローはかつてこのドレアムを統一したクロウ大帝の子孫だった。そう、クロウもまたジローと同じ世界から招かれたものだったのである。
その招かれた目的は、訪れる危機からドレアムを救うこと。ジローは今回の危機が魔界からの侵略であり、その魔の手から人々を守る救世主の役割が与えられていることを知る。
更に、ジローの愛嬢達もまた、かつてクロウ大帝の下に集った愛嬢達に連なる者達であった。宿縁の不思議を感じざるを得ない一行であった。
イェスゲンはまた、彼女の本体であるイェスイがジローの愛嬢になりたいと願っていることを聞き、ジロー達はその願いを受け入れた。これで、愛嬢の数は6人となった。
自分達の目的を明確に知ったジロー達は、白虎の神殿を後にし、一旦ノルバに立ち寄った。そこで今までの話をカゲトラ公爵達に語ったジローは、既にノースフロウ王家の首都ウンディーネに魔物が徘徊しているという噂が流れていることを知る。
ノルバを発ち、玄武地方の北にある月の神殿に到着したジロー達は、月の神殿の謎解きを行った。その過程で、ルナはかつてクロウ大帝の愛嬢だった聖女イリスと夢の中で逢う。ルナには、イリスの魂が転生していたのだ。イリスはルナに、封印の装具月の首飾りと彼女の銀色の瞳を受け渡す。
しかし、月の神殿には魔界の手が迫っていた。狼人間に操られた治安部隊の兵士達が神殿を襲ったのである。
これを察知したルナは、神殿を守るためにジロー達を戦いへと促す。兵士達の喧騒で混沌とする神殿内。その中で、1人の戦士の介入が神官兵士達を守った。戦士の名はテムジン。かつてセロの町の守備隊長をしていて、ルナとミスズを逃がすジローをただ1人見抜いて戦った男だった。彼は、流浪の果てに月の神殿の客となっていたのである。
しかし、テムジンの武器は狼人間には及ばなかった。剣を折られ、絶体絶命の危機に陥るが、そこに現れたジロー達に助けられる。
狼人間の襲撃を一旦は撃退したものの、再び神殿は魔物に襲われた。新たな武器を得たテムジンやジロー達の活躍によって再度撃退に成功したが、このままではジリ貧になりかねないと、ジロー達は敵の本拠地である代官府の館を攻めることを決意する。
館での戦いは激烈を極めたが、ジローと6人の愛嬢達は連携して力を発揮し、ついに敵の首魁である真狼ベザテードと対決する。
だが、真狼の実力はジロー達を凌駕していた。必死で闘うジロー達。その中でジローはイェスゲンの助言により新たな技を開眼し、ぎりぎりの一線で勝利を勝ち取ることが出来た。
月の神殿での事後処理を終え、神殿をノルバ側に取り込むことにも成功したジロー達は、神殿を後にし、ノルバに戻った。
ノルバで休息し、気力を充実させて再び白虎の神殿に戻るジロー達。白虎の神殿の転送の間でジローと愛嬢達6人は互いに意思を同じにしていた。そして今、朱雀地方への旅が始まる。


ドレアム戦記 朱青風雲編  第1話へ

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