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−以下の記事のレス−



■7巻、読み終えました

 アリア  

はじめまして、今日やっと読み終えた者です
発売日に手に入れて読み始めたのですが・・・

ハリポタが映画になる前からハリポタのファンだった私は今までそうしてきたように七巻も予約して、たくさんの疑問を胸に読みはじめ、そして進んでいく物語に心打たれながら、読んでいました
ですがあのページを、あの行を読み終えたとたん身体全体からの力が抜け、何も出来ませんでした。
一時間ほどするとやっと動けるようになり、もうしおりをはさむこともせず、本を閉じました。
初めてJKRに失望という言葉を重ねた時でした。

何故、フレッドにあんな悲劇的な末路がなければならなかったのか、私は理解に苦しみます。
どこにあんなに仲の良い双子を引き裂かなければならない理由があったのでしょうか!
二人は二人で一つの存在であり、一緒でなければ駄目なのに
フレッドを殺してしまうならいっそジョージも殺してくれていたらいいのに・・・
なんて今も思ってしまいます
せめてフレッドの最後、フレッドのそばにジョージがいてくれれば良かった・・・
一度会社のパソコンの前で双子を思いだして号泣してしまったことがあって、その時は本当に困りました・・・

そして今日になってやっと続きを読む気分になれたのですが
読み終えて私は本当にJKRに対して憎しみにも似た気持ちさえ湧き上がっています
あれからのジョージについて、フレッドについて、そして死んでしまった愛すべき人物達について深く書いていないのはどういうことなんでしょう!
特にジョージです!その名前を出すのもためらうかのように片割れを失ったジョージの気持ちが何も書いていない!
双子を、みんなを愛しつづけていた私には信じられませんでした・・・
JKRは死んでしまった登場人物たちをそんなに重大な人物としてみていないのだろうか?という疑問が絶えません

それに最後の一文「全てが平和だった」
ハリーやロン、ハーマイオニー達はそれは平和です。本当に平和でなによりです。
ですが他にいる沢山の悲しむ人々は平和なんでしょうか・・・そうやすやすと「全てが」なんて書くものではないと私は思います・・・

ですがこんなに失望と怒りの感情を抱く相手、JKRがいなければ双子に会えなかったのも事実です・・・
今はこの気持ちをどうすればいいかまだ考えもできません・・・
ただ、フレッドとジョージ、この愛する双子の片割れをなくしてしまったことをとても悲しく思います・・・

長々と自分勝手に書き綴ってしまい申し訳ありませんでした・・・


[No.109] 2008年08月14日(木) 5:15:41

 


    ■アリアさん、ようこそ。
     鵜飼舟  
    メッセージを残してくださってありがとうございます。

    また涙があふれそうになりながら読ませていただきました。
    アリアさんが書かれたことは全部そのまま、読んだ直後の私の思いと同じです。
    私は家で仕事をしていますが、やはりふとしたときに泣けてきてしまう時期がありました。
    あのページを読んでから今まで、つらい時間を過ごされたことと思います。

    >フレッドを殺してしまうならいっそジョージも殺してくれていたらいいのに・・・
    なんて今も思ってしまいます

    そのお気持ちもわかります。
    どこにいても2人が一緒なら…引き裂かれるよりはずっといい。
    そんな思いと、ジョージの死を望むなんて間違ってる。そういう理性とのせめぎあいでした。

    >せめてフレッドの最後、フレッドのそばにジョージがいてくれれば良かった・・・

    もう本当に…これは…。
    なぜパーシーだったんでしょう。パーシーが他の兄弟たちと和解したことを示すためならもう十分だし
    パーシー以外にジョージもいても何の不都合もないと思うのですが。

    >特にジョージです!その名前を出すのもためらうかのように片割れを失ったジョージの気持ちが何も書いていない!

    私が一番怒りを感じるのはここなのです。
    闘いの残酷さを示すためなら、なぜその死によって最も傷ついた人間のことを何も書かないのでしょう。
    読者に丸投げですか。
    パーシーの反応やハリーの気持ちは書かれていますが、フレッドの死によって誰よりも傷ついたのはジョージのはずなのに。
    たとえこの先、フレッドの死の必然性についてどのような説明がなされようと、このことだけは納得できません。

    >JKRは死んでしまった登場人物たちをそんなに重大な人物としてみていないのだろうか?という疑問が絶えません
    >ですが他にいる沢山の悲しむ人々は平和なんでしょうか・・・そうやすやすと「全てが」なんて書くものではないと私は思います・・・

    シリウスの死の場面を書いた後、JKRはキッチンに走り込んで泣いたと、5巻のあとがきでしたか、書かれていましたね。
    私もシリウスの死はショックでしたが、そこまではまだ作者の思いを信じられたのです。
    日本のある脚本家の話ですが(私はその人の作品はあまり好きではありませんが)作者は登場人物を死なせたら、その死に対して責任を持たねばならない、という趣旨の発言をしていたことがあります。
    私はシリウスを死なせたときのJKRもそうなのだと思っていました。
    でも、7巻を読んで、そうは思えなくなりました。
    多分、死んでしまった人たちは、重要な人物だとみなしていなかったのではなく、
    そうではないからこそ読者に与える意外性や衝撃を狙ったものだと思います。
    けれどそれならば、最後まで責任を持ってほしかったのです。
    遺された者の傷は一生癒えません。

    >ですがこんなに失望と怒りの感情を抱く相手、JKRがいなければ双子に会えなかったのも事実です・・・
    今はこの気持ちをどうすればいいかまだ考えもできません・・・

    私も約1年前、原書を読んだときには同じように思い、整理を付けることができませんでした。
    今も納得のいく答えは何一つ得られていませんが、
    時間と共に痛みが薄れることは確かなのだと感じています。
    これだけ悲しい思いをするのも、それだけ物語に入り込んでいたからこそで、
    そんな物語を紡ぎ出したJKRはやはり非凡な才能の持ち主でしょう。
    それでもこの1年、JKRの公式サイトには足を運んでいません。

    私のほうも長々とすみません。
    でもアリアさんが書いてくださったことは私自身もそうですし、きっと多くの双子ファンが今感じていることだと私は思うのです。

    もう一度ジョージとフレッドを会わせてあげたい。
    その一心で書こうとしている話があります。
    まだ先になりますが、またいつかお時間のありますときにお寄りくだされば幸いです。

    2008年08月14日(木) 14:06:14




     



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