■毒吐き49巻感想 | ||
鵜飼舟 | ||
しばらく前に49巻付録付きのほうを買いました。 読むのに時間がかかりました。 付録、あのおんぶの話は小倉あんこ先生担当ですね(笑)。 全体に、期待したものと違った。 今落乱がどこを向いてるか、如実に表していると思った。 毎回毎回登場人物が多すぎる。 1回の話につき、もうちょっと絞ってほしい。 ここしばらくの6年生とザットさんの露出の多さは、 特殊なおねいちゃんたちの人気投票にでも答えているんでしょうか。 自分がこういうサイトやっていて言うのもなんですが、 私、マンガにしろ小説にしろ、そういう層を想定してるような、 媚びてるというか、意識しすぎてる作品て好きになれないんですよ。 元々落乱はそういう作品じゃなかった。 画面も書き込みすぎて疲れる。 以前のように、特別変な言葉じゃないのに、何かしみじみとおかしい、つい噴きだしてしまう、 そういうおかしみがなくなって、ドタバタドタバタしてるだけ。 フルネームだとか家族だとか委員会だとか、 昔だったら「裏設定」で構わなかった部分が全部表に出てきて、 画面も、登場人物も、設定もぎっしりで、すべてにおける余白、行間といったものがないの。 大木先生もどきの忍者が出てきましたが、 単にもうかき分けができないのか、 もしやとファンを期待させておいてもてあそんでいるのかどちらでしょう。 どちらにしても読んでいて楽しくはないです。 昔は、アニメもなんだかんだ言いながら見てましたが、 そのうち見逃し録り逃しが積もりすぎて、 時間もなくなって、いまやすっかりどうでもよくなってしまった。 そのうち原作もそうなりそう…。 古本でいいかな、みたいな。 でも、古本に並ぶほど、そもそもそんなメジャーな作品じゃないのが泣きどころ(笑)。 たかがギャグマンガのコミック1冊読むのに、忙しかったので途中で一度置いたんです。 その後はもう、忙しい合間の貴重な読書時間、ほかの本を読みたくて後回ししてしまいました。 続きを読みたい! と思えなかったんです。ごめんなさい。 |
||
[No.156] 2011年08月18日(木) 20:13:19 |
||