その10−森エルフの篭絡(1)
四肢を拘束され身動きのとれない麗しの森エルフ「魔弾」のフィーセリナ・エルダール。そのM字に広げられた脚の間に俺は身を屈めると、黒いスパッツに覆われた太股の付け根に指を伸ばしていた。
「……え?」
フィーセリナは、俺が足首に絡まったツタを切るとばかり思っていたらしく、まったく何が起きているのか理解できていない様子で、アーモンド形の瞳を丸く見開いて、思考を停止させている。
そんなフィーセリナの、黒い布地を微かに盛り上げている密やかな秘部に、俺は指を、むにゅっと押し付けていた。
<性的絶頂>を二回もくらい、愛液のシミを作ったズボンの股布部分は、じんわりと濡れ、その布地の奥にあるフィーセリナの女の柔らかさを存分に指先に伝えてくれる。
「えっ、なっ、ちょっと、え?え?」
フィーセリナは、何が起きているかわかっていないようで、茫然と俺を見つめ、言葉になっていない声をだす。
湿り気を帯びた黒い布地越しの柔らかなエルフの恥丘の感触を確かめるように、俺はさらに指を動かし、ズリズリと擦り上げはじめる。
「なっなななっ何をする、お、お、お前っ、何のつもり、さっ触らるな、やめっ、何をして、やっ、やめ、やめろっ」
ようやく事態を理解した森エルフは、尖った耳先まで真っ赤に染め、緊縛されたスレンダーな身体を激しく捻り、俺から少しでも逃れようとしていた。
もっとも、ツタの束縛から逃げられない事はすでに実証ずみなわけで、俺は好き勝手に森エルフ美女の股間を愛撫し続ける。
指先をぐいっと押し付け、ピチピチの黒い布地に包まれたフィーセリナの柔らかな秘所の形を何度も確かめるようになぞり上げる。
指の腹にはっきりとわかる、柔らかく弾力のある瑞々しい森エルフの生命力に満ちた肉の感触と、淫靡な熱をもった暖かさ。
俺は、ますます興奮し、手の平全体を押し付けるようにして、森エルフの恥丘を黒のロングスパッツ越しに揉み上げる。
「や、やめろ、こっこのニンゲン風情がっ、恥を知れ、ひっ、そんな所を触るな、この変態っ、あっ、ゆ、指で押すなっ、ひっ……くっっ、殺す、殺してやるっっ」
緑色の髪を乱して、唸るように叫ぶフィーセリナ。
ニンゲンに触られる嫌悪感に形の良い眉が寄り、身動きもままならない姿勢で、自らの身体を弄ばれる屈辱と怒りが端整な顔を歪めている。
しかし、激怒と被虐に満ちたスパイスは、むしろよりいっそうエルフ特有の高貴な鮮やかさを際立たせていた。
むにゅっ くにゅっ むにゅ
俺は鼻息も荒く、そんな可憐なエルフの熱く火照りだした女の部分を布越しに揉みほぐし、指の腹で徐々に激しく前後に嬲りあげ続ける。
「あひっ…ひっ、低俗なニンゲンめっ…こっ…こんな真似をして、ただで済むと……んあっ…くそっ、死ね、今すぐ死になさいっ!」
フィーセリナの深緑色の幻想的な瞳は、屈辱の怒りのために涙で潤み、時折、身体の芯を触られる感触に声を詰まらせながら、俺を罵倒し続ける。
その広げられた両脚は、俺が指先で丹念に股間部分の盛り上がりを擦り上げる度、ビクンッビクンッと跳ね上がり、予想以上に激しく反応していた。
「おっ、すごい反応だな、ここがいいのか?」
俺はその反応を確かめるように、シミが広がる股布の中央部分の盛り上がりを、爪の先で布地の上からカリコリとひっかいてやる。
「ひあんっっっ……やっやめろっ、今すぐその指をはなせっ…ひっ…ひっかくなっ…やめろと言っているだろうっ……こっ殺す、絶対、お前を殺してやるからな…ひっ…こっ、こら、指を動かすなっ…あっ…やだっ、やだってば……こするなぁっ…こすっ…そこっ…指がっああぁっ……ひぃっ」
森エルフの美女は、たったそれだけで、両手を頭の上に組んだ姿勢のまま、白い喉をそらしビクビクビクっと背筋を震わせる。
どうやら、軽く気をやってしまったらしい。
俺の指先に、じんわりと布地から染み出す暖かい湿り気が伝わってくる。
おそらく、あの卑猥な魔法で無理やり二度もイカされた後で、身体の火照りもとれていなかったのだろう。
だがそれにしても、すごく敏感な身体だ。
エルフは、ニンゲンとは比較に成らないほどの鋭敏な感覚を持っていると言うが、性感帯にもそれが言えるとは、驚きの事実だ。ある意味大発見かもしれない。
「どうだ、気持ちよかったか?」
俺は、もう水気を吸いきれず、じんわりと愛液を染み出させているスパッツの股布部分を、くちゅくちゅと音を鳴らして指先で愛撫しながら、エルフ娘に意地悪くわざと聞いてやる。
案の定、あれだけ身体を痙攣させ、喘ぎ声をあげていたにもかかわらず、フィーセリナは声を荒げて言い返してくる。
「ばっばばばばバカ言うな、きっ、気持ちよくなんか…ない、ないに決まってる、こっこんな事をされて喜ぶ奴なんているわけないっ!いいから手をはなせっ、私に触れるな!」
拘束された姿勢のまま、緑色の瞳がありったけの怒りをこめて俺を睨みつけてくる。
だが、その瞳の奥にほんの微かだが、俺の虜となった美女獣人セスティアと同じ官能に魅せられた光が灯っている事に、俺は気がついていた。
ちなみに、まだ俺はペンス・ドーンの例のあの女を支配する力を一切行使していない。
発動条件は良く分からないが、セスティアの時のように、相手を侵食するようなあの強力な力の奔流は、まだ発揮されていない筈だ。
だとすると、本気で欲情しだしているんだろうか?
エルフ族は、森エルフに限らず大概、性に関しては非常に淡白というか、性的接触に嫌悪感さえ抱いていると聞いたことがある。
例えば敏感すぎる身体をいつも理性で押し殺しいたせいで、<性的絶頂>の魔法で強制的に開花させられた身体は、歯止めが効かなくなっているのかもしれないっという仮説を立ててみる。
「触れるなか……しかし、またここのシミが広がってきたのはどういうわけだエルフ殿?」
俺は、フィーセリナの履く黒いロングスパッツの股布にできた、恥ずかしい液で濡れた広がりをまじまじと見つめながら、意地悪くそう言ってやる。
愛液を染み込ませでできた淫らなシミは、フィーセリナの女の蕾を中心に、丸く円を描くように太股の付け根付近にまで拡大していた。
「なっななな何をバカな事を、そっそんなわけない」
事実を指摘され、焦りと羞恥にワナワナと震えるフィーセリナ。その顔立ちは細部まで綺麗に整い、なんとも美しい。
「ふぅん、でももうココは濡れて、すっかりぐちゃぐちゃみたいだぞ、ほら」
俺は指先で再度、淫らな汁が染み出している所を、ぐいっと押してやる。
ぐじゅうっ くちゅっ
指を押し当てられ、滲み出したエルフ娘の蜜液が、粘着質な音をたてる。
「あひっ、ち、ちっ違うぅ、こっこれは…ゆっ床が、床が濡れてて…」
「へぇ、そんな腰を床から浮かせて濡れるのか?」
理性で長年にわたり肉欲を否定し続けてきていた森エルフのお尻は、彼女の意思に反して俺の指をおいかけるようにして浮き上がっており、確かに床についていない。
「…………くっ」
その事に気がついたフィーセリナの頬が、またかっと赤くなり、言い返す言葉を失うと、桜色の唇をかみ締めながら羞恥に震えだす。
俺は、ついニヤニヤとにやけてしまうのを抑えながら、さらに指先を激しく前後に動かし、愛液で濡れてべったりとフィーセリナの秘部にはりつく布地越しに愛撫を繰り返す。
盛り上がった密やかな蕾を指の腹で押し込み、爪の先で何度もひっかくようにかき乱し、激しく撫であげ摩擦する。
くちゅっ じゅちゅっ くちゅっ
「んくっ……んっ……んっ…んっ」
その度に、フィーセリナは、唇をかみ締め声を殺しながら、ツタに絡まれた両手と脚をビクビクと震わせ、スレンダーな肢体をくねらせることで、必死に快感を逃そうと努力しているようだった。
それでも咲き誇る華のように開花した森エルフの敏感な女の蕾は、とめどなく甘い蜜を滴らせ、ズボンの股布を滲ませて恥ずかしいシミを広げていく。
「すごいな、もう尻のほうまで広がってるぞ、なぁ、何でココだけ濡れてるんだ?」
俺は、自分でも最低だと思うが、なんとも意地を張るフィーセリナが面白くて、ついついさらにからかってしまう。
「くうっ…んっっ……こっこれは、その……あ、汗だ」
フィーセリナはそう言うやいなや、真っ赤に頬を染めた端整な顔を、ぷいっと横に向けてしまう。
「へえ、森エルフはこんなトコだけ汗をかくのか、だったら拭いてやるよ」
「え?なっ何だ、拭くって…こっこら、やめっ、やめろって、ひあぁっ」
じゅちゅっ
手の平全体で、森エルフの股間を揉みしだき、拭うように何度も擦り上げてやる。
「ひあっ、ふっ拭くな、拭くのだめっっ…だめっ…だめだって…やめっ…こっ擦れて…あっ…んっ、んんっ」
何度丹念に磨きあげるように擦っても、秘所を覆う黒いスパッツの布地は、水をたっぷり含んだスポンジのように森エルフの言うところの汗を滲ませてくる。
「うーん、エルフは汗っかきだな、これじゃ駄目みたいだ、おおっ、そうだ、直接拭いてやるよ」
俺はさも名案を思いついたと言わんばかりに棒読みでそう言うと、片手で小刻みな痙攣を繰り返す股間をいじりながら、空いた手で武装解除の際に没収した小型ダガーを取り出す。
よし、装飾は豪華で驚くほど軽い高級品だが、特に毒とか塗ってあるわけじゃないな。
「ちょっ直接って、な、ななな何をする気だ……まさか! いや、いやだ、拭かなくていい、いいからっ」
俺はわざと聞こえないフリをしながら、フィーセリナの華奢な腰をぐいっと掴むと、片方の手にもったダガーの先端を、その濡れそぼり股間にはりついた黒いスパッツにそっと這わせる。
「動くなよ、すぐにこの邪魔な布をとって汗を直接拭いてやるから」
縛り草に拘束されたフィーセリナの身体は、微かに腰を浮かせることができるぐらいなので危険はない筈だが、それでも万が一の事があるといけないから優しく良い含めてあげる事にする。
「やだぁ、やめだってば……も、もういいって言っている、今なら特別に許してやる、だから……ひっ」
俺は、細心の注意を払いながら、ダガーを操ると、森エルフの伸縮性に富んだ黒いズボンの股間部分に切れ込みを入れていく。
「よし、できた」
一仕事終えて、満足げに微笑む俺。
森エルフの俊敏性を支えるすらりと長い美脚に、ぴったりと張りつく動きやすや重視の黒いスパッツ。
その股間部分が、俺の手によりすっぱりと縦に切り裂かれ、伸張性のある布地のせいで円を描くように丸く大きな口を開けている。
その丸い円の中は、周りの黒い布地と対照的な、真っ白な淡雪のようなエルフの肌を外気にさらけ出していた。
トロリと愛液を染み出す薄く色づいた肉の割れ目と、控えめに生えそろった淡い緑色の茂み、おまけに小さく窄まっている色素の薄いお尻の穴まで丸見えになっている。
うむ、我ながらいい仕事だ。
「みっみみみ見るなバカっ、見るんじゃないっ、もう見ないでぇぇっ……ぐすっ、ううっ、ひどい……こっこんな所……だ、誰にも見せたことないのに、こんなニンゲンなんかに……ぐすっ……くそっ、こんな酷い事をよくも……覚えていろ、必ず殺してやるんだからっ」
ニンゲンにはありえない完璧に整った美貌を持つ森エルフ族の麗人は、悔し涙を溜めた目尻をつりあげ、宝石のような深い緑色の瞳に恨みを込め俺を睨みつけている。
その美貌を怒りと屈辱そして何よりも羞恥に染めながら、必死に身をよじり、俺の視線から少しでも大事な部分を隠そうとするが、当然それは緊縛されていてかなわない。
「よし、じゃあさっそく汗を拭くとするか、直接」
半泣きの高貴なエルフを嬲るという加虐行為に没頭している俺は、指をわきわきさせながら彼女のズボンに開けられた穴に迫っていく。
「まっまままま待って、ちょっ直接って、だめっ、だめだからなっ……うううっ、なっなんでお前のようなニンゲンに、この私が、くそっ解けっ、やめろっ」
フィーセリナは、形のいい弓型の眉を寄せ、唇をわななかせながら、華奢なつくりの顔をブンブンと左右にふりで必死に抵抗している。
だが、それとは逆に森エルフの脚の間でほんのりと色づいた肉の割れ目は、じゅんっと淫らな液を滲ませ、俺の指に触られるのを期待するかのように、ほころびはじめていた。
俺は、指を一本たてると、その密やかにヒクつく小さな裂け目に、潜り込ませていく。
ちゅぷっ
「んあああっ、なっななななっ何、何、入ってきてるぅ…嘘っ…あひっ…うっ動かすなこの変態、こっ殺す、ぶっ殺してやるからっ、変態めっ…くうっ」
愛液に濡れた肉ひだは暖かく、そして瑞々しい弾力と張りのある柔らかさは絶品だった。
しかし、肉の窄まりは、俺の侵入をしっかりと拒み、指の先端をもぐりこませることがやっとのきつさだ。
「すごい、締まってるな……じゃ、たっぷり汗を拭くから、覚悟しておけよ、エルフのお嬢さん」
俺はもう意地悪モード全開で、その蜜を滲ませる閉ざされた割れ目に添え、左右にぐいっと広げる。
ねちゃっと高い粘度の愛液が糸をひき、唇状の肉ヒダの間から蜜壷の入り口が露出する。
そのきゅっと締まった膣口を指先で丹念に撫であげ、おもむろに指の先端をひねるように狭い穴の中に突き入れほぐしだす。
ちゅぷっ くちゅっ
「ひあっ…くっ…ひっ……ひっ…ゆっ指…入ってるうぅっ……あひっ、こら、ひっ、広げるな……はひっ、ひっ、ひぐっ」
森エルフのフィーセリナは、ズボンに開けられた穴から丸見えになった肉壷の入り口を指でほじられ、半泣き状態で切羽詰った声をだす。
その度に、きゅうきゅうと締まる密やかな肉壷の入り口から、愛液がトロトロと滲み出してくる。
俺はさらに調子にのって、その甘く蕩けるような柔らかく小さな蕾を弄繰り回していた。
ちゅぷっ くゅちゅっ ちゅっぷっ
「んっ……ぐすっううっっ…もうっ…いや、いや……やめ、やっやめて……くっ……うぐぐぐぐっ……くっ…んっ……くぅーんっ、んんっ…っっっ」
俺の指が動く度に、フィーセリナは薄い唇をかみ締め、整った眉を潜めて、嬌声があがりそうになるのを必死に堪えているようだった。
その細く華奢な小顔を左右にふり、緑のサラサラとした髪をゆらし、弄られる肉の快楽から逃れようとする。
しかし、理性の鎖から解放され、開花してしまった敏感すぎるエルフの身体がそれを許さないのだろう。
「くうぅ…んくぅっっ……くううぅぅぅつ、く〜っっ、んっ」
時折、そのスレンダーな肢体を小刻みにヒクヒクと震わせ、つま先で何度も宙をけり、断続的に背筋を痙攣させている。
その度に、森エルフの麗人は、何度も軽い絶頂に至っているようだった。
くちゅ くゅっ くちゅっ ちゅっぷっ くちゅくちゅ
古代の遺跡の通路で、植物のツタに拘束された幻想的な美貌をもつ森エルフの女レンジャー「魔弾」のフィーセリナ・エルダール。
そのエルフ美女の下半身を覆う黒いロングスパッツの股間に開けた穴に、俺は指を突き入れ、狭い肉穴を掻き回し続ける。
「んっ……っっ…くっ…んんんっっ!……っ………んんくぅっ!……っっ」
絶頂に駆け上がる度に必死に声を殺し、涙目で艶っぽくよがるフィーセリナ。
俺はそんな麗人の窄まった膣口付近だけを集中的に指で責め続け、そのスレンダーな肉体を連続でイカせ続けていた。
フィーセリナは、そんな絶え間ない絶頂地獄に翻弄されながらも、それでもエメラルドグリーンの瞳に、いまだ森エルフのプライドを失わず、絶頂の谷間に意識を取り戻しては、涙ごしに俺を刺す様な鋭い視線で睨みつけてくる。
「あれ?おかしいな、どれだけ拭いても汗が溢れてくるぞ、これじゃ駄目だな」
俺は、森エルフの敵愾心が薄れていない事を確信すると、さらに激しく責めるべく、自分でもこんなに意地悪くできるのかと驚く程に嫌みったらしくそう言い、ちゅぽっと粘着質な音わざとたてて、指先を膣口から引き抜く。
俺の指先は、狭い蜜壷の入り口に先端だけ入っていたにも関わらず、既に根元まで滴った愛液でびちゃびちゃに塗れていた。
「ふあっ……はぁはぁはぁ………も、もう気が済んだろ……さっさとはなれろ」
ようやく、絶え間ない快楽の波から逃れられたフィーセリナは、これで終わったと思ったのか、荒い息をつき若草色の胸当てに包まれたバストを上下させながら、安堵感を漂わせている。
「え?何を言っている?まだ汗がでてるから、ちゃんと拭いてやるよ遠慮するな……そうだな次は舐め取ってみるか」
俺は、何?何の事?っとそらとぼけながら、森エルフの脚の間に今度は顔を寄せていく。
そして、れろーっと舌をわざと見せつけるように伸ばして、トロトロと蜜を溢れさす森エルフの秘唇に近づいていく。
「なっなななな舐めるって……な、何で舌を伸ばしてるんだ、まさか、おい、こらっ、顔を寄せるなっ、はっ、はなれろ、お前のような卑怯なニンゲンに触れられると虫唾が走るっ……あひっ、舌がぁぁっ」
伸ばした舌腹を、エルフ美女の肉の割れ目にぺとっと貼り付けると、溢れでている淫液ごと、ほのかに桜色の秘所をベロッと一気に舐め上げる。
「ひやあぁっ……なっ舐めるな、へ、変態っ、こっこんなところ舐めるなんて、お前は変態だっ……ひっ、また、もう舐めるなって言っているだろっ、ひ、人の話を聞け、バカニンゲン…んひゃっ…あひっ、あっ」
勿論、俺はフィーセリナの声なんか聞く筈もなく、彼女のわずかに生えた淡い緑色の茂みに鼻先をおしつけ、伸ばした舌で執拗に肉の割れ目を舐め回す。
「ぺろ、べろっ、じゅるるっ」
わざと音をたて、舐め回しながら、エルフ美女の艶々とした桜色の肉ヒダの味を堪能する。
たっぷりと溢れ出ているフィーセリナの蜜は、エルフ特有の体臭の薄さと同じように、あまり匂いも味もない。
だが、ニンゲンよりも遥かに狭い蜜口への潤滑さを増すためなのか、その粘度はトロリと濃く、俺の性欲をいやがうえにも刺激する。
「くうぅ、変態っ、バカニンゲン、舐めるなっ、舐めないで……あひっ、あっあっ」
俺は、フィーセリナの要望とは反対に、溢れた蜜を擦り付けるようにして肉壷の入り口をたっぷりと蹂躙する。
俺が舌を動かす度に、フィーセリナは腰をビクビクと激しく痙攣させ、せっかく舐め取ってやった濃厚な愛液が、また狭い肉壷の穴から滾々と湧き出てくる。
「う〜ん、これは奥まで徹底的に拭かないとだめだな、その方がいいだろ?」
「はぁはぁ…もういいっ、もういいから、やめろっ……もう、舐めちゃだめ!」
荒い息をはき、小さい顎を突き出し白い喉をさらして喘ぐフィーセリナの様子は、艶かしく色っぽい。
その姿にそそられた俺は、さらに徹底的にヤリつくす不退転の精神を固めると、今度は舌先を尖らせ、エルフ美女の狭い膣内に潜り込ませていく。
じゅにゅうっっ
淫液をたっぷりと含んだ蜜壷の入り口に粘着質な音をたてながら、舌を差し入れる。
「ふぁあああっ、なっななな何をっ、舌っ舌がっ、入って、ひいあっ」
エルフ特有の膣口は、先程しっかり指でほぐしたにも関わらず圧倒的に狭く、その膣内は侵入してきた異物である俺の舌を、ピンク色のみっちりと詰まった肉壁で押しつぶしてくる。
俺は、舌をぎゅっと締め付けるフィーセリナの膣肉を掻き分け、穿り返すようにして舐めまわしてやる。
「れろっ、レロレロっ……舐めても、舐めても、溢れてくる、もしかしてお前、気持ちいいんじゃないのか?」
「へ、変態っ、こっこんなケダモノみたいなことで…あひっ…かっ感じるわけ…ないんだろうが…んあっ……きっ気持ち悪いだけ…んくっ…って…あっ…ほ、ほじるなっ、ほじっちゃだめっ、それ、やめっ、すごっ…んああああっ」
フィーセリナは、俺の舌先に秘肉の中をベロベロと舐められ穿られるたび、細い顎をのけぞらせて、嬌声をかみ殺すことも忘れ、甘い声を響かせる。
「ん?何をやめるって?」
舌を突き出したままなので喋るのは大変だが、それでも俺は一秒だってこの柔らかく暖かな蜜を噴出す泉から顔をあげたくなかった。
そんな俺を惑わせ誘惑する甘く実った果実を全て貪り食うため、肉の割れ目の奥に鼻先まで埋め、絡みつく肉壁を擦るように舐め上げる。
「ひあんっ、そ、それをやめろっと言ってるんだ、し、舌でっ、わっ私の中を…あひっ、ほ、ほじくりかえすのを…やっやめろとっ言って、うぅっ、あひっ、中、中まで舐めるなっ、んひいっ…こっ、殺すぅっ…ぜったいに殺してやるぅっ…あひっ」
フィーセリナは、今まで以上に細い腰をビクビクと痙攣させながら、切羽詰った喘ぎ声をあげている。
性の快感に開花したエルフの敏感すぎる肉体は、与えられる官能にますます過敏に性感を高めている。
「れろっ、れろっ、ぺちゃぺちゃ、んっ、レロレロ」
俺は、そんな快感に翻弄されるフィーセリナに聞かせるために、わざと音をたてて肉穴を舐め、絡みつく狭い内部の肉壁のヒダをめくり上げるように舌先で捏ね回す。
「うくっ…ぴちゃぴちゃ言ってるっ、あひっ、舌っ、舌で舐められ、んひっっ…くうっ…っっ…わっ私の大事なところが…ニンゲンなんかに汚されて…いっ…い くっ…くっ…ううっ…も、もう森に帰れないっ…駄目になる……このままじゃ……掟が…エルフの…掟が…ひっ…こっこんな奴にっ…いっ…あっ、あっ、あっ」
フィーセリナの広げた太腿を痙攣し、半開きとなった桜貝のような小さな唇から涎を垂れ落ち、緑色の瞳が焦点を失いとろんと蕩けていく。
俺は、そんな絶頂に襲われ恍惚としている森エルフの美貌を見上げながら、黒いスパッツに覆われたピチピチとした太股に両手をかけ、さらにぐいっと押し開く。
「……あひっ…はぁはぁ…もっもう…やめて……っっ…」
息も絶え絶えなフィーセリナは、身体に力が入らないようで、簡単に彼女の美脚を限界まで左右に押し広げ、全開に開脚させていた。
黒いスパッツに開けられた丸い穴からのぞく割れ目は、両太股を左右に限界までさかれ、唇状の肉ヒダがぱっくりと開き、蜜壷の入り口までさらけ出している。
俺はおもむろに、極上の肉の蜜穴に顔を押し付けると、蜜壷の入り口に吸い付いて、愛液を啜り上げる。
じゅるっ ずずずずずぅっ
「ひああああっあっ、あっ、あっ、すっ吸われてっ…ニンゲンにぃ、ひいっ、やぅ…やめっ…っ……あっ、あひっ…んあっ、あっ、あんっ」
フィーセリナは、膣口を吸われる快感に目を見開いて覚醒すると、新たに加えられた快感に耐え切れず、またしても美貌をのけぞらせ白い喉を晒し、緑色の髪を跳ね上げる。
そのエメラルドの瞳は、もう俺への敵意や殺意をはなつ余裕すらなく、ただ押し寄せる官能に染まりきっていた。
じゅるじゅる じゅるるるっ
「っぅ、ぁぁっ…っっ…いっ…いぃっっ…っっ、ぁっ」
俺は、森エルフの娘の甘くすすり泣くような啼き声を聞きながら、蜜口に吸い付き、その溢れ出るエルフ特有の淫液を啜り上げ、伸ばした舌を狭い膣口に突き入れ、弾力のある肉の詰まった膣内を舐め回す。
さらに、片方の手で太股を撫で回すと、もう片方で、肉穴の上部で密やかに息づいているエルフ美女の淫核を摘み出す。
おもむろに二本の指の腹で、その淫らな木の実を皮ごと押し潰すようにグリッと捏ねる。
「……………っっ!」
快感のため焦点の失って蕩けていたフィーセリナの緑の瞳が、一瞬見開らかれ、桜色の薄い唇から舌を突き出し、言葉にならない絶頂の声をあげる。
その華奢な背筋はそり返り、拘束された脚の先をピンっと伸び、やがてがくりと力を失い垂れ下がっていく。
彼女の蜜壷の入り口が、ぴゅっぴゅっと潮をふいていた。
「……っっ…にっ、ニンゲンに……この私が……こんな……気持ちいい……ぁぁ………されて…………駄目っ……森の……掟が……っっ」
空ろな瞳のフィーセリナは、弛緩したスレンダーな身体をツタに預けるようにして荒い息をつきながら、その可憐な唇から屈辱の恨みに満ちた、しかしどこか満足げな響きが混じった声を漏らしていた。
耳に響く、その微かな森エルフの娘の声。
そして舌に絡みつく、淫液にまみれた艶やかな蜜壷の肉壁の感触。
俺はもう、この森エルフの女レンジャー、「魔弾」のフィーセリア・エルダールの肉体に夢中だった。
このニンゲンにはありえない、最高の整った美貌と完成されたスレンダー肢体。
そして快感に開花した敏感な性感と、蜜肉がたっぷりと詰まった狭く締め付ける肉穴。
この華麗かつ卑猥な最高級の肉体を持つ美女を自分のモノにしたい。
そう俺が思うのと同時に、体の奥から、途方もない力が沸き上がってくる。
そう、これは前にも感じたことがある……ペンス・ドーンに与えられた支配の力だ。
まるで俺の欲求に応えるかのように、支配の力が発動する。
目には見えないその力が溢れ出すのを俺は確かに感じていた。
俺の望んだ通り、まるで水飴の様にどろっとした力の塊が、俺の舌を伝わり、フィーセリナの蜜壷の中に流れ込みだす。
圧倒的な支配な力は、森エルフの美女の膣内から侵入し、その肉厚の膣壁から染み込むように広がっていくのがわかる。
セスティアの時は、確か接吻をした時に、口から支配の力を流し込むように使った覚えがあるが、今回は、はからずもフィーセリナの膣口から支配の力を注いでいた。
場所は違うが、効果は同じなのだろうか。何か大変な事にならなければいいけど……
などと頭の片隅で考えながら、俺はもうそれはたっぷりと支配の力を、フィーセリナの膣内に注ぎ込んでいた。