私はただ・・・
Gさん 「なぁ、宮野君」
ソラ 「はい?」
浮かれていただけなのかもしれない
Gさん 「今週の土曜日にウェイクボードいかへん?」
ソラ 「行きますー」
それが、なんなのかも知らずに
ソラ 「メンバーは?」
Gさん 「あとはH君だけ」
それが、悪夢の始まりだとも知らずに・・・
空色の雫(仮)突発企画
Nightmare of BIWAKO
〜前編〜
〜9月下旬 火曜日(会社内)〜
ソラ 「あ、でも仕事入るかもしれません…明日出張なんですけど、なにかあったら延期しちゃうんで……木曜まで返事待ってもらっていいですか?」
Gさん 「ええよ」
Gさんの去った後、「ウェイクボード」について検索する私。
……ほう。水上版スノーボードみたいなのかな? ……スノボなんてやったことないなぁ……大丈夫か?
と、土曜日に心を奪われつつ、翌日の出張の準備をしてました。
〜水曜日(出張先)〜
ソラ 『うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?』(心の声)
『なにか』が起きてしまいました……一度大阪へ戻って、木曜日に再び出張することが決定。
〜木曜日(再び出張先)〜
ソラ 『にょえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?』(心の叫び)
『なにか』が(以下略)。 今度は出張先にて宿泊決定。
ホテルを探してみた所、「シングル」の部屋は埋まってましたが「ツイン」の部屋が空いていました。
仕方が無いので、ツインに泊まることに。
広。
なんというか、かなり落ち着きません。貧乏性だからでしょうか。
その夜
Gさんからのメール『結局、どうする?』
少しだけ考え
ソラの返信『行きます〜』
仕事は明日どうにかなると判断。 ……ほんまに大丈夫か?
Gさんからのメール『あと、Hさんが仕事でいけなくなった』
マジッスか……どうするんですか? とメールをしようとした所で
ソラ「電池切れ……」
なんと間の悪い……でも、大丈夫。携帯用充電器(単3電池で動きます)を持ってますので。
装着っと。
ソラ「…………?」
充電のランプが点かない?
数分もすれば点くだろうと、放置。そして、そのまま就寝。
〜金曜日(出張先)〜
ソラ 「まったく充電されてない……」
後日談ですが、その充電器の電池を取り出してみましたら液漏れを起こしてました。
気を取り直して、お仕事開始。
今日は何も無いよね? 大丈夫だよね?
午後には帰社することができました。
そして、帰り間際
ソラ 「先輩、明日は来れません。何かあったら明後日来ます」
一応、断っておくことに。もうちょっと脅しっぽかった覚えがありますが、ぼかしました(ぉ
〜土曜日(悪夢の始まり)〜
危惧していた台風もうまいことそれて、逆に暑いくらいです。半袖でもいいかなと思えてきます。
しかし、もう9月も終わりに近づいている上に、湖上は寒いと聞きます。長袖で行きましょう。
さて、ウェイクボードの舞台となるのは(センスの無いタイトルでも分かるように)琵琶湖です。
ここから琵琶湖へのアクセス方法は
最寄り駅 ⇒ 新大阪駅 ⇒ 京都駅 ⇒ 雄琴駅
しめて1270円。 ……地味に高いよ……
往復で2540円。 ……すごく高いよ……
お金のことを考えて、ちょっとへこみつつ出発。
〜新大阪駅〜
乗り換えの為、少し歩いてるとGさんからのメールが。
Gさん 『H君のかわりにKさんが来てくれるってー』
んじゃ、予定通り3人ですね。
〜雄琴駅〜
現在時刻:2時 待ち合せ時刻:3時
ごっつ、早すぎた…
何もすることが無いので、ぼけ〜っとしてました。約45分後くらいにGさん到着。
ソラ 「バイクですか」
Gさん 「おう。とりあえず、乗りな」
ヘルメットを装着し、後ろに座る。
バイクで2ケツは大学生の頃、Tさやさんに駅まで送ってもらった時以来やなぁ。
信号待ちで眠りかけて、走り出しで落ちそうになったのもいい記憶だ。
(睡眠不足での2ケツは大変危険です。十分注意しましょう)
などと考えているうちに到着。
んー、琵琶湖は初めてやなぁ。
そして、私は思い知ることになるのだった
死の恐怖を……
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