「ネーム・分類に関わらず、目標のキャラクターひとりをブレイク可能」
やはりこの能力が「スーパーアイドル」たる所以でしょうか。
誰にでもアイドルになるチャンスはある。と、言った所でしょう。
さて、ゲームとしてこの能力を見てみましょう。分類無視というのは大変強いです。
少しでも白が多めのデッキになったならば、入れてみようか迷うカードです。(持っていればの話ですが…)
しかも、精神力0のいやらしい能力を持ったキャラクター(難波いのり<注1>・スクルド<注2>など)が多い昨今…
それらを出されて、手元に小鳥遊がいる場合は、さくっとダメージ1を与えましょう。
さて、問題となってくるのが次の能力。
「あなたのターン終了時、パワーが精神力未満だった場合、パワーが精神力と等しくなるか、手札がなくなるまで、あなたの手札をパワーカードとしてセットする。」
即ち、手札が余ってて小鳥遊にまだパワーカードをセットする余裕がある場合(主に5枚ささっていない時)
強制的に手札からささなくてはいけません。
……3コスト払ってこれはないだろう……
そう思う方もいるでしょう。しかし、前半の能力を考えるとそれも致し方ない事なのかもしれません。
補給路(チャージ・ドローの大量生産)が出来るまではブレイクにためらってしまいます。
最悪の場合、取っておいたプロジェクトカードやファストカード。さらには小鳥遊に装備させようと思っていたパーマネントカードまで捨てねばなりません。
では、これを逆手に取った行動を紹介しましょう。
キーカードはノルン三姉妹の長女・ウルド<注3>です
ウルドはディスカードフェイズ前に追加のドローフェイズが入るという能力を持っています。(余談ですが、私はウルドドローと呼んでいます)
まず、小鳥遊とウルドが場に出ている状態でパワーカードフェイズに移り、わざと小鳥遊をパワーカードが最高までささっていない状態のまま終了を宣言しましょう。
その後、ディスカード前のドローが入り、新しいカードが手元に入ります。
それを含め、ターンエンド時にさすカードを選ぶ事が出来る。という事が出来ます。
これを知っていると知らないとでは、戦略の幅がちょっと変わってくると思います。 注意すべき点は「ウルドの能力によるドロー」と「エンド時に小鳥遊にパワーカードをさす」行動の間には「ディスカードフェイズ」が入ります。
追加ドローでうっかり手札上限を超えないように気を付けましょう。
最後に、オリオンのキャラクター(♂キャラ)から小鳥遊へとブレイクする時はこう言いましょう
「性転換ブレイク!!」
これを書きたいがために作ったんだよね。実は(笑)
注1:演歌歌手“難波いのり”:ワーカーアイコンを持つキャラクターの精神力を−1する。
注2:ノルン“スクルド”:勢力フェイズ前に追加のディスカードフェイズを加える。
注3:ノルン“ウルド”:ディスカード前に追加のドローフェイズを加える。
ちなみに、ウルドとスクルドが同時に場に出ていたとしても、「スクルドの能力で得たディスカードフェイズ」の前に「ウルドの能力によるドローフェイズ」は加わりませんのであしからず