だって… Vol,213
(白夜さん 作)
そら「白夜さん32作目です」
2号「祐一と佐祐理さんが結婚した後の話だな」
そら「ええ。舞は一緒に同棲してない様子です」
「あなた、何を見てるんです?」
「んっ、ちょっとお前との結婚式の写真をな」
「あ、懐かしいですね〜、もう三年も経ちますか〜」
「ああ、あの時は舞がエライことしでかしてくれたからな」
「舞がなにかやりましたっけ?」
「ほら、祝辞の時だよ。あれはすごかったよな」
「だって…」
「いきなり、「佐祐理! 結婚するなッ!! 祐一のこのバカ〜〜〜ッ!!」なんて泣きながら大声で言い出したんだぜ」
「…ああ〜! そうでしたね〜、すっかり忘れてました」
「あの時の司会を北川にまかせてよかった。すぐにまとめてくれたからな」
「でも…「レズはほっといて」って言い方はひどかったけどね」
「いま、思えば懐かしい出来事だな…」
「あはは、今度久々に舞を呼びますか?」
「そうだな…」
ある夏のお話でした……
fin
(自分の部屋という名の赤い扉にて)
そら:俺はこの……
2号:そのネタはいい。しかし、色の部屋シリーズは打ち止めか?
そら:………………
追記・しかる後5個つづけて白夜さんです