だって… Vol,223
(白夜さん 作)
そら「白夜さん40作目です」
2号「もうすぐ50か……」
そら「乗っ取られるのはいつの日か」<マテ
キィィッン!! ズザーーーッ!!
「くっ……!」
「下がっていろ! 舞ッ!! あとは俺がやるッ!!」
「待って! 祐一…!」
「いいからお前は黙って自分の仕事をしろ!」
「自分の仕事…?」
「ああ、そうだ」
「だって…」
「戦いの歴史を伝えるのが女の仕事だろッ!!」
「……わかった」
「よしっ! ……ぐああッ!!」
「祐一、十二秒でKO負け…ちゃんと秋子さんに伝える」
「れ、歴史って……俺の敗戦じゃない」
「…じゃあ、なにを伝えればいいの?」
「こ、子ども達に………歴史を……!」
「私、まだ十八…。子どもはいない」
「ぐふっ…」
「それに相手もいない…」
タタタタタッ! キィン!
fin
(自分の部屋という名の夢にて)
そら:祐一、殉職
2号:殉職じゃないだろ
そら:じゃあ、無駄死に<マテ
追記・もう一本白夜さんです