相沢祐一の平和な日常…?
白夜さん 作
祐一「………はぁ〜〜ッ!! やっと勝てたぜッ!!」
俺はPS2のコントローラーを布団に投げ、大の字になって寝た
祐一「エクストリームのソリダスは強すぎだ、ミサイル切り払いをくしして倒したぞ」
俺は一度のびをして時計を見た
祐一「げっ! 八時を過ぎてる……舞に会いにいかなきゃ………まあいいか、EDを全てみてからにしよう」
…………………………。
時間が経つこと一時間……
祐一「DNA情報にないものを子に伝える………いいねえ!! しびれるぜ!!」
祐一「スネークもカッコイイが雷電もいいねえ……俺もいつか自分の遺伝子を子に伝える日がくるかなぁ〜〜」
そんな妄想をたてて布団に転がった
祐一「……まあ、いつか来るだろう。さて、舞のところに行くか」
俺は部屋にすみに置いておいたP−90を手に取った
祐一「さすが秋子さん。注文して三日以内に必ず届くな」
…というか、日本の何処で軍からP−90が払い下げされてるのか気になる。
祐一「これで俺もソリダスだぜ!!」
先ほどの考えをうち消し、P−90を背中にいれて外に出た
祐一「……舞がいない」
学校に着いた俺は舞を探した。だが、どこにもいない。こんな時ソリトンレーダーがあれば便利なんだが……
祐一「やっぱり夜食を買ってこなかったのがまずかったかな……」
そう愚痴っていると後ろから「奴」が攻めてくる気配を感じた
祐一「来たか! 新型の力を見せてやるぜ!!」
俺は「奴」に向かってP−90を連射した
祐一「ハハハハハッ!! どうだ! この威力!!………って、あれ?」
弾は全て「奴」に当たる前に反れていた
祐一「なんだと! こいつはフォーチュンか!? いや、今のテクノロジーを使えば奇跡や幻想も作り出せるって言ってたしな……(オイオイッ)」
そう考えている間に俺の身体は「奴」の攻撃を受け、後方に吹き飛んでいた
祐一「ぐはっ! きったねぇぞ…! 銃が通用しないなんて……!!」
舞がいないときに「奴」に襲われたのは初めてだ。さっきの攻撃の衝撃で動けなくなった身体の前に「奴」が来た
祐一(くそ…! 俺はまだ遺伝子を後世に伝えてないぞ!! こんなところで死ねるか!!)
だが、身体はいうことをきかない。死を覚悟した刹那、俺の目の前を持ち主を持たない剣が横切った。おそらく投げたのが奴に刺さったのだろう
祐一「この剣は……! 舞!!」
舞は無言のまま走って剣を取りにいった。相変わらず飛影のような動きで魔物と戦う
祐一「実際、飛影みたいなもんだよな」
いやいや、動けないまま観戦するが本当に忍者みたいな動きをする。本当にあいつは人間か? その前に女か?
祐一「だが、着ている服を考えて動けと思うんだよな」
座ってなくてもそうだが、あの制服ではジャンプしたり前屈みで走ったりすると結構ナイスなアングルで見えるんだよな
舞「………………ちっ」
舞がおっさんみたいに舌打ちをして俺の元にやってきた
祐一「助かったぞ、舞」
舞「……………」
祐一「……舞?」
めずらしく(?)舞が不機嫌そうにしていた。舞がこんな風になるんだからよほどのことがあったに違いない
祐一「…舞、なにかあったのか?」
舞「……魔物に懸賞で当たったPS2を壊された」
祐一「家に置いてから学校に来い!!」
舞「……来る途中、商店街寄ったら当たった物だったから」
祐一「はぁ……それで、魔物は倒したのか?」
舞「……逃げられた」
祐一「そうか」
舞「……IMPACTがやりたかった」
祐一「スパロボかよッ!!」
その後……俺と舞は夜の学校で太陽が昇るまで技術室で舞のPS2を修理していた
朝になって生徒が学校に登校し授業の仲、俺たちは治らないPS2を机に置きっぱなしで床に寝ていた。
むろん、時間が経てば技術室を使うクラスが出てくる。今日、学校で初めて技術室を使うクラスは俺のクラスだった…………
床に寝る若い男女……これを見た俺のクラスメイトはなんて思うだろう、なんて言うだろう、あとは想像にまかせる……………
北川「敵(相沢)発見!! 応援を送れッ!!」
続く。
名雪「どうして、先輩と寝てるの?」
祐一「ぁぁ……なゆきか………PS2を……! 頼むッ!!(ガクッ)」
香里「寝ちゃったわね」
教師「今日の授業は、予定を変更してPS2の修理をやるぞ〜!!」
結局、俺たちは授業中も床に放置されっぱなしだった
想良:「だって…」と共に一般SSも頂いてしまいました。ありがたやありがたや
2号:そうだなぁ……見てる人いるのかどうかも分からないこのHPに送って頂いたんだからな
想良:うむ……ああ、PS2欲しいよぅ……商店街で当たらないかな……
2号:そして、魔物に壊されると
想良:………………
戻る