ISBN | タイトル | 巻 | 作者 | 定価 | 発行所 | レーベル | 発行年 | 月 |
4087474399 | 白夜行 | ONLY ONE | 東野 圭吾 | ¥1050 | 集英社 | 集英社文庫 | 2002/ | 05 |
内容 | |||
前作「秘密」で、温かくて切ない物語を紡いだ東野圭吾が、今回は読む者の心を冷え冷えと切なくさせる。 1973年に起こった質屋殺しがプロローグ。最後に被害者と会った女がガス中毒死して、事件は迷宮入りする。物語の主人公は、質屋の息子と女の娘だ。当時小学生だった二人が成長し、社会で“活躍”するようになるまでを、世相とともに描ききる。2人の人生は順風満帆ではなく、次々忌まわしい事件が降りかかる……。当然ミステリーだから謎が隠されているわけだが、真相は途中で暗示されてしまう。しかし謎の存在などどうでもよくなるほどのスケールの大きさが読後に残る。(石飛徳樹) |
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お好み度 | 一言?感想 | |||
☆☆☆ | 事件の真相は早い段階で分かっちゃいますが、急速に変化する時代の中、複雑に交差する登場人物たちに引き付けられていきます。 |