女族隷属

2−2 外美痴漢

「うううぅ」
正樹は喉の奥からしぼりだすような声をあげていた。
「あら、どうしたの?」
ぴったりと正樹を挟み込んだ二つの豊満な胸がぐいぐい押し付けられる。
「や、やめてください」
「あら、これはお仕置よ、我慢しなさい」
「…フフフ、そうですよ」
二人の美女は上から正樹を覗き込むようにして妖しく笑う。
「あうぅ、何でこんなことに…」
密着する体が電車の振動と共に上下にゆれ、たまらない肉感を伝えてくる。
「君が悪いのよ、襲ってくださいって目でみるんだもの、それに先にいやらしいことしてきたのは君のほうなんだからね」
金髪の女性がうっとりした瞳で正樹を見ながら股間にのばした手をズボンの上でしなやかに踊らせる。
「あ、そ、そんなぁ」
おもわず眉根を寄せてなさけない声をだす正樹。
「痴漢はりっぱな犯罪よ、やりかえされても文句はいえないの」
「でも、ああ、こ…これも痴漢なんじゃぁ…ああ」
白い指は縦横無尽に正樹の股間を弄ぶ。
「あら、痴漢に痴漢し返して何が悪いの?…ふふふ、もうビンビンしてるわね」
「あうううう」
「……では、私もお仕置きさせてもらいます」
スッと白い手がもう一本、正樹の股間に舞い降りる。
その手は下から睾丸をさするように軽やかに動き、正樹を翻弄する。
クスクスクス
あえぐ正樹を見て楽しそうに笑う二人の美女。
「どう、もう痴漢はしない?」
「ああぁぅぅ、僕、痴漢じゃ…」
「……クスクス、あら涎でてますよ」
レンに、ぺろりと正樹の顎が舐められ、垂れた涎が吸い取られる。
「嘘つきはだめね、お仕置きを追加しないと……ねぇ君、名前は?」
心底楽しそうな青い瞳が正樹をみつめる。
「………」
もう何がなんだか、動転してる正樹は答えるのを渋っていた。
だが、正樹が黙っているのをみると、優しげだった青い瞳がすぅっと細まっていく。
「ふーん、私には言えないの…そう、それなら」
ガシッ
「あう!」
今まで正樹の股間を優しく撫でていた白指がガシッと服越しにペニスをつかむ。
「お姉さんに教えてくれないかなぁ、あなたのお・な・ま・え」
ニヤニヤ笑いながら服越しに正樹のペニスをぎゅううぅうう、と握り締める。
すごい圧力がペニスを襲い、溜まった血液がドクンドクンと脈うつ。
「あぅ…言います…言います…高梨…高梨 正樹です」
「ふーん、正樹っていうんだ、正樹、正樹ね、いい名前ね、……そうね、名乗られたら、名乗り返すのが常識ね…ふふふ、私はマイカ・ルーベルトよ、そしてこっちが」
「……レン・ハミルトンです、正樹様」
え?正樹様?いったいどうなってるんだ?
ついさっきまで痴漢を捕まえていた、正義感のある気の強そうな二人の美人が何故か今、正樹を逆に痴漢しながら、名乗りをあげている。
てっきり、正樹を前のビジネスマンのように逃がすのを恐れて名前を聞き出そうとしてるのかと思ったけどそうではないらしい。
その証拠に…。
シュシュシュシュ
「あぁぁぁ」
「ほらほら、いいでしょ」
金髪のマイカの頬が上気し、欲望に狂った瞳で胸の中の少年をみつめ、服の上からペニスを握って擦り続ける。
そして、赤毛のレンも負けじと正樹の玉袋をにぎると、中に溜まった欲望液をしぼりだそうと、揉みしだく。
「ふふ、もう息を荒くして、ほんとスケベね」
「……ほんとスケベ…でも…かわいい」
「ふふふ……そうね」
自分の手で感じてくれている正樹を優しい瞳でみつめマイカとレンは、さらに手コキ奉仕を続けながら、これ以上ないほど体を密着させる。
「あううううぅぅ、やめてくださいぃ」
正樹は腰からの快楽に脳髄を溶かしながら思わず呟く。
すると突然、スッと二つの淫乱な白い手が正樹の股間から距離を取る。
「あっ!」
気持ちの良い肉の楔から、あっけなく開放されてしまい正樹は図らずも残念そうな声をだしてしまう。
「あら?いいのよ、逃げたかったら逃げても」
「……無理やりはやですからね」
ふふんっといたずらっ娘の様に笑う大きな唇。
「!!」
さらに、正樹の顔を押さえつけていた豊満な胸がすぅっと離れ、体にまとわりついていた魅惑的な肢体が一歩あとずさる。
「どう?もうやめちゃう?」
「……どうなさいます、正樹様?」
マイカが大きな胸を押し上げるようにして組み、レンもわざと胸の谷間が見えるように前かがみな姿勢で話し掛ける。
二人は、挑むように体を見せ付け正樹を挑発していた。
正樹にとってこれは、この逆痴漢からぬけだす最後のチャンスだった。
「……僕は…」
正樹は突然、自分を覆っていたHなぬくもりが失われたことに驚くほど落胆していた。
もう、やめてください!
そう言おうと思っていたはずなのに、喉から声が出ない。
それどころか、正樹の体はもっとその美貌の女性達の奉仕を望んでいる。
ビクンビクンと萎えることのない、ペニスが目の前の美女達とやらせろと叫んでいるようだった。
「……それは…」
『それは?』
二人の外人美女はごくりと唾を飲み込んで正樹を見つめる。

実はマイカとレンにとって、これは大きな賭けだった。
この少年を逃がすつもりはさらさらない、しかしこのまま正樹に嫌がられながら逆痴漢を続けるわけにはいかなかった。
この少年にホントに嫌われるわけには………いかない。
長年コンビを組んで世界のVIP相手に商談を繰り広げた二人のキャリアウーマンはアイコンタクトで意思を通じ合う。
『…どうしますか?』
『ここは我慢よ、ぜったい逃がさないわ』
二匹の雌獣が獲物をねらっていた。
今すぐにでも、体を押し流す欲情にまかせて少年を抱きしめたい。
でも、それではだめだった。
マイカとレンは肉欲で蕩けそうな体をくねらせながら少年を見つめる。
少年を虜にしないとだめだ。
自分達がそうであるように……
それに、もしホントに嫌われたりたら………

マイカ・ルーベルトは思わず自分の体を腕で抱きしめる。
日に何億円もの実利益を生み出す仕事をこなし、無能な男達を顎で使うマイカにとって、いままで恐いものなどまったくなかった。
裕福な家に生まれたマイカは小さな頃から英才教育を受け、イギリスの名門スクールを主席で卒業、その類まれな頭脳と行動力で単身アメリカに渡ると世界でも屈指の複合企業でメキメキと頭角を現し、いまでは30才と言う若さで極東地域のゼネラルマネジャーにまで登り詰めていた。
マイカにとって男とは自分の仕事を邪魔するだけのやっかいな生き物にすぎなかったはず。
なのに、そんな自分がこんな年端も行かない少年にときめいているなんて…。
「はう」
正樹の返事を待ちきれず思わずため息がでてしまう。
いままでも無数の男性が自分に声をかけてきた。
小国の首相なみの権限をもつ役職、ずばぬけた知性、名門の血筋、それに加えて類まれな美貌に抜群のスタイルの彼女が男達の劣情を煽らないわけがない。
だが、そんな下種な男どもにマイカはいままでまったく見向きすらしなかった。
それが今ではどうだ?この少年の黒い瞳を見た途端、30年間感じたことのない感情が体を支配していた。
自分でもわからない熱いものが胸の奥からこみ上げてくる。
何でこんな気持ちに?と言う疑問さえ浮かばない。
それどころか、正樹に会えなかった昨日までの自分が可哀想にさえ思えてくる。
ああ、いますぐ正樹を抱きしめて、私の胸のなかで悶えさせてあげたい!
「ねぇどうするの?」
マイカは自分でも驚くほど甘ったるい声をだして正樹を誘い出していた。

一方、レン・ハミルトンにとっても、気持ちはまったく同じだった。
激情的な上司と異なり、レンは物静かで冷静沈着なその性格で上司をサポートしてきた。
マイカにその素質を見出され専属秘書に抜擢された時、彼女はその本能で悟っていた。
この人を一生サポートしていこうと。
レンにとって大切なのは上司を支え、彼女を公私にわたりサポートすることだけだ。
そして今、目の前で彼女の上司が濡れた瞳でどうみても中学生らしい少年を誘惑しようとしている。
彼女のいつもクールな部分が警告をだす。
暴走してる上司をとめるのが、私の仕事……
暴走してる?
もしかしたら、わたしも…
………でも、構わない。
彼女は自分で自分の心に鳴り響く警報装置のスイッチを切っていた。
レンはトロンとした目で正樹を見つめる。
いままで彼女の全ては上司への敬愛によって占められていた。
でも、今日からは仕えるべき主人が一人増えたことを本能的に感じている。
そうあの時と、同じ…マイカに初めて会った時と……
そのためには、この小さなご主人様に愛して頂かないといけない。
レンは自分の体を燃やす少年への愛欲に正直に動くことにした。
「……どうなさいますか、正樹様」
スーツごしに大きくゆれる自分の胸を揉みしだいていた。

そして高梨正樹も我慢の限界にきていた。
昨晩、冴子さんに性の快感を教えてもらってから、正樹の体はどんどん貪欲になっているようだった。
何十回と放出しても萎えることの無い正樹のモノ、交われば交わるほど体は活力を取り戻し、その度に恐ろしいほどの性欲が芽生えてくる。
僕の体一体どうなっちゃったんだろ?
その目の前に、極上の美女達が満員電車の片隅で正樹を誘惑している。
「ねぇ、やるの?やらないの?」
「……我慢は体に悪いです」
金髪の美女は真っ赤な舌を突き出し自分の唇をスケベに舐める。
赤毛の美女もまけじとスカートのスリットからのぞくストッキングに包まれた太腿をちらつかせる。
「…僕は…」
正樹の目線は二人の体の上を行ったり来たりしていた。
正樹にとってこんな超絶の美女に誘われるなんて夢のような話だった。
ただ、昨日の晩からSEXに取り憑かれていくような自分の体に不安も感じていた。
「……僕は…」
豪奢な金髪、気の強そうな美しい眉に、やや釣り目の青い瞳、ビジネススーツに包まれるひきましった体に大きく張り出した乳房と形のいい腰つきが、クイクイッと誘うように揺れている。
赤毛の美女も長い脚を見せ付けながら、スーツの胸元のボタンをゆっくり一つづつはずしだす。
それは、凄絶に色気のある光景だった。
昨日までの正樹ならもう射精してしまっていたかもしれない。
「さぁ、おいでぇ」
美女二人がゆっくり手招きする…
「…僕は…その…僕はもう!」
正樹はついに我慢の限界に達して叫ぼうとした。
その時
「うわっぷ」
ぎゅうぅ
マイカの豊満で形のよい胸が、正樹の口を覆い尽くす。
「だめよ、静かにね」
大柄な二人の外人女性に囲まれ正樹には見えないが、彼女達の向こうには何十人という、他の乗客がひしめき合っているのだ。
正樹はそのことを思い出し、柔らかい胸に頬をうずめて、こくりと頷く。
「あん、いい子ね」
正樹の顔がマイカの胸にぎゅっと抱き締められる。
気持ちいい、ふわふわして最高だ。
「もう我慢できなかったのね、ふふ、わかったわ、たっぷり愛してあげる」
マイカは胸の中で幸せそうに頬をすり寄せてくる少年を優しく見下ろすとにっこり微笑む。
もし、会社の部下が見たらそのマイカの笑顔に腰を抜かしていだろう。
たとえどんなに有能でもマイカが男に笑いかけることはなかったからだ。
その妖艶な笑みは正樹にだけ向けられていた。
「ふふふ、私の胸気持ちいい?もう虜ね」
だが、実際の所、そう言っているマイカのほうが正樹にメロメロになっている。
「フフフ、ちゅっ」
決して逃がさないように両手でしっかりと体を抱きしめると、その額にキスの雨をふらす。
「……ずるいですボス、わたしも」
レンがめずらしく口を尖らせて文句をいいながら、むにゅっと横から正樹を抱きしめる。
「…気持ちいいですか?」
「はっはい、なんだか暖かくて、やらわかくて」
「ふふふ、もっと良くしてあげるわ」
正樹の背後に回されていたマイカの手がまた正樹の股間に延ばされる。
「ふふふ、今度は直にいただくわ」
大きな口がにっと笑うと、指先が痛いほど盛り上がった股間の上に伸びる。
ジイイイィイイイ
「あ!」
正樹のズボンのチャックがおもむろに開かれていく。
「ああぁぁ」
「ふふふ、それじゃいただくわよ」
白い指先がファスナーの隙間から差し入れられると、もぞもぞと蠢く。
「うふ、すごい、もうこんなに」
マイカの手がむんずと無造作に正樹のペニスの根元を捕まえると、むりやり引きずりだす。
「あ、あ、だめですよ、そんな」
満員電車の中でペニスを放り出す奇妙な感覚に正樹は声をあげる。
「ふふふふ、素敵もうすごいのね、悪い子だわ」
「……お仕置きがいりますね」
マイカとレンのコンビは背の高さをいかして正樹をドアの角に押し込み、周りを囲む形になっていた。
満員電車の中で美女が二人、車内に背を向けているようにしか見えない。
「うううっ恥ずかしいよ」
「うふ、嘘おっしゃい、こんなになってるくせに」
金髪外人女性はベロリと舌で唇を舐めながら正樹にさらに胸を押し付ける。
隣で我慢していた赤毛のレンもおもむろに正樹に顔を寄せる。
「…もう我慢できません、ぴちゃ」
赤毛美女は大きな胸に抱えこんだ愛しい少年の耳に舌を這わせる。
「あ、ずるいわよ、わたしも…ちゅぴちゅ」
ぴちゃ、にちゃぴちゃぴちゃ
正樹の耳を美味しそうにしゃぶる二人。
「あ、ちょちょっと…」
「だーめぁ」
ねちょりとなめくじの様に耳の穴に潜り込むマイカの舌先。
「……んん、正樹様…」
レンは耳から頬にその舌先をなぞらせる。
チロチロと舌先が頬を遊び、やがて正樹の唇のまわりを舐めだした。
「あ、レン、私だって欲しいんだから」
ぬるりとマイカの赤い舌も耳の穴からターゲットを正樹の唇に変えると舐めまわす。
「はぁ…んん…あん」
「うあぁん…ああ…ボス…ああ」
ちゅる、ちゅ、ぬちゅ
正樹の口を奪い合っていた蠢く舌がやがて、絡み合う。
正樹の目の前で二人の舌が唾液を滴らせながら、お互いを啜り合っている。
「うう…ちゅ…あん…さあ正樹も、ね」
「……ああっぁん」
唾液をからめて動く舌が、ゆっくりと正樹の口元に再度せまる。
正樹は期待と欲望に股間を痛くしながら、その蠢く肉塊に自分の舌を差し込んだ。
ぐじゅるるる、じゅる、じゅうるうう
三つの舌が空中で絡まり、お互いの粘液を擦りあう。
とくに正樹の舌に美女たちの舌が吸い付き、なめしゃぶり、それはまるで蛇の交尾の様にいつまでも続いていた.
「あぁぁ、んん…んん…ん」
「正樹…いいよ……んん…」
「あう、正樹様、ずずずずずっ…美味しい」
正樹の舌を伝って落ちる唾液すべてが飲み込まれていく。
シコシコシコシコ
「あうううぅ」
それに呼応するように、むきだしのペニスをつかむ手がさらに激しく上下する
「すごい、熱くってドクドク脈打って、正樹、素敵よ」
「……わたしにも」
マイカの手のひらに筒の部分をつかまれ、愛撫される正樹の股間に、もうひとつの手が伸びる。
「うあぁ、そこは」
レンの柔らかい手は正樹のペニスの下、玉袋を包みこむように撫でさする。
「…ふふふ、ここにいっぱい正樹様の精液、詰まっているのですね」
どうやら、さっきも服の上から触っていたこの部分がお気にいりのようだ。
「ああ…正樹様…ちゅぅずうううう……」
「正樹、素敵、正樹のビンビン…ちゅ…んん…ん」
激しく蠢く下半身に伸びた手が、ぴゅぴゅっと先走りを飛ばす正樹のペニスを弄ぶ。
絡み合う三つの舌はやがて正樹の口の中目めがけて襲い掛かってきた。
「あうううぅ」
大きく口を開けた正樹の唇に左右から美女が口づける。
「んん…ちゅ」
「あは、んんん、うう」
周りからみれば、ドアに向かって車内の隅で二人の美女がやや前かがみになりながら、なにやら密談しているように見えるだろう。
しかし、よく見れば、その奥に二人にべったり密着され、豊満な巨乳で顔を押さえつけられた少年が、チャックから大きく勃起した下半身を剥き出しにして手淫されているのが見えただろう。ちゅううう、ちゅる、びちゅう、じゅううう
粘液のねとつく音も吸い取るように、正樹の口に左右から食いついた女たちは、持てる限りの愛情を注いで、必死に正樹の口の中を舐めまわす。
歯の裏を舌先でつつき、口蓋を舐めあげ、唾液をすすり、舌を咥えこむ
「むむむむぅ」
それは凄まじく淫蕩な景色だった。
正樹の舌はある時は、二人の舌を絡めて暴れまわり、マイカやレンの口の中に引き込まれ十分にその味を堪能すると、また別の美女の口のなかを駆け回った。
「あはぁ、ちゅるるっ……いいっ、いいわよ正樹、おち○ちんもぴくぴくしてるわ」
興奮に体を濡らす金髪美人は正樹のペニスを強弱を加えて掴みながら、さらに親指の先でスリスリと亀頭を刺激する。
「ぷはぁ、あぁぁ、すごいいぃ」
「……んん、ここもドクドクいってます、正樹様ぁ」
赤毛の美女が手を受け皿の様にすると、正樹の睾丸を丁寧にマッサージしている。
キュキュキュキュ シコシコシコシコ
「うひひいいい」
「……精液たくさん出してください」
恍惚とした表情でレンは大事なご主人様の玉袋をむにむに揉み続ける。
だしてもらうの。
いっぱいいっぱい、ここに溜まってるザーメン、ご主人様の子種汁。
それを想像しただけで、レンの女の部分はタラタラと愛液を流しだす。
さらにペニスに袋の中を搾り出すように、優しくそして過激な奉仕に夢中になる。
「ふふふふふ、いいわよ、先っちょが、んん、ちゅう、…んん…ネバネバしてぇ」
マイカもすでに淫蕩な思考に染まっていた。
キスだけなのにもう何度か軽くいっていた。
この私が年端もいかない少年に唇を与え、唾液を啜らせ、しかもペニスを手で扱いてるなんて…
この私が!
財政界の誰もが一目おくカンパニーの重鎮、その発言一つで経済市場を変動させる美貌のキャリアウーマンの口は、今はただこの少年の性欲の捌け口として使われていた。
「あんんん、正樹ぃ、もっとキスして、ちゅう……んん…そうよ」
ちゅるうう、ちゅちゅ、ずずずっ、ちゅ
背の高い二人が、巨大な胸で押さえ込むようにした正樹の顔に、上から唇を与えていた。
まるで愛しい小鳥に獲物をやる二匹の母鳥のように。
もっとも、餌は二人のうごめく舌で、肉の巣は小鳥を一瞬たりとも手放さず愛撫しつづけている。
「あん…ほら…おち○ちん、いいでしょ」
「うっうん、気持ちいいよ、マイカさん」
正樹がマイカの名前を呼んでにっこり微笑む。
その時!
ビクン!
正樹の黒い瞳がマイカの鋭く青い瞳を貫いた。
「あぁぁぁ!」
その途端、マイカの体に電撃のようにな甘い感覚が走る。
ピンと張り詰める姿勢の脚の先から頭の先まで一本の桃色の線が走っていた。
金髪美女の高い腰の奥、高級なシルクの下着に覆われた魅惑の肉の穴から、トロリと濃い液が流れ出る。
「…あぁぁ、名前呼ばれただけで…私、いっちゃった」
もうだめ、この子放さないんだから…いえ、離れられない。
すでに身も心もなんの変哲も無い中学生の正樹にメロメロになったハイエグゼクティブの金髪美女はゆっくりと正樹の唇にキスをする。
「正樹ぃいい」
ちゅくう
それはマイカにとっては誓いのキスでもあった。
この少年、正樹のものになってしまったことを示す、隷属の誓い。
正樹の知らないところで、また一人彼の虜になったのだ。
「んんん…んん」
マイカは彼女の主人の唾液をゴクゴク飲みほし、手のひら一杯で元気に脈打つペニスを、お返しとばかりに更にしごく。
コスコスコスコス
「あああぁぁすごいぃ」
「……正樹様、わたしも好きにしてください」
すでに、本能の命じるまま、正樹を主人としている赤毛の美女が潤んだ瞳を向ける。
「んん…ちゅっ…うん…いいよ、レンさん」
レンは嬉しげに微笑むと、口を吸われている正樹の手をとり、下から這い登るようにスーツの隙間からたわわに弾む胸へと手を導く。
「うううぅうう」
正樹の手が臍をなぞり美肌をすべりながら、巨大なバストにたどり着く。
「……いいです」
正樹の手に、ぐにゅっと自在に形を変える巨大な胸の一部が触る。
うわぁ、冴子さんも大きかったけど、この人もすごいなぁ。
正樹はまた違った感触のする美女の胸を下から一気に揉みしだく。
「うはぁ……ううううう」
正樹様に触られているだけで、もう…いっちゃいそう。
赤毛の美女は胸を襲う予想もしなかった快感に叫び声を上げそうになるの必死にこらえる。
「すごいですよ、レンさんのおっぱい、指を広げても手に納まりきらないよ」
「……あううぅ、ううぅ、そんなこと…言っちゃ………恥ずかしい」
レンは声を出さないために服の襟をくわえると、頬を染めて身もだえしている。
その大きな胸を覆うスーツの大きく張り出した胸元は、下から無理やり入れられた正樹の手の形にピチピチに盛り上がっていた。
その中で、正樹の手はブラの隙間に入り込み、柔肉を手当たり次第に揉みまくる。
「ううぅ…うう…ごじゅじんさまぁ…ううう」
「ああぁ…んん…いいよ、レンさん」
服の襟をかみ締めながらレンも精一杯のお返しとばかり、玉袋をもみ上げ、正樹に愛撫の限りを尽くす。
その時、
「ねえ正樹、こっちも美味しいわよ」
耳元でマイカが囁くと、正樹の残った手を誘い出す。
脚を少し開くと、ビジネススーツのスカートのスリットから優しく手を導き入れる。
「あっ!」
「ふふ、好きにしていいわよ、正樹専用なんだから」
スカートの中はむっとするほど、濡れていた。
正樹の手は導かれるままにその源に誘われる。
それはストッキングとシルクのパンティで守られた金色の密林に覆われていた聖域だった。
「あん、邪魔ね」
マイカの鋭い爪の先が、太腿の上のあたりからパンティストッキングに伝線をいれると小さな切れ目をつくる。
「はい、準備いいわよ正樹」
うながされ、小さな切れ目から正樹の指がもぐりこむ。
「破いていいのよ、正樹の好きなように私の脚を使ってくれて」
「はっはい」
その淫らな誘惑に正樹は軽く陥落すると、鼻息をあらくしてマイカの太腿を撫で回す。
ビリビリビリビリ
ストッキングとむっちりとした太腿に挟まれた手が動くたびタイツの伝線が広がりやがて、大きな穴ができる。
そのストッキングの穴から指先がシルクの下着に到達していた。
「あん、いいわよ、もっと」
「…はっはい」
正樹は左手で赤毛の美女の巨乳を揉みしだきながら、もう片方の手をおもむろに金髪美女のパンティの隙間から、突き入れた。
ぬちゃぁぁぁ
一気に3本の指を飲み込んだ肉の割れ目はすでにドロドロだった
「ああぁぁ…んんん!!…んん」
絶叫するマイカにあわてて唇を押し付ける。
驚いたマイカだが、すぐにうっとりと目を閉じると少年に舌をあたえる。
「あむう…あはぁぁ…ぐぐぐぐぐぐぐぐ」
自分より頭二つ高い外人女性は、少年の手が蠢くたびに体をふるわせ、絶頂に身を焦がす。
「んん…あん…んん…あふぅ、深いぃ」
「ちゅる、んん、ああぁ」
「……んん、胸がぁ胸がぁ…んん」
必死に声を殺してお互いを貪りあう三人。
正樹はドロドロとした肉の中に埋もれていくようだった。

左右から抱きついてきている二人の美女は正樹のペニスに、巧みな連携プレーで奉仕している。
その豊満な胸に顔をうずめながら、正樹はそんな二人の美女を弄んでいた。
正樹の手は、左は赤毛のレンの巨大な乳房をもみしだき、乳首をひねり上げる。
右の手は豪奢な金髪をふりしだくマイカのヴァギナに突っ込まれ、肉壷の奥をぐりぐりとかきまわす。
「あぁぁ、いいぃ、いいぃ正樹ぃ」
「……ああ…胸が…ひいぃ」
「うううぅ」
ガタンゴトン、ガタンゴトン
電車の振動がさらに三人の性欲を加速させる。
そして、その周りではそんな痴態にまったく気がつかない乗客たちが、朝の通勤ラッシュに耐えていた。


誤字脱字指摘
11/24 mutsuk0i様 12/10 2/1 TKX様 12/12 あき様 7/26花房様<
ありがとうございました。