女族隷属

 ※ 超注意事項:属性は当然寝取り、孕ませ専門デス

初日(3) 良妻堕隷

『いらっしゃいませ』
正樹達の乗るタクシーの到着にあわせて、宿の前に整列した仲居達がいっせいに深々とお辞儀をする。
「さぁさぁ、お客様つきましただよ」
老運転手の声に促さた正樹は、巣箱から飛び立つ小鳥のように、よたよたとタクシーの後部座席から降り立っていた。
目の前には、いかにも格式と伝統のありそうな重厚な造りの山門と、その向こうに粋を凝らした庭園と数奇屋造りの本館らしき建物が見える。
パンフレットに書かれた通りだとすると、その本館を中心に離れ家風の趣向を凝らした客室が、広い敷地に幾つも点在して建っている筈だ。
「小沢山温泉駅前」からタクシーに乗る事40分、本当なら20分で到着するはずだった道程は、道順は間違っていない筈なのに何故だか倍の時間をかけ、ようやく目的地である温泉宿「山泉荘」に到着していた。
予定外の時間がかかった理由は、暢気すぎる老運転手が助手席に座る清廉さと色っぽさを兼ね備えた和服美女との話しに興じ、民謡を披露しながら法定速度の半分以下のノロノロ運転で走ってきたせいだった。
もっともそのおかげで、件の老運転手は背後の座席での淫らな饗宴に気がつくことがなかったのわけだが。
「ふぅーーっ」
正樹は、熱した薬缶が蒸気を噴く様に勢いよく息を吐くと、やや不自然な前かがみの姿勢になりながら、よたよたと歩き出す。
無論、こんな姿勢の原因は、タクシーの後部座席から降り立った目も覚めるような二人の美人若妻、坂月彩と今野美沙にあった。
何せ、正樹はほんの数分前、目的地の温泉宿が見えるギリギリまで、この二人の艶麗なお姉さん達のおっきなバストを揉みしだき、愛液トロトロの蜜口を弄り回していたのだ。
それに引きかえギンギンにいきり立った肉棒は始終ズボンの中に納まったまま、タクシーの中では一度だって触れられていない。
そのせいで何とも恥ずかしい格好でよたよたしていたのだった。

そんな正樹の横では、彩が悠然と腰に手をあてたモデル立ちで、温泉宿の立派な玄関口に並ぶ仲居達をみつめている。
その颯爽とした横顔には、つい先程まで肉欲にまみれ白目を剥いてはしたないイキ顔を見せていた余韻は一欠けらも見当たらない。
いかにも高級な保養地に慣れている様子の生粋のセレブといった美貌を見せ、軽やかに微笑んでいる。
そんな彩のギリシャ彫刻のようにメリハリのきいた迫力のモデルスタイルは、辺りの景色にみごとに映え、まるでファッション雑誌の表紙のようだった。
ちなみに、そのボディを迫力あるものに見せている最たる部分は、ブラウスをぐんと上向きで押し上げるスケベな形のバストと、ロングパンツつつまれたスラリと長い見事な脚線美だった。
そんな颯爽とした長身美女のブラウスの下ではち切れんばかりに張る巨乳には、横に立つ中学生の少年のキスマークがたっぷりついているなんて誰も想像しないだろう。
そして、軽やかに前後する長い美脚の付け根、ロングパンツのデルタ部分がしっとりと女の湿り気を帯びている事にも。
一方、やや遅れてタクシーから降りた今野美沙は、あきらかに様子がおかしかった。
心此処にあらずといった感じで、その細く柔和な目の奥はトロンと蕩け、優美な肢体から妖しい色香を存分に漂わせている。
おまけに、時折もぞもぞと乱れが残るスカートの下の太股を摺り動かしていた。
そしてなにより、肩にかけたストールの端を指先でもじもじと弄りながら、チラチラと正樹に熱く火照った眼差しを投げかける様は、まるで初めて恋を知った女子中学生のようだった。

タクシーが宿の正面玄関の門につく前、静江がそっと差し出してくれたウェットティシュで、正樹達は慌しく肌を拭き、身だしなみを整えていた。
ブラウスからこぼれたムチムチのおっぱいをヨダレで濡れ光らせ、アクメ顔を見せ失神までしていたはずの彩が、タクシーを降りる時には、ほぼ完璧に服装の乱れを整え軽くメイクまで直している事に、正樹は改めて女性の凄さを感じたほどだった。
もっとも、正樹好みの女としてセックスする時は最高に気持ちの良い肉穴玩具、そして普段は類稀な商才を活かしご主人様をサポートする有能な牝奴隷を目指す坂月彩にとって、他の宿泊客達の手前、はしたない格好をさらし御主人様に恥をかかせてはならない思えば、快感の余韻を振り払い完璧な装いを取り繕う事など造作もない事だった。
そう、すでにアダルトで妖艶なやり手の美人実業家、坂月彩にとって「全ては正樹クンのために」と言うのが、彼女の行動規範となっていたのだ。
その点、まだ正樹に隷属したことを理解できておらず心構えができていない美沙は、いまだ情事の後を引きずり、身繕いも適当で、恍惚としたままとなっていたのだった。
「ちょっと美沙さん、しゃんとしなさいよ、宿の人達がこっちを見てるわ、正樹クンに迷惑がかかるでしょ」
「え?…………ええぇ……そ、そうですね」
「まったく、ほら髪がはねてるし、スカートも皺がよって……あっ口紅のラインがずれてるわよ、って聞いてるの、美沙さん」
「えっ、ええ……きっ聞いてますよ……正樹くんがどうしたんです?」
彩は額に手をやると盛大にため息をつくが、いまだに車内での情事が抜けきっていない虚ろな美沙は、しきりに正樹だけを気にし続けていた。

一方、そんな視線の先の正樹にとって、今は大事なやるべき事があった。
勿論、二人の美人人妻達の事が気にならないわけではない。
いや、むしろ今すぐにでもスラリとした長身の彩のエロチックなおっぱいに顔を埋めたいし、男の気をそそる淫蕩な色気を発散し続ける美沙を抱き締めたいとも思う。
タクシーの中で、この二人の若妻美女が例の不思議な力を受けてしまった事を、流石の正樹はもう重々承知していた。
そして、今までになく前向きに、それならば正樹は正樹なりに、彩と美沙の責任を取って大事にしようと早々に決意を固めていたのだった。
きちんと責任をとるべき……なんだろうと思っていた。
どういう風に責任をとればいいのか人数が多すぎて検討もつかないが。
ある意味、少しだけ成長したとも言えなくは無い、心構えだと言えるだろう。
結局はその場の状況に流される正樹らしい後付けの決意とも言えるのだが……
何にしろ、正樹の小市民的な性格と今までの経験から、一度虜になった女性たちを無碍に扱うなんて事は絶対できるはずがない。
ぶっちゃけて言えば、こんな超ド級の美女達を手放したくないのだ。
実際のところ責任を取るなんて格好のいい事を思ってはいるが、所詮は中学生。
正樹本人が彩と美沙のためにできることなんてたかが知れている。
――他の有能すぎる隷属奴隷達、例えばマイカの小国の国家予算以上の資産や社会的地位を借りれば逆にできない事などほとんど無いだが――
結局のところ、正樹の偽りならざる本音は、極上の美女である坂月彩と今野美沙の二人を手放すなんて気はさらさらなく、完全に自分のモノにしたいという独占欲に他ならなかった。
例え二人が他人の奥さんだからと言ってあきらめるなんて事、もう火のついてしまったの正樹には到底、いや絶対にできそうになかったのだ。

とにかく、正樹は、やるべき事があった。
そう、例の腕輪。
母親の大事な形見の腕輪が外れたままなのだ。
――腕輪っ、腕輪を探さないとっ!
唯一、正樹の力の効力を抑えられると思われる母親譲りの腕輪を探すため、正樹は急いでタクシーの背後に、前かがみで駆け込んでいく。
ちょうどタイミングよく運転手がレバーを引いたらしく、間の抜けた音をたてて開けられたタクシーのトランクに取り付くと、中から自分の大きなバックを引っ張り出す。
「えーと、腕輪っ、腕輪っ、あれ?どこだ?」
着替えがつめられ大きく膨らんだバックを、小柄で華奢な正樹は抱え込むようにして持つと、急いで中をまさぐり出す。
だが、サイドポケットや詰められた衣服の上には見慣れた腕輪は見つからない。
――カバンの奥の方にに落ちたのか?
自分の運の悪さを嘆きながらカバンの奥に闇雲に手を突っ込んでみる。
まさに、その時。
「うわっ、おとととっ」
抱え込んだカバンの大きさでバランスを崩しふらつくと、線の細い少年の脚は踏ん張りがきかず、たたらを踏んでよろけてしまっていた。
「危ない!……ふぅ、怪我はなくて?お客様?」
だが、危なく石畳が引かれた玄関門の前で転倒しかけた少年の体は、横合いから差し伸べられた腕によって抱きとめられていた。
「そちらの 大きなお荷物は仲居に運せますわ、お客様、それでよろしくて?」
ふんわりとした心地よい匂いとともに、女性のソプラノ系で清涼感のある声。
他人に命じなれた感じがする「よろしくて?」と何とも強気な口調だったが、聞いていて自然と不快になることのない、心地よい響きだった。
「あっ、ありがとうございます」
正樹は突然の横合いからの手助けに驚きながらも、小さい頃から「お礼はちゃんと相手の目を見て言わないといけません」との亡き母親の教えにきちんと従い頭をさげ、相手の顔をしっかり見てお礼を言ってしまう。
そう、腕輪を外している事を、いつも通りうっかり失念して……
自分を抱きとめてくれた、相手の顔を見上げていたのだ。
「あっ……」
そこには正樹の良く知る妙齢の女性が立っていた。
藤と菖蒲の柄の入った小粋な着物をキリリと着こなし、女としての圧倒的な存在感をはなつ、思わずため息が漏れるほどの眉目秀麗な女性。
その容貌は、まさにしっとりと夜霧に濡る牡丹のように妖艶で悩ましい美貌だった。
色っぽく潤んだ黒い瞳とシャープな眉、すっきりと通った鼻梁。
そして何よりこの麗人を特徴づけている艶々とした厚めの唇。
艶のある黒髪は、着物に合わせてアップスタイルに纏め上げられ、知性と美しさを兼ね備えた美貌を際出させている。
そして、帯止めが締め付ける直線的な着物のラインからでもわかるそのスタイルは、女性らしい完璧な凹凸を描く曲線美を体現していた。
特に急カーブを描いて丸く豊かに盛り上がったお尻のラインは、まさに男の妄想が具現化したような艶美さを醸し出している。
「あっ!あっ貴女は……」
そして驚愕に震える正樹は、この驚くほど整った顔立ちでセクシーな唇を持つ麗しい美女の名前を知っていた。
いや正樹だけない、世の中でテレビや映画といった映像メディアを多少なりとも見たことのある人間なら大抵知っているだろう。
なにせ目の前の人物は超がつくほどの有名女優なのだから。
この美人熟女こそ、この温泉宿の若女将、水無瀬京香その人だった。
テレビで見るより、その実物は数倍いや数十倍は脂ののりきった女の色気を醸し出している。
この円熟した艶やかさと熟れた色香をもつ稀代の美女は、たしか年は一条師範と同年代の三十代初めだったははずだった。
同じ和服が似合う純和風の美女でも、静江が優美さと凛とした静寂を湛える白百合のような佳人なら、眼前の京香は迫力のある華やかさを纏った牡丹のような麗人といったところだろう。
「お客様は、静江のお連れさんね、確か名前は高梨さんでよくて?」
その水無瀬京香が、ややもすると傲慢ともとれる老舗旅館の若女将としての風格に満ちた物言いで尋ねてくる。
「は、はひぃ」
正樹はすっとんきょうな返事をしながら、自分の名前をあの有名な水無瀬京香が知っている事に、状況も忘れ驚いていた。
京香は夫の死後、既に芸能界の一線から遠ざかり温泉宿「山泉荘」の若女将をこなしており、一見さんお断りの高級旅館とはいえ客商売を生業にする手前、予約客の名前ぐらい覚えていて当然と言えば、当然だろう。
高圧的な感じのする冷淡な口調だが、アクセントの柔らかさと、その整い過ぎるほど端正な美貌のせいか、不快さを感じさせず、むしろもっと京香の声を聞き続けていたくなる程にクセになる響きだった。
――ってそうだ、忘れてた!……色紙、色紙にサインを貰わないと!
正樹は、テレビでしか見たことない有名女優を間近で見られた舞い上がり、つい先ほどまで探していたモノの及ぼす効果など綺麗に忘れ、カバンを漁るとサイン色紙を探し出す。
やはり成長していない正樹だった。
――色紙、色紙……そうだ!加賀とゴローさんの分も貰えたら頼んでみようかな、山さんは興味ないって言っていたっけ、でも、こんな有名な人のサインなんだもん欲しいはずだと思うんだ!
すっかり間違った方向にテンションのあがっている正樹は、転校以来仲良くなった友人達の分もサインを貰っても失礼にならないかと変なところに気をまわしつつ、ガサゴソと本人を目の前にして「色紙、色紙」とカバンを漁り続ける。
だが、当の京香は、目尻に向かって切れた瞳をスッと細めると、彼女のセクシーさの象徴といわれた肉厚の唇に微かに笑みを浮かべ、正樹を支えていた手を至極あっさりはなしていた。
「蓉子さん、お荷物お願いね」
正樹達のタクシーを出迎えるために宿の玄関門に並んでいた仲居の一人にそう声をかけると、もう正樹には興味がないようで、さっさと背向けてしまう。
「あっ、あの、サインくださ……」
ようやくサイン色紙とマジックペンを探し当てた正樹の声など、歩み去る若女将は聞こえていない様子で、タクシーの運転手に支払いを済ませていた静江の方に行ってしまう。
――はぁ、サインやっぱりだめかなぁ……あれ?これ腕輪だ?あっあれ?……そっそう言えば僕、腕輪はずしてたままだった……
色紙とペンをカバンの中に戻した正樹の指先が、当初に探していたモノを偶然見つけ、そこに至り、ようやく今の状況を理解していた。
――え?えええええええええええっ
ぽっかーんっと口を開けたまま、立ち尽くす正樹。
あまりの自分のうっかり度合いに、腕輪を片手に硬直したまま思考停止状態。
ただ時間だけがゆるやかに流れていく。
青空をゆったりと流れるいわし雲。
緑豊かな山間の渓谷を涼しげな音をたてる清流。
そして、正樹の手に握られた例の腕輪。
――えええええぇぇぇぇっっ……って京香さん!! 京香さんは?
我に返り辺りを見渡すそんな少年の耳に、先程まったく変わらぬ京香の淡々とした口調と、それに応える静江の声が聞こえてくる。
「よく来てくれたわね、静江、嬉しいわ」
「京香も元気そうでなによりやわ、それにしてもめずらしいわね、こないに仲居さんを並べて大仰なお出迎えをするやなんて」
「華やかでしょ、うちの宿でも綺麗どころで機転のきく仲居ばかり集めたの、明日のお茶会の前日入りで少しばかりやっかいなお客様がもうすぐくるのよ、それの対策よ……そのこともあって静江には相談したい事があるの、少し時間はよくって?」
「ええ、そのためにうちは来たわけやし、そうそう、お茶会の話で呼んでもろただけやのに三人も連れが増えてもうて堪忍ね」
「そんな事気にするなんて貴女らしくないわね、静江と私の仲じゃなくて?」
「ふふふ、それもそうね」
正樹の目線の先では、二人の熟れた和服美女が並んで談笑するたいそう絵になる光景が展開されている。
静江と京香は相当仲がいいようでお互い名前で呼び合い、気楽な感じで会話に夢中になっていた。
「それで、もうすぐ来るやっかいな相手が――そうね、ここでは何だから事務所で話すわ」
「ええわよ、あっ、そうそう、うちの荷物だけ先に運んでもろうてもええかしら?」
「よくってよ………誰か、この荷物も運んでちょうだいな、そう、そこのトランクよ」
京香のよく通る声が響き、控えていた仲居さん達にテキパキと指示をだしている。
温泉旅館の若女将の立ち振る舞いには、腕輪のない正樹と目があったにしては際立った変化はないようだった。
――あれ?何ともなかったのかな?おかしいな、さっき腕輪をはずしたままで、目があった気がしたんだけど。
先程、よろけたところを助けられお礼を言った時、あの長い睫に縁取られた黒い瞳に、自分が映りこんだ瞬間を正樹はきちんと覚えていた。
そして今も、正樹の手にはまだ巻かれていない腕輪。
だが、静江と談笑している京香の瞳は、正樹の虜になった美女達が見せるあの輝きはない。
むしろ、正樹の存在などまったく眼中にない様子なのだ。
おそらく、この秘湯の温泉宿の若女将にとって正樹は旧友の静江について来ただけの、ただの中学生の男の子としか見えてないのだろう。
――そういえば、クラスメイトの奈津さんも一度腕輪を外した僕と目があったことがあったけど何ともなかったよな……そのせいで、年上の女性にしか効果がないのと思ってたんだけど、もしかしたらそうじゃないのかも……
「そっか、ふぅーっ」
正樹は肩から力を抜くと、深くため息を吐いていた。
もっとも、そこに至極残念そうな響きも混じっていたが、そこは正樹も男の子、身震いするほど整った容貌とセクシーさで有名な美人女優といろいろしたいと妄想するのは世の男性なら誰でも一度は思うことなので、致し方ないだろう。
とりあえず大事にならずに済んだ事で気が緩んだ正樹は、カバンから出した腕輪を握り締めたまま安堵と少しばかりの寂寥感に浸っていた。
だが、そんな気の緩みすぎている正樹に、横合いからまたしても唐突に女性の声がかけられる。
「お客様、お荷物お持ちいたします」
――っっ!!さっき京香さんが荷物を運ぶように頼んだ仲居さんだ。
今度ばかりは自分の過度なうっかり度を学習した正樹は、近づいてくる仲居を見ないよう顔をそむけつつ、腕輪を急いで腕にはめる。
「お客様?どうなされました?お」
怪訝な女性の声を耳にしながら、正樹は「すっ、すいません」と謝ると、取るものも取り敢えず腕輪をはめ終え、念のために俯いたまま目を合わせないでカバンを差し出す。
「はい、お預かりいたします。それでは、お泊りの離れ家「静楽」の方にご案内いたしますので、どうぞこちらへ」
正樹の荷物を受け取ってくれたらしい仲居さんは、正樹を先導するように背を向けて、歩き出したみたいだった。。
――ふぅ、何とかセーフだった……よね
危うい綱渡りを乗り切ったと確信した正樹は、此方に背を向けて歩いている仲居の後ろ姿を確認する。
仲居さんの顔もみずに荷物を渡して失礼じゃなかったかなと不安に思う正樹に、若女将の京香に挨拶をしてきた彩と美沙が歩み寄ってくる。
「ふふふ、さあ正樹クン、お部屋にいくわよ……ほら美沙さんもぼーっとしてないでいくわよ、続きしたいでしょ?」
「………正樹くんと……続き……ええ、そ、そうね、いきます」
自分たちの荷物を他の仲居に任せた彩がスタスタと軽快に歩き出し、勢い込んだ美沙も後に続いていってしまう。
「あっまっ待ってくださいっ、僕、京香さんのサインを……」
いまだに有名女優のサインに執着する正樹が、彩と美沙を呼びとめようと向けた視線の先には、京香のサイン以上に正樹の衝動を刺激するモノがまっていた。
「ほら、正樹クンいらっしゃい、お部屋にはやくついたらご褒美があるわよ」
ちらっと此方を振り返る彩が悪戯気に軽く投げキスを飛ばし、颯爽と長い脚を交互に動かすと、ロングパンツに包まれた引き締まったヒップを躍動させ軽やかに立派な門構えをくぐって行く。
「………わたしも……ご褒美あげちゃいますね」
美沙は腰まで届く長く波打つな栗色の髪の間から、ほんのりと頬を染め恥ずかしそうにはにかむと、ふわりとストールを翻し正樹に背を向けて小走りに門の中へ姿を消してしまう。
「すっ、すっ、すぐ行きますっ!!」
そんな二人の人妻の誘いに、正樹はもう京香のサイン色紙や先ほどの腕輪の一件も全て棚上げし、いそいで美女達の後を追うのだった。
勿論やや前かがみで。

この時、正樹は簡単な二つの事実を見落としていた。
一つ目は、若女将京香が静江と談笑しながらも、横に止まったタクシーの窓にうつる背後の光景をさりげなく見つめ続けていた事。
二つ目は、保健室の魔女がその身で証明した、正樹の力は直接目をあわせないなくても側にその場にいるだけで効果があるという事に。


正樹は、先導する仲居に連れられ、宿泊予定の別荘風の離れ家「静楽」に向かって宿の敷地内を巡る渡り廊下を歩いていた。
少し前に、静江の荷物を運んできた仲居が正樹達に追いつき、静江は若女将の京香と事務所の方で仕事の打合せがあるため先に温泉を楽しんでいて欲しいと言う伝言を伝えてくれていた。
元々この風光明媚な「山泉荘」に来た理由は、静江が旧友である若女将の水無瀬京香に、名士が集まるお茶会のアドバイザーとして招かれたのだから当然と言えば当然だろう。
正樹と彩と美沙は便乗しただけに過ぎずない、まさにおまけなのだ。
――それでもサインぐらい欲しかったなぁ
正樹は、いまだにその事を思い悩んでいたが、本当はもっと心配しなくてはいけない事がこの時点で二つも発生した事には、当然気がついていなかった。

ところで、正樹は「山泉荘」に関してはパンフレットを熟読していて、この宿の事は大抵知った気になっていた。
がしかし、本で読むのと見るのでは雲泥の差があることをまざまざと体験するいい機会に巡り合えたのだった。
この手のパンフレットは普通、修飾華美に誇張され、実物はお寒いという手合いが多いのだが、この「山泉荘」はまったくのその逆だったのだ。
山間の渓谷に点在する離れ家への渡り廊下の途中には、著名な和歌に見立てた日本庭園が自然の景観をいかし絶妙なアングルで造られ、パンフレットでは語りつくせない素晴らしい趣を見せてくれていた。
「へぇ、すごいなぁ」
山間の峡谷一つを庭に見立てたそのスケールの大きさに、正樹は思わず感嘆の声をあげる。
「この山泉荘自慢の伝統あるお庭ですから、例えばそこの石灯籠はその昔に――」
少年のカバンを運んでいる三十代前半らしい楚々とした仲居が、粛々と歩を進めながら、庭園の由来を教えてくれる。
「―――へぇ、なるほど、そうなんですか」
正樹は、仲居が流暢に話す伝統ある「山泉荘」の話に相槌をうちながらも、失礼は承知でその興味はすぐに別のところに移ってしまっていた。
確かに庭園は情緒に溢れ、少しでも風流を解す人ならば何時までも見惚れるほど素晴らしいのは間違いないだろう。
だが、むしろそれより興味をひく扇情的な光景のせいで、庭園にもそれを説明する仲居にも注意を長く向ける余裕がなかったのだ。
その興味をひきつけてやまない光景とは、此方に背を向け渡り通路を歩く二人の美女の見事な後ろ姿だった。
長い脚の動きにあわせ左右にゆれる様子を見せつけられる正樹の脳内は、この肉感的で色っぽい若妻達のお尻を抱え込み、股間にずっしりと溜まった精液をいますぐにでも注ぎ込みたいと言う欲望で一杯になっていく。
律儀に説明をしてくれる仲居には悪いが、性欲を持て余し気味の中学生男子であり、かつ例の不可思議な力のせいか普通では有り得ないほどに湧き上がる精力をもつ正樹には、風流な庭よりも美女の身体でもう頭の中は一杯なのだ。
今朝、冴子さんにお口で二度、列車の中では静江と彩のダブル手コキで一度、そして後背位で静江の膣内に一度と、普通の人なら既に打ち止めになってもおかしくない回数だが、美女達を抱けば抱くほど精力が増していく正樹にとって、それぐらいは正直物足りなかった。
そんな精力過多のところに、好きにセックスさせてあげるという美女二人の誘惑なのだ。
そんなわけで、仲居が立て板に水の如く庭園の由来と見所を説明しても、美女達の後ろ姿に気もそぞろな少年の耳を素通りしていくだけだった。


ここで蛇足になるが、此処最近の正樹のある日の様子を説明しておこう。
例えばこの連休の前日、ちょうど今ぐらいの時間なら、正樹は担任の女教師の薫子先生に職員用のトイレに連れ込まれていた頃だろう。
旅行の同伴者の中では最大級を誇る今野美沙も及ばない超爆乳にパイズリされ、そのまま爆乳の谷間に胸射し、続いて尿道に溜まったザーメンのお掃除フェラからのバキュームフェラで残らずゴックン精飲してもらっていた。
無論、学園に着く前にも牝奴隷たちの奉仕を受けまくっているのは言うまでもない。
朝は、自宅のマンションで裸エプロンの冴子さんの濃厚なフェラで腰が抜けるほど気持ちよく起床。
続いて、食卓では対面座位でつながったままでの優雅で淫らなモーニング、おまけに食後のデザートにとアナルセックスまで雪崩れ込んでいた。
そして登校前の玄関口では、クールにビジネススーツを着こなす出勤前の美貌の叔母さんと「行って来ます」の挨拶のキス……ではなく、タイトスカートをまくし上げパンティをずらすと、肉棒を突っ込みザーメンを注ぎ込む川奈家独自の「行って来ます」の朝の種付け挨拶。
学校までの移動は、金髪美女マイカとその部下の美人秘書レンが待つ例の特別車両での電車通学。
勿論、その車内では、外人特有の挑発的な砲弾バストに左右から挟まれディープキスされながら、手コキでスペルマを搾り出してもらえる三人だけの満員列車状態。備え付けのソファーに外人美女二人の丸く大きな白尻を並べて交互にハメまくり、マイカの高飛車な口調と、レンの極上名器と献身的な愛撫に導かれ、降車時間いっぱいまで蕩けるような交尾に夢中になる通学時間。
学園についた後は、いつも担任の薫子と旧校舎裏で、美人女教師の超爆乳を駆使した淫らな朝のホームルーム。
最近では、朝の短い時間を有効に使うため、薫子先生はワイシャツのボタンを胸元だけはずし、その深い谷間に隙間に正樹の肉棒を潜り込ませると服の上から爆乳を揉みあげて、抜群の乳圧でペニスをこねくりまわしザーメンを搾り取るスケベな技まで開発していた。
おかげで職員用のシャワーを使う暇が無い時の薫子先生は、ワイシャツを盛り上げる爆乳の谷間にたっぷり精液をためたまま、授業を切り抜ける事さえあるぐらいだったのだ。
体育の授業や休み時間は必ずと言っていいほどワイルド美女の体育教師春風弥生が唐突に現れ、疾風のように正樹をさらうと校庭の木陰や体育倉庫にひっぱりこみ、少年の体力強化と言う題目での騎乗位セックス三昧。
春風先生は、張りのあるゴム鞠のようなバストを正樹に好きに揉ませながら、引き締まった腹部の中でゴリゴリと少年の亀頭をこね回し、最低でも二発は新鮮なザーメン汁を搾り取るまで腰を振りたくるのが常だった。もっとも腹筋と膣肉の締まる名器具合に、正樹がおかわりをお願いするのがほとんどだったが。
そして昼休み、正樹は「第5保健室の魔女」鈴掛麻耶の下へ通う事が日課となっていた。
例の力の実験と称した、白衣の佳人との逢瀬は淫らさをましており、いつも冷徹でクールな保険医の神秘的な美貌や、艶やかな唇、形のいい美乳、さらには美貌を彩るフチ無しの眼鏡の上にペニスから噴出する精液をなすりつけ、「まったく君は……」と小言をいわれるのだが、そこはぞっこん惚れてしまった弱みなのか麻耶は最後には正樹の好きなようにいつもさせてくれていた。
その後、昼食を一緒に食べにやって来る薫子先生と春風先生も加わり、美人女教師たちの肉布団に包まれて過ごすお昼休みはもう正樹の日常には無くてはならない時間だった。
放課後は、部活がある日は当然茶室へと向かい、熟れた人妻の女師範一条静江のお茶を教えて貰うのもそこそこに、雅な着物包まれた妖艶な人妻の肢体に襲い掛かり、他人の妻である美熟女の子宮を独占し、子作りに励むのに余念がなかった。。
帰宅後は、何故かいつもエレベータで一緒になるマンションの美人オーナ新浜由乃に挨拶し、自室で学園の提出課題をこなしたり、会社帰りのスーツ姿の冴子さんを押し倒しフローリングの床を犬のように這わせながらハメまわしたり、エプロン姿で料理する冴子さんを背後から突き上げる。
保護者の美人叔母さんも超がつくほど献身的なメス奴隷として、大事な御主人様である甥っ子が命じる暴走気味のスケベな要求に、知的な美貌を官能で蕩けさせ喜んで応え、お風呂ではその麗しい裸体をソープ塗れにして濃密なスキンシップや、アナル開発のためにお尻にローターを埋めたまま一晩中抜かずの中だしセックスなと、その抜群のスタイルを誇る肉体を性欲処理の道具として差し出しご奉仕の限りをつくしてくれる。
そうして、深夜も過ぎれば、正樹はベッドの上で冴子さんに優しく抱かれながら眠りにつき、愛欲に塗れた一日を終えるのだった。
もっともこれだけ出してもまだ夢精する絶倫ぶりのため、正樹を抱き締め眠る冴子さんの子宮の中には、夜中でも時折、びゅくびゅくと精子がたっぷり詰まった子種汁が注がれている始末だったのだが……。


たった一日で最低でもこれだけの回数は美女達と交わり、それでも尚まだまだ足りず溢れんばかりの精力を持て余しつつあるのだ。
牝奴隷に堕ちた美女達も不思議な力の影響か生来の美しさに磨きをかけ淫らな奉仕で応えててくれているのだが、それでも追いつかないほどだった。
実のところ隷属する美女が増え、その奉仕の熱心さが増せば増すほど、正樹はそれ以上に絶倫度を増していた。
しかし、正樹は肉体的な精力は常人とは比べ物にならないほど強くはなっていたが、精神的な面では特に変貌を遂げているわけではない。
見た目は普通の中学生、むしろ性欲なんて殆ど無さそうな人畜無害の優しげな少年であり、数多の美しい牝奴隷を手に入れた後でも、その内面もまた見た目同様だったのだ。
むしろ非常に稀だが唐突に湧き上がる黒い感情に支配されることを恐れ、なるべくエッチな事は控えようと思っている程だったのだ。
だがそんな決心も虚しく、セックス三昧の日々となっているのは、正樹の理性の無さも当然あるが、虜になった牝奴隷達に原因があるとも言える。
何せ、彼女達の誰もが高レベルすぎる美貌とスタイル、そしてそれに劣らない多種多様な才能や高邁な人格を併せ持つ、グレードの高さも折り紙つきの女神達。
そんな最極上クラスのすこぶるつきの美女達が、まさに選り取りみどり状態の上、少年がためらっても、積極的にあの手この手で熱烈にアプローチしてくるのだ。
どんな聖人君主だろうが簡単に篭絡されてしまうだろう。
当然、聖人でもないただの中学生男子である正樹程度に耐えられるわけ無い、というか耐える気もないのは自明の理なのだった。


そして現在、正樹の目の前では、そんな例に漏れず世間一般ではそうそうお目にかかれない魅力的な二人の若妻が、お部屋に着いたら続きをたっぷりさせてあげる♪と誘惑しているのだ。
背後を歩く正樹を意識し、ロングパンツとスカートに包まれた挑発的なヒップライン強調して歩いたり、髪をさりげなくかきあげチラリと熱い視線を送ってきたりと、正樹を煽り続けるのに余念が無い。
その仕草が、これから向かう宿の個室での人妻達との激しいセックスをますます期待させ、正樹はズボンの下で股間をドクドクと脈打せてしまう。
「――あちら見えます松の木は、江戸時代から続きます飛騨の豪商のお屋敷にありました有名な二本松を――」
そんな事を知ってか知らずか、先導する三十過ぎの小奇麗な仲居は、庭園の見所である名木、名石の数々を説明し続け、遅々として歩みは進まない。
おそらく正樹の荷物を運ぶこの仲居は、茶の湯の女師範一条静江に連れられてきた少年もお茶を学んでおり、こういった和の情緒に溢れる事柄に興味があると思い話題を提供してくれているのだろう――と、お人好の正樹は単純にそう思っていた。
茶道に関しては興味を多少覚えつつあったが、もっぱら放課後に「湖月庵」の茶室で学んでいるのは華月流茶道……ではなく、女師範一条静江による「お妾さんを囲う旦那様教育」の実践だったのだが……
「――それから、あちらに見えます入母屋造の建物は酒風呂用の湯殿「花見酒」となっております、季節が合えば湯殿の菱形の切り窓から桜の名木が――」
仲居は、まだまだ説明を続ける気のようだった。
そして、連れの美女達の後ろ姿に夢中の正樹は、そんな仲居が時折少しばかり不満げに唇を尖らせている事など知りようもなかった。

それからしばらく後、焦れるほどに丁寧に宿の説明を聞かされてから、正樹は待ちに待った離れ家「静楽」にやっと到着していた。
「山泉荘」自慢の趣のある贅沢な作りの離れ家は、連れの美女ばかりに目がいっていた正樹を再度驚かすのに十分な物だった。
純和風の離れ家は、広めの居間と、寝室を兼ねた和室など全部で六部屋からなっており、さらに檜風呂の内風呂に、離れの客専用の露天風呂まで設けられていた。
普通に泊れば一泊幾らするのか検討もつかない贅沢過ぎる装いだ。
――山さんに教えたら驚くな、温泉好きだって言ってたし。
正樹は、京香のサインは無理だと諦め、かわりにすごい旅館に泊った土産話と、先ほど駅前で買いそびれた温泉饅頭を買って帰る事にしようと妥協する。まあ定番だしはずれはないだろう。
――後でデジカメで写真をとろっと、あっ、そうだ美沙さんのを借りて動画もとっとこう。
そんな算段をつける正樹が居間に入ると、まず大きなガラス窓からの眺めが目につく。
窓の外には職人が丹精こめて作り上げた庭園が広がっており、裏木戸の先にある築山を迂回するように白い小石を敷き詰めた小道が延び、その先には露天風呂の囲いらしき竹壁が見えている。
「あら、なかなか良いわね」
普段からこれ位のランクの宿しか利用しない彩は、正樹とは対照的にあまり驚いた様子もなく、手馴れた様子で自分のカバンを持たせた仲居に荷物の置き場所を指示している。
一方、美沙の方は、部屋の様子にあまり興味はないようで、それよりもしきりに正樹の方を伺い、荷物の整理や離れ家の施設の説明をする仲居が早く立ち去ってくれないかと気をもんでいた。
「ほら正樹クン、庭なんかいつまでも見てないでは少し座ってお茶でも飲んでくつろぎなさい、美沙さんも」
彩は先に座卓の側に腰をおちつけると、高級な宿の様子に落ち着かない正樹と、それとは違う理由でソワソワと気もそぞろな美沙を促し、居間にある座椅子に座らせる。
一枚板の重厚な座卓の上には、仲居が入れてくれたお茶と茶菓子が既に用意されていた。
「すごいですよね、こんなに立派な部屋だとは思いませんでした」
正樹は湯飲みを手に取ると、やや渋めだが後味のいい緑茶で喉を潤しながら、正面に座り正樹同様湯飲みを手にしている同伴者の若妻達に声をかける。
「そうね、なによりも離れ家ってのがいいわね、いろいろとね、でしょ」
彩はグロスで光る唇に意味ありげな魅力的な笑みをつくる。
そして、荷物をしまったり浴衣の用意したりと忙しい仲居達が誰も此方を見ていない事を確認すると、二の腕でブラウスに包まれたバストを押しつぶすようにして座卓に身を乗り出し、小声で囁く。
「キミとセックスするにはもってこいよね」
「ぶっー、ごほごごほっ」
思わずお茶を噴出しむせかえる正樹。
「あら?何その反応は?まさかお姉さんとセックスしたくないわけ?もうアタシに飽きちゃった?お姉さん悲しいなぁ、こんなに色々されちゃったのに」
座卓に乗り出し悪戯げに片目をつぶる彩は、大きく襟ぐりの開いたアイボリーのブラウスの胸元をぐいっと広げてみせる。
果汁たっぷりの椰子の実のようなバストが作る深い谷間。
そのミルクを溶かし込んだような白い肌にうっすらと見える正樹のキスマーク。
彩がみせる挑発的でセクシーな姿は、贅沢なつくりの和室の様子に圧倒されていた正樹に、床の間の由緒ある掛け軸や欄間の緻密な彫り物よりもっと素敵なモノが目の前にあることを思い出させるのに十分な効果を与えていた。
「あ、飽きるわけないです、全然、全然っ」
正樹は彩の巨乳の谷間をみつめ、小刻みに首をふる。
その迫力満点のスケベなバストに飽きるだなんて到底ありえない。
「あはは、もう単純ねキミは、そこが可愛いんだけど……ねぇ美沙さん、美沙さんもしちゃいたいでしょ、正樹クンとセックス」
「………わっ…わたしは……その……不倫は……その……ダメ……ですから」
彩に話を振られた美沙は、頬をほんのりと染めモゴモゴと篭ち。正樹を覗くように伺い恥しそうに頬を染め、喉が渇くのかお茶を啜ると言った行動をしきりに繰り返す。
「ふーん、美沙さんったら無理しちゃってぇ、本当は違うんでしょ、ねぇ、言ってみなさ――」
正座したお尻をモジモジと動かす美沙に、彩がニヤニヤ笑いながら「正樹クンと不倫セックスしたいのよね」と続けようとするが……
「――お客様、お部屋の説明をさせて頂いてもよろしいでしょうか」
唐突に、畳に正座し深々と頭を下げた仲居が無遠慮に会話をさえぎるように切り出していた。
「あら、そうね、お願いするわ」
座卓に身を乗り出していた彩はあっさりと元の位置に戻ると、さりげなくブラウスの襟を正し、まるで何事も無かったかのように澄まし顔でお茶を啜り、チラリと正樹に意味深な流し目を送る。
一方、追求を逃れる事ができた美沙は、俯いたまま「……正樹くんとなら…」と誰も聞いていない答えを恥ずかしそうに呟いている。
そして正樹はと言えば、すっかり同伴する美女達のペースに引き込まれていた。
アダルトな色気とメリハリのきいた抜群のボディラインを持つ坂月彩と、恥しそうに頬を染め俯く水際立った容姿をもつ今野美沙。
今、目の前にいる二人の美女と今からセックスするんだ―― という実感が興奮となってジリジリと湧き上がり、股間をウズウズとさせる。
三者三様の思いが交錯する離れ家「静楽」の居間は、湧き上がる肉欲の宴への期待感で溢れ、傍目にもわかるほどの空気に包まれていた。
そんな雰囲気の中、正樹の荷物を持ってきた仲居が、至極真面目な口調で懇切丁寧に話しはじめる。
「本日は当宿「山泉荘」にお泊まり頂きありがとうございます。当客間「静楽」の担当をさせて頂きます仲居頭の峰崎蓉子と申します、何か御用当ありましたらお知らせくださいませ。それでは「静楽」のお部屋のご説明からさせていただきます。当「静楽」は、この居間と廊下を挟みました和風の寝室三部屋を――」
そんな仲居の説明に、何食わぬ顔でお茶を口に運ぶ美女二人、当然の如く話はその耳には入っていない。
正樹も仲居の話も馬の耳に念仏で、机の上に置かれたお茶うけの温泉饅頭にも目もくれず、ただまんじりとしていた。
誰もが心の中では、少しでも早く仲居が退席するのを今か今かと一日千秋の思いで待ち続けているのだ。
しかし仲居は、まるでわざと焦らしているかのように延々と話続け、いっこうに席をはずそうとしない。
「――あちらの東にございます藁葺き屋根の建物が、お客様方専用の露天風呂になっております。続きまして本館のご案内をさせて頂きます。本館には大浴場、岩盤浴など各種取り揃えてございます。本館の入浴時間の方は――」
だが意外な事に、この焦らしに最初に耐えられなくなったのは一番余裕を見せていたはずの彩だった。
「ええ、機会があったら利用させてもらうわ、ご苦労様、また何かあったら呼ばせてもらうわね」
彩は早口でそう言うと、あらかじめ用意してあった心づけを仲居に渡し、暗に退出を促す。
「そうですか……では、私はこれで、ごゆっくりお寛ぎくださいませ」
仲居は深々と頭を下げ、正座のまま後ずさると居間から廊下に下がり、ちらりと部屋の中を一瞥してから、襖にそっと手をのせる。
「それでは、どうぞごゆっくり」
仲居がもう一度そう言うと、居間のふすまが丁寧に閉じられた。

次の瞬間――
「あぁん、もう我慢できないわ」
「正樹くん、正樹くんっ、正樹くん」
座椅子に腰掛けた少年は、彩と美沙に両側から挟まれ、ひしっと抱き締められていた。
「ふっ、二人ともっ、うわっ」
あっと言う間に、正樹の顔が柔らかく豊満なバストにサンドイッチにされる。
「正樹クン、ぼーっとしてないで、ほらぁ、お口を開けて、ねぇはやくぅ、彩お姉さんとキスしましょ、ねぇったっぷりご奉仕するからぁ、とろとろにしてあげるからぁ、ねぇ、いいでしょ、ねぇ」
「ああっ、正樹くん、正樹くんの唇ぅ、わたしも……きっキスしてほしいですぅ」
焦らしに焦らされた発情中の雌猫達は、もう一時だって我慢できない様子で頬を色っぽく染め、半開きの唇から甘く火照った荒い息を吐きながら、胸の中に抱き締めた愛しい少年に囁きかける。
「……うっ……うん」
豊満なバストに顔を挟まれた正樹は、大人の女の甘い香りにあてられ陶酔し、誘われるままに口をさしだす。
そんな少年の顔に覆いかぶさるようにして二人の美女達は唇をよせ、もう躊躇なく深いキスを交えだす。
「ちゅっ、んふぅ、やっぱり正樹クンとのキスは最高ね、んっ、ふふ……んんっ、れろっ、んっ、じゅるるっ」
「はふぅ、んっ、んんっ、正樹くんっ、正樹くんの唇ぅ…んっ、ちゅっ」
「んんっ、ちゅっ、ああっ彩お姉さん、美沙お姉さんもっ、んっ、すごいですぅ」
その甘美で熱烈な抱擁に、正樹もうっとりとした声をあげ、美女達と積極的にキスというより、濃厚な舌の絡み合いを楽しむ。
「んっ、じゅるっ、じゅぼっ、じゅぼぶぶぶっっ、んぷはぁっ、ハァハァ、んんっ、美味しいわよキミのベロ、ねぇねぇ、ほらもっとキミの玩具のお姉さんのお口使いたいでしょ、だったら舌をつきだして口の中にねじりこんで頂戴っ♪ んぐっ、んぐぐぅっ、んふぅ、そう、いい子ね、そうよっ、アタシのお口ぐちゃぐちゃに舐めまわしちゃっていいのよ、じゅるっ、んふ♪ お礼に思いっきり吸ってあげる♪ じゅるっ、んっんっぢゅるるるっ」
彩は、まるでフェラチオをするように赤い唇を扇情的にすぼめ、頬をへこませ正樹の舌を吸い上げながら、ねちっこく顔を左右にゆらす。
砲弾のようにつきだすバストで少年の顔を包み込み、熱心に舌吸いに励むその様は、まさにメス奴隷そのものだった。
もし彩の夫が見れば、あのプライドの高い妻がこんな淫らにそして献身的にふるまえる事にひどく驚き、そして次にその情熱と愛情が夫である自分でなく、一介の中学生の少年にだけ向けられている事実に嫉妬で身を震わせ卒倒するのは間違いない。
そして、彩はきっとそんな夫を前にしても慌てず騒がず颯爽とした笑みを浮かべ「あら?アナタいたの?悪いけどアタシもうこの子の玩具になったから、アナタの相手はできないわよ」とあっさり言ってのけるのは間違いないだろう。
今朝出会ったばかりのセクシーな人妻坂月彩は、もう少年の完全な虜、従順でスケベで少しばかり悪戯好きの牝奴隷となっていた。
「んっ、れろっ、んっ、ハァハァ……正樹くんとキス、キスいいです、んっんっ、はぁっ、こ、こんなエッチなキス、わたし主人にだってした事ないんですよ、んっ、れろっ、んんんっ」
そして、おっとりとした美貌を朱色に染める美沙は、彩と反対側から少年に抱きつき、正樹と彩のディープなキスに混じっていた。
その清楚な桜色の唇は、彩のおこぼれを狙って滴る唾液をなめとり、尖らせた舌先で彩の舌を吸う正樹の口を横からそっと味わい、ご相伴に預かっている。
細い糸目の奥をトロンと蕩けさせ唇を突き出し唾液をすする様は、まさに淫らで慈愛に富んだ女神のようだった。
いまだ正樹への想いを一時のお芝居の続きだと思い込もうとしている深窓のお嬢出の若妻は、タイトなスカートの奥で蜜壺がジンジンと熱く訴える欲求の意味を深く考えないようにしながら、覚えたての舌での交接を繰り返す。
「ああっ、彩お姉さんも、れろっ、んちゅっ、美沙お姉さんも、どっちも、んっ、いいですぅ、んっ、んんんっ」
そして正樹は、体の芯まで蕩ける甘い芳香と柔らかな感触に包み込まれながら、ネットリ絡む口での愛撫に溺れていく。
ぴちゃ、くちゃ、くちゅっ くちゅうっっ
一人の少年を相手に二人の美人妻が激しく舌を絡ませ唾液を吸う淫靡な音が、部屋の中を支配していく。
そう僅かふすま一枚では、到底その淫らな秘め合いの音を遮られるとは思えないほどの淫靡な音をたてて……


山間にひっそりと佇む、隠れた名旅館「山泉荘」
宿泊には常連客の推薦が必須とされる敷居の高いその旅館は、ほぼ全ての客室が離れ家と呼ばれる別荘風の貸し切りとなっており、幾ら払ってもお金では買えない優雅な時間を得たいと考える一握りの選ばれた顧客達に愛されてきた伝統と格式を誇る宿だった。
そんな「山泉荘」自慢の離れ家の一つ「静楽」。
純和風のその離れ家の床の間には名のある歌人の掛け軸が飾られ部屋の雰囲気を引き締め、書院造の棚にさりげなく配置された青く澄んだ色彩の陶磁器がアクセントとなり居心地のいい空間にアレンジしている。
そして何より圧巻なのは、大きな窓から見える庭園の景色だろう。
四季の木々が見事に配されたそれは箱庭として小さく纏まるだけでなく、その背後に広がる山間の風景も取り込み、まさに一枚の風景画の様相を呈していた。
だが、残念な事に「静楽」の居間にいる三人の客は、その品良く据え付けられた調度品や、雄大な自然を取り込んだ庭の設計に目を向けてはいなかった。
座椅子に腰掛ける少年は脱力しきった様子で両足を投げ出しており、二人の美女はそんな少年に膝立ちで寄り添い頭をかき抱いている。
そして、寄せられた額の隙間から漏れる、ぴちゃぴちゃと淫らな接吻の音。
「んっんんっ、んっちゅっ、正樹くん、はぁはぁ、キスいいです、ねぇ、もっとぉ、もっと欲しいです」
「だめよ、美沙さん、次はアタシが舌を吸わせてもらう番よ、ほら代わって……あは♪じゅるるるっ、れるっれろれろっ、んはぁ」
弾力たっぷりの乳肉に包まれた正樹は、彩と美沙と交互に長いキスを繰り返す。
しかも、そんな巨乳サンドイッチ状態の正樹の両手は、傍若無人にも二人の美女の股間にのび怪しく動き出していた。
「んんっ、あふぅ、まっまたそんな所を、はうっ、そっそこはいけません、ひあっ、ほっ、ほんとにダメ、ダメですよ、そこは正樹くんのじゃなくて……しゅ主人の……私の夫にしか……あひぃっ!!んくぅっ」
美沙は清楚な美貌を桜色に染めながら、いやいやっと小首をふるが、身を寄せるのをやめようとはしない。
そんな若妻のスカートの中に無遠慮に潜り込んだ正樹の指先が、タクシーの中と同じようにストッキングとショーツの上から秘裂をなぞりだす。
「んおおっ、あひっ、ゆっゆっ指をまたぁ、んんっ、ずっズボンの中に突っ込んでっ、んおおぉぅっ」
そして、その反対側では妖艶な美貌の彩が、紅茶色のセミロングの髪がゆらし、豪快にビクビクビクッと背筋を震わせアクメに狂った声を絞り出していた。
理由は簡単、彩のロングパンツのジッパーを引き下げられ、腹部にそってパンツの中に入った正樹の手がもぞもぞと動き回っているからだった。
「あひぃ、ズボズボしてるぅ、ふぐぅっ、指でほじくりかえしてるのっ、んおおぅぉぉっ、ひあぁっ、激しっ、んおぉぉっ、イグっ、またいちゃうから、まっま○こズリズリ、ぎ、ぎぐのぉ、これいい、ちゃう、すぐ、いっちゃう、いくっ、いくのぉ、いくいぐうぅぅぅっっっぅーっ、んっーーーーっ」
知的な才媛と呼ばれた美女は、卑猥な言葉を口にしケダモノのように喘ぎ続ける。
絡み合う一人の少年と二人の艶やかな人妻の様子は、タクシーの中の状況を再現し、あの時の続きを始めだしていた。

「はひっ、ひっ、ひくっくうぅぅっっ……んふぅーぅ、ふぅーっ」
ズボンの中に手を突っ込まれ蜜壺とクリトリスを容赦なく弄られ続ける彩は、やがて感極まったようにブルブルッと震えながら、柳眉をひそめ唇を噛み締め快楽を逃そうとする。
「んーーっ、んくっ、んんっ」
彩は、それでも肉玩具らしく膝立ちの太股を肩幅に開いた姿勢は崩さず、正樹の指先がしたいようにその身を捧げ続ける。
当然、グラビアモデル級の美人お姉さんを好きにする機会を与えられた正樹が遠慮するはずも無く、愛液の絡む膣口をえぐりまわし、ズボッズボッズボッともうむちゃくちゃに美女の穴をほじくりかえしていた。
「んんーーーっ、んふぅーーーっ」
正樹の指先がズボンの中でぐちゅっぐちゅっと派手に動き回る度に、彩は形のいい眉をひそめ喉の奥でアクメ声をおし殺す。
中学生の指でいかされ続ける大人のお姉さんの美貌からは、汗ではりついた数本の髪がハラリと色っぽくこぼれ落ちていた。
「彩お姉さん、いい?僕の指いいんだよね、ぎゅぎゅっぅて彩お姉さんの中がしてる、ほらここ、ここのコリコリしたとこ擦られるとすごくビクビクって、すごいよ、彩お姉さんスケベすぎるよ」
正樹は、激しく反応する極上肉壺を、まさに玩具で遊ぶ様に指先でほじくりかえしながら、息も絶え絶えにあえぐ彩の顎先をぺろっと舐めあげる。
「んふぅーーっ、すっ、スケベって……キミが……んんーーっ」
両目を閉じて快楽を逃す彩の顎先から白い喉元に、正樹の舌が這いまわり、所有の証のように唾液を塗りつける。
そして、タクシーの中で発見していた彩の弱点、少し触れただけで腰砕けになってしまうお腹側の淫肉ヒダヒダの密集地に、鉤状に曲げた中指の先を押しつけると、ゴリゴリと押し上げるように容赦なくコスりだす。
「っっ!!んふぅーーーーっんんんんぅぅぅーーーーぉぉおおうぅっ、そこ、そこ、だめ、だめっ、そこ弱っいひぃ、ひっ、ひ、ひあ゛あ゛おぉぉうぅっ」
汗を滴らせ、ほつれた髪を頬にはりつかせた彩は、ついに我慢ができず両目を見開き啼き声をあげてしまう。
メリハリのきいたボディをビクビクと痙攣させつつ、彩は眉をハの字に寄せ快楽の波を耐えしのぎ何とか飛びそうになる意識を保とうとする。
「気持ちいい?じゃあここのコリコリもっと弄るね……これはどう、彩お姉さん??」
膣穴に出入りする中指の腹が、彩の恥骨の下の性感が集中した部分――所謂、Gスポット――を的確に探り当てると、ズニュズニュッと淫肉の襞を猛烈な勢いで前後し始める。
「すごっ、すごひいぃぃぃーーーーっ、おうぅ♪ んおお゛お゛お゛お゛♪♪」
その瞬間、彩の残る意識の全てが白い閃光とともに吹き飛んでいた。
喉奥から悦楽に堕ちた声があがり、ガクンッと顎をおとすと、正樹の肩口に体をあずけ脱力してしまう。
「…………はぁ……はぁ…はぁはぁ……」
正樹にもたれかかり額をおしつけ、ビクッビクッと思い出したかのように痙攣する人妻。
「ねぇ、彩お姉さん、どう、よかった?」
美女を貪る少年は無邪気に微笑むと、そんなイキ狂った彩の耳元に囁きかける。
「ハァハァ……良かったなんて…レベルじゃないわよ……こんなのヤバすぎよ………ハァハァ……キミ……指だけでお姉さんを……く、狂わせちゃうなんて……ハァハァ……本当にアタシのおま○こ、玩具みたいに…好きにしてれちゃって……あは♪穴の奥まだジンジンしてるわよ……もう、最高よ♪」
気鋭のビジネスウーマンとして知られる美人実業家は、ノロノロと顔をあげると、大事なご主人様にいかに指での穴責めが気持ち良かったメロメロに蕩けた声で報告する。
強気の意思を湛えていたアーモンド形の瞳は、半分白めを剥きもう焦点を結んでおらず、だらしなく開けられた赤い唇からは唾液を引いた長い舌が犬のように垂れ下がり、まさにメス丸出しの淫らなイキ顔だった。

その一方、反対側から正樹に抱きついていた美沙は言うと……
「あっ、彩さんったら……」
正樹にスカートの中でショーツ越しの愛撫をうけながら、反対側でメスの啼き声をあげて崩れ落ちる友人の様子を見せつけられていた。
タクシーの中では、自分の事に精一杯で彩がエクスタシーで失神していた事にも気がついておらず、今初めてその痴態を目撃したのだ。
彩の淫らで心底気持ち良さそうな表情が、奥手の美沙の心を震わせる。
そんな美沙の視線に気がついた彩が、涎をひいた唇をにまっと歪めていた。
「はぁはぁ……はぁはぁ……もうすごすぎよ、この子……ふふふ、最高のご主人様ね」
それだけ言うと、腰に力が入らないのか、座椅子に腰掛ける正樹の肩口にあずけていた体をズルズルとすべらせ、畳の上に尻餅をつくように横座りになってしまう。
はぁはぁと荒い息を吐く真っ赤な唇と、火照った美貌はエロチズムに溢れおり、襟ぐりの広いブラウスから覗く深い谷間は息継ぎにあわせ上下にゆれ、浮き上がった汗の玉が艶やかな肌の上を豊かな曲線に沿って滴り落ちていく。
「彩さんっ、だっ大丈夫なんですか?」
快感で気を失うことなど経験した事も無い美沙は、友人の様子を純粋に心配し、横たわる彩の上に四つん這いになって身をのりだす。
四つん這いになった美沙のニット地に包まれた豊満なバストが、重力に従いスケベな円錐形となってたゆみ、タイトなスカートに包まれた形のいいお尻の丸みが浮かび上がる。
特に腰がきゅっと見事にくびれてスタイルがいいため、よけいに重そうなバストや豊かなヒップの見事な丸みが強調され、まさに男の妄想をかきたてる理想的なラインを描いてた。
正樹は、おもわずゴクリと生唾を飲み込むと、目の前で計らずも雌豹のポーズを取ってしまっている美沙の腰をまじまじと見つめていた。
――美沙お姉さんのお尻とおっぱい、すごい……やらしいや…………もう、僕。
「美沙お姉さんっっ」
当然、こうなっては正樹は我慢などできない、というかそんな気はさらさらない。
座椅子からガバッと立ち上がると、四つん這いの姿勢で突き出された美沙のお尻にむしゃぶりつく。
「きゃぁっ、あっ、まっ正樹くん、だっダメです、ちょ、ちょっとまってください、彩さんが――」
むろん、正樹が待つはずもなく、美沙のタイトなスカートを巻くりあげる、若妻の形のいいお尻が丸見えにする。
ベージュ色の無難なパンティストッキングにぴっちりと包まれた安産型の丸いお尻。
その豊かなヒップラインを形作るパンストの下では、白いシルクのショーツが浮かび上がり、正樹に執拗に指先で弄られていたデルタ部分に濃い染みを広げていた。
「みっ、みみ見ないでくださいぃ、す、スカートを下ろしちゃダメですぅ、本当にダメなんすよ、ね、正樹くん、いい子だからスカートめくりはやめてください、ね」
お尻を剥き出しにされた美沙は、悪戯っ子を刺激しないように諭す口調でお願いしながら、正樹から遠ざかろうと、四つん這いの姿勢のままで寝そべる彩を乗り越えるように、突き出した丸いお尻を揺らし這い出していた。
だが、その行為は悪戯っ子どころか実はただのエロガキの正樹の興奮の炎にガソリンをぶちまける結果となっていた。
やりたい盛りで精力旺盛、それに今日はまだまだ満足していない正樹の目には、その女の脂のしたたる肉感的な丸いヒップは、もう性欲処理のための都合の良いムチムチの女肉の塊にしかみえていない。
「ごくっ、すごいスケベです、美沙お姉さんのお尻……」
正樹の中から、ドロドロと湧き上がる黒い欲望が溢れ出してくる。
眼前で揺れる美女の尻肉を押し開き、その奥の穴を剥き出しにして肉棒をハメ入れ、この女を孕ませてやりという原始的な生殖本能。
いつもなら、少年の黒い欲望も平然と受け入れ、逆に圧倒してしまう冴子さんやマイカといった人並み外れたスケベな美女達がいるのだが、いまはここにはそんな牝穴提供者はいやしない。
「美沙お姉さん、美沙さんのお尻、お尻、いいよね、もう、もう、僕っ」
正樹はドス黒い欲望の命じるまま、眼前で揺れる美女の尻タブをぐいっと掴み上げ揉み、ベージュ色のパンストに包まれた肉感的な臀部を撫で回す。
「ひっっ……だっ、ダメです、ダメですてっば、お、お姉さんは結婚してるの、正樹くんとこれ以上のことしてしたら……ね、おっお願い……おっ、夫がいる身なんです、まっ、正樹くんはいい子だから、お姉さんのお願い聞いてくれますよね」
美沙はやや垂れた細い糸目を潤ませながら、正樹を刺激しないように優しく諭そうとする。
だが、その「夫がいるから」という発言が、逆に正樹の中の黒い欲望をさらに湧きあがらせ燃え盛らせる。
「うん、大丈夫だよ、静江も結婚してるけど僕のモノだし……だから美沙お姉さんも僕のモノにするからね」
年上の人妻を犯し、自分のモノにするとあっさり宣言する中学生。
「なっ!!そんな事……」
いままでにない正樹の欲望たっぷりのその言葉に、美沙は顔色をかえ狼狽する。
もう少年はパンストとショーツの上から触るだけじゃ我慢できないのだろう。
きっとあのズボンを盛り上げている高まりを、電車の中で一条師範にしたようにしないと満足してくれないのだ。
―――そんな事、そんな事許してしまったら、わたしもう、もう……戻れない。
美沙は、細面の顔を小刻みにふると、長く波打った栗色の髪を乱し、畳の上を四つん這いで再度逃げようとする。
無論、本気で拒否しようと思えば、泣き叫ぶなり暴れるなりして抵抗する術はあっただろう。
いくら相手は男性とは言え、正樹は線の細い華奢で小柄な男の子なのだ。
非力でも大人の美沙が必死で抵抗すれば、どうにかなる相手だった。
だが何故だか、美沙はスカートを捲られお尻をつきだした四つん這いの姿勢で、ただ這い逃げるだけの消極的な選択をしていた。
まるで、少年を誘うように。
「い、いけません…こんな事……わたし…わたしは夫がいる身なんです」
いまだに虜に堕ちた自覚のない清楚な美貌の若妻は、自分に言い聞かせるように呟きながら、とりあえず正樹から距離をとろうと、半失神状態で畳の上に崩れ落ちている彩の上を乗り越えようとする。
まさにその時……
「あんっ!!」
四つん這いの美沙の両手、両足に、突然何かがしなやかに絡みつき動きを奪っていた。
ちょうど美沙の下、仰向けになった彩がその美沙の手首を掴み、長い美脚で四つん這いの美沙の膝を絡めとっていたのだ。
「あっ!! 彩さん、な、何をするんですか離してくださいっ!」
「あらら、駄目よ、美沙さん、もうそろそろ覚悟をきめちゃいなさい、本当は正樹クンに犯されたいんでしょ、わかってるわよ」
美沙の眼下で、にんまりと笑みをつくる彩。
そのアーモンド形の猫目は快楽漬けで恍惚としており、友人をともにこの快楽の沼地に引きずり込む事に至上の喜びを見出しているようだった。
「彩さん、離してください、こっ、こんな事、彩さんだっていけない事だと知ってる筈です」
「あは♪ 面白い事を言うわね美沙さん、美沙さんこそ知っているんでしょ本当はもうこの子なしじゃいられないくせに……んふふふ、すごいわよ、指でいじられただけでアタシもう……」
「そ、そんな、そんな事、あるわけ無いですぅ――――んあぁんっ」
正樹の力を頑なに信じようとしない美沙の細い柔和な目が、麻酔を打たれた患者のようとろんと蕩け、急速な勢いで四肢から力がぬけていく。
「んっ、ぴちゃ、ぴちゃっ、ああぁ、美紗お姉さんのお尻、んんっ、れろっ」
その原因は、美沙のお尻の間に顔をむにゅっと埋め、パンストの縦筋に沿って秘肉の盛り上がりを舌で嘗め回している正樹のせいだった。
「ひあぁんっ、いっ、いけません、そんな所舐めないで、んん--ッ」
清楚な若妻は少年を押し留めようと声を絞り出しながら、四つん這いの背筋をそらせて体中を走る快感の電撃に打ち震えてしまう。
「あら、美沙さんったら、腰をしっかり正樹クンの顔に押しつけて、やらしいんだぁ」
「そ、それは、あ、彩さんが抑えて動けないからで……あひっ、うそっ、ちょ、ちょっと待ってください、正樹くん、何を――」
「この邪魔なのもういらないよね、美沙お姉さん」
欲望のまま盛る正樹は、ついにパンスト越しでは我慢できなくなったのか、ヒップにはりつくストッキングに皺をつくると、爪先と歯で咥えグイグイとひっぱりだす。
「だめ、だめですよっ、パンストやぶっちゃ、あっ!」
びりっとストッキングがほころぶ音とともにできる小さな裂け目。
少年の指先がその小さな穴に殺到すると、隙間から潜り込みビリビリと破り伝線を広げ、美沙のお尻を包むベージュ色の薄い保護膜を引き裂いていく。
「あっ、あぁぁつ、いやぁぁっ、パンスト破っちゃダメですぅっ、だめぇぇぇっ」
年下の少年にストッキングを破られお尻を剥かれる若妻は、唇をわななかせながら首をひねって背後をふりかえる。
その視線の先では、ちょうどお尻の真ん中で破られたパンストの裂け目から、ミルクを溶かし込んだような白い地肌が晒されていた。
「ああぁ、なっなんて事を、正樹くん……だっ駄目です、もうやめて、やめてください」
だが、本能に忠実な少年は、目の前の白く丸い尻肉を鷲掴みにすると、容赦なくぐいっと尻タブ広げ、淫靡な空間を露にしてしまう。
「ひいいっ、だっだめ、お尻広げないでぇ、あんっ、いっいや、そんな所見ちゃいやぁっ」
「うわぁ、すごいよ、美沙お姉さんのここ、もうびちゃびちゃで、糸をひいている……すぐ綺麗にしてあげるね」
正樹は、美沙の大きく丸いお尻の谷間に食い込んでいる白いショーツをぐいっと引き下げる。
「いやあぁぁっ、だめ、だめ、だめぇ」
そして、そのまま剥き出しにされた艶尻の合間に顔を埋めると、とろりと蜜に溢れた秘肉に吸い付き、ほころんだ割れ目に舌をはわせだす。
「んああぁぁぁっ、舐めちゃっ、あひっ、そっそんな事、いやぁん、あ、あ、舌が、舌が、入ってきてますっ……嘘っ、嘘ぉ、嘘ですよね、こんなっ、んああぁぁぁっ、そっそんな所舐めるなんて、そんな、あっ、あっ、あんんっ」
美沙の温和な美貌は、驚愕から羞恥そして途方も無い官能へとあっという間に堕ちてく。
中学生の男の子に秘肉の割れ目を舐められただけで、肉感的な肢体を持て余す人妻は簡単に肉の快楽に囚われ、その心地よさの虜になっていた。
「はひっ、舌っ、わたしの中を…な、、舐めてますぅ、舌すごひぃ、ずりゅじゅるってしてますぅ……はひっ…舐めないでぇ、あひぃっ、いやあぁぁっ」
ぴちゃ、ぴちゃ、じゅるるるっっと卑猥な音が、人妻の白いお尻の間から響き渡る。
その度に四つん這いの背中がふるえ、お尻の谷間を破かれたパンストに包まれた太股がヒクヒクと痙攣を繰り返す。
ついには美沙の若い身体は、彼女の理性とは裏腹にねだる様に丸いヒップを正樹の顔に押しつけだしていた。
「んっ、れろれろっ、じゅうるぅっ、美沙お姉さんの蜜がどんどんこぼれてるよ、じゅるるっ、んっ、れろっ」
正樹は人妻の尻肉を両手で掴み限界までぐいっと開くと、濡れ光る淫豆を吸い上げたり、舌を伸ばし膣穴の奥まで嘗め回したりと、好き放題を続ける。
その顎先からは、蜜口から溢れ出す愛液が伝わり、唾液と混じりあって垂れ落ちている。
「正樹くんが、あひぃ、んあっ、あっ、しっ舌で舐めるのっ、ほっ、本当ですぅ、本当に凄いっ……だめです、だめなのに、んああっ、いいのぉ、良すぎっ、んあああぁ、すっちゃダメぇ、そこ、そこいいのぉ――んああああぁぁっ」
彩に手足を押さえられた拘束された美沙は、夫にさえ直接見せたことのない場所に吸いつかれ、さらに、伸ばした舌先で穴をほじられ、肉の芽を前歯で甘噛みされると、完璧に快楽に堕ちきった女の艶かしい声をあげる。
「あひっ、ひぁぁっん、あっ、あんっ、んあぁっ」
女として開発され淫らな華を咲かせはじめた美沙の声は、まるで糖蜜をかけた砂糖菓子のように甘い響きを増していく。
そんな蕩ける美沙を眺めていた彩が、心底うらましそうな声をだす。
「あは♪ 正樹クンったらアタシの時より激しそう……もう美沙さんのおま○こトロトロに蕩けちゃって、太股までスケベな汁を垂らして……ふぅ、羨ましいわ、アタシも正樹くんに……」
彩は、犬の姿勢で秘所を舐められビクッビクッとヒクつき官能に目覚めていく友人の様子を羨望の眼差しで見つめていた。
――ふふふ、アタシも指で失神してなければ今頃正樹クンに舐められちゃってのかしら……いいえ、このスケベな男の子ことだもの、玩具のアタシ相手なら前戯なしでブチ込んでくるわよね、きっと。
そんな淫らな願望に心を踊らす彩の視線の先では、正樹がぴちゃぴちゃと若妻の蜜花をたっぷり舐め回すと、ようやく舌を引いたところだった。
「はぁはぁ……はぁはぁ……ま、正樹くん、もう満足してくれましたよね……よかった……もう、もう、これ以上されたら……わたし、おかしくなってしまいそうで--って、こっ、今度は何を」
「え?何って準備だけど……?」
背後を振り返った美沙が見たのは、せわしない様子で自分のズボンを下ろそうと奮闘している中学男子の姿だった。
「待っててね、すぐに済むから」
カチャカチャとベルトが外され、すぐさまズボンと下着が降ろされるやいなや、その股間から元気が良すぎて跳ね上がるペニスが姿を現す。
「ま、まさか!ちょっ、ちょっとまって正樹くん、だめ、だめです、いっ入れるのはだめよ、お、お姉さんは人の奥さんなんですよ、結婚してるんです、だから、そんな事しちゃ――」
「うん、わかってるよ」
まったく美沙の言っている事を理解していそうもない無邪気な笑顔で頷く正樹。
元気にそそりたつ肉棒の根元を掴み、もう片手で若妻のむちむちとした尻肉をぐいっと持ち上げ狙いを定める。
さすが欲望フル充電で覚悟完了した理性ぶっ飛びモードの正樹は行動がすばやかった。
「っ!わかっているって正樹くん、全然わかってません……ほっ本当に本気なんですか?……そ、そんなすごいのでされたら、わたし、わたし、きっともう……許して、許してください、夫を裏切る事になってしまいます」
「じゃあ、美沙お姉さんは今日から僕のモノだね」
自らの黒い欲望にのっかった正樹は、ある意味天使のようににっこり微笑むと、先走りで濡れ光る肉棒の先端を、年上の若妻の割れ目にぺちょっとひっつける。
「はひっ……いっ入れちゃだめですぅ、本当にだめなのぉ」
美沙は、少年への隷属に目覚めつつある心に逆らうように、いやいやと小首を振り続ける。
だが、ビクビクと脈打つ肉棒の先端は容赦なく、美沙の蜜壺の入り口を前後に撫であげ、その肉穴の狭い入り口に潜り込もうとしていた。
「んひぅ、熱いっっ、だっだめですぅ、そっそれ以上入れちゃ駄目……ね、ねぇ、聞いて、正樹くん、正樹くんはもう中学生でしょ、そっ、そんな事したらどうなるかわかってますよね? お姉さんのお腹にキミの赤ちゃんできちゃうの、そっ、それでもいいんですか?」
美沙は少年との性交への恐れとそれ以上の快感の予感を感じながら、それでも大人の女としての理性をふりしぼり、栗色の長い髪を揺らし背後の正樹に冷静さを取り戻させようと声をかける。
もっとも、そう言いつつも両手両足を畳につけた犬のポーズは崩さない。
「うん、僕が美沙お姉さんのお腹大きくしてあげるね」
そして正樹は至極当然の口調でにっこり笑みを返す。
「え?」「あは♪」
思いがけない返事に言葉を失う美沙と、期待以上の返事に淫らな歓喜を浮かべる彩。
正樹はお構い無しに、太股まで愛液を垂れ落す蜜壺に、ぐちゅっと肉棒の先端で押しつけ、じわじわと狭い膣口を広げていく。
「はぁ、はうぅっ、そんな……そんな事……あっさり言われちゃたら…わたし、もう……あぁっん」
正樹を冷静にさせるつもりの言葉が、逆に美沙の心を狂わせる結果となっていた。
悲嘆とも歓喜ともつかない声をあげる美沙の心中では、正樹に隷属したい根源的な欲求や、夫へ貞操観念、淑女としての良識、子沢山を夢見る願望、中学生に犯され孕まされる事実など、全てがぐるぐると駆け巡り混濁していく。
「わっ、わたし………わたし……っ」
だが、そんな困惑する美沙を下から眺める彩は、既にもう美沙自身は答えを出していることを当に見抜いていた。
――んふふふ、美沙さんったら口ではああ言ってももう犯される気まんまんなのよね……あれだけ不倫、不倫って言っていたのに……美沙さんみたいなタイプは一度ハマったら抜け出せなくなって、徹底的に正樹クンに尽くしちゃいそうよねぇ、これはアタシも負けてられないわ。
正樹を拒絶する台詞を口にしながらも、お尻の位置をハメやすいように調整している美沙の様子に、彩はにんまりと笑う。
「いいよね、入れるよ、美沙お姉さん」
「…………………んっ……もう好きにしてください」
夫を裏切り、中学生の少年にセックスを許す貞淑だった若妻。
その声を合図に、我慢に我慢をかさねた肉棒が、美沙の膣内に遠慮なく突き入れてる。
ずちゅうっぅっ
粘着質な音を奏でながら、正樹のギンギンに勃起したペニスが、人妻の肉穴にもぐり込む。
「うううぅっ、いいっ、トロトロですごく締まるよっ、美沙お姉さんっ」
ネトッリとしてぎゅうぎゅうしまる人妻の極上の肉ヒダの感触。
少年は他人の妻の蜜壺の心地よさに唸りながら、スベスベの美女のお尻に腰をぶつけ一気に根元まで肉棒をブチ込んでいた。
「あひんっ、おっ、犯されてるぅっ、正樹くんのが、おっ奥、奥まできてるぅっっっ」
夫ではない男性それも中学生の男の子に犬のような姿勢で犯される美人の奥さん。
生涯で夫にしか許したことのない秘所を、既に何人ものメス奴隷を孕ませた肉棒が避妊具もなしに蹂躙し、征服していく。
「あぁぁ--っ、んんぁっ、あっ、んぁっっあああああぁ」
背筋をそらしウェービな栗色の髪を乱す麗しい若妻は、膣奥を一突きされただけで、生涯初めてのオーガスムにあっけなく達していた。
はしたなく飛沫の迸る音とともに、結合部から愛液を大量を噴出し、白い太股がビクッビクッと痙攣させていた。
温和な細い糸目は大きく見開かれ、焦点を失った虚ろな瞳が宙をさ迷う。
「はぁはぁ……すっすごいのぉ…………あひぅ、わたしもう狂っちゃてますぅ…はぁはぁ……」
そう、この肉棒の一突きで犯された時に、美沙は全てをようやく理解していた。
自分がすでに、この少年のモノになっていた事に。
もう目の前の少年とでなければ彼女は自分の人生に何の快感も得られない事に。
他の誰でも駄目なのだ。
その事を牝奴隷として目覚めた美沙の本能が間違いないと教えてくれていた。
彼女はもう貞淑な人妻ではなく、ただ御主人様一人に尽くす貞淑な奴隷になっていた。
「ううっ、美沙お姉さん、いいよ、お姉さんの中すごく気持ちいいっ、ああぁ、最高にいいよぉ、もっと動くね、いいよね、動くからね」
年上の人妻を後背位で犯す中学生の少年は、その幼い顔を恍惚とさせる。
新しいメス奴隷の使い心地のいい穴をもっと味わおうと、くびれた腰をぐいっと両手でつかむと、腰を前後に動かしだす。
ずちゅずちゅっと愛液を攪拌する音とともに、ズンズンと前後する正樹の肉棒が、貞淑だった若妻の蜜肉を性欲処理の道具へ作り変えていく。
「んんああっ、き、きてますぅ、なっ中に、正樹くんの、あひっ、あっ、あっ、嘘っ、こっ、こんな激しっ、いいいっ、あひぅ、おぅっ、おっ、あっ、あっ、あひっ、ひっ」
パンストを引き裂かれたお尻を突かれる度、四つん這いの美沙の身体は前後に小刻みに揺れ、途切れ途切れの嬌声をあげ続ける。
その度に、ノースリーブに包まれた豊満なバストが、ゆさゆさと重そうに揺れ動く。
「ほら、美沙お姉さん、いいよね、ね、ねっ、ほらっ、ほらっ、ほらっ」
小刻みに跳ねる美女の細い腰を、正樹はがっちりと背後からかかえこみ、容赦なく腰を使い続ける。
しっかり固定された若妻の腰は逃げることが許されず、その膣内に少年のガチガチに勃起した肉棒をずちゅずちゅと受け入れるしかない。
激しく出入りを繰り返す肉棒が、ねっとりと膣壁をこすりあげ、子宮口までコツコツと小突き、美女の全身をリズミカルに震わせる。
「はひっ、ひっ、ひっ、いぃ、いいっ、よすぎますぅっ、うっ、ううっ、いいっ、こんな凄いの、知らない、知らないのっ、あっ、あっ、あひっ、」
蜜壺を突かれる振動で揺れながら、美沙は切れ切れの甘い牝声をあげて、ご主人様の問いかけに必死に応える。
乱れれた栗色の長い髪はリズムに合わせ跳ね回り、豊満な乳房がたぷんたぷんと弾み、その美麗な額から汗が飛び散る。
「もう、もうぅ、だめぇ、こっこれ以上、だめぇ、だめえぇ、おっお中の、中っ、ずんっ、ずんっ、てっ、あっ、んっ」
四つん這いの犬の姿勢で突かれ、ガクガクと揺れる肉感的なグラマラスな若妻。
ずぼっずぼっと卑猥な音をたて正樹のペニスが前後する度、半開きの美沙の唇からこぼれる声は濃厚な甘い響きをより深くしていく。
女体の芯を蕩かす途方も無い快楽が、その透き通るような白い肌をほんのり桜色に染め、発情した女の色香を立ち昇らせる。
「んあっ、あっ、あんっ、もっ、もう、だめっ、んっ、くっる、きちゃぅ、あっ、んっ、んっ、んくぅっっ」
「みっ、美沙お姉さん、美沙お姉さんの中、ううっ、いいよっ、絡み付いて温かくてっ、もっと、もっと、むちゃくちゃにしてあげるね、ううぅ」、
正樹は踊るようにくねる美女を逃さないように、くびれた細い腰にまわした腕にさらに力をこめ抱き締めると、他人の妻の膣穴に、自分の肉棒の形を覚えこまようと何度も何度も執拗にペニスでこねまわす。
「あひっ、ひんっ、ひっ、おっ、おうっ、すっ、すごすぎて、あひっ、あっ、あっ、あぁっ」
ぐちゅっぐちゅっと蜜穴をかき乱す淫らな粘着質な音は、さらに大きく速いピッチに変わっていく。
その度に、汗に濡れて艶かしい光沢をはなつ白いお尻がビクンッビクンッと震え、結合部から攪拌され泡だった愛液の飛沫がほとばしる。
「あひっ、んあっ、もう、もうぅっ、かっ身体中、おっおかしくなってますぅ、あひいっ、そこぉっ、そこいいのぉ、いっちゃいますぅ、いちゃいうからぁ、ひっ、ひいっ、いいっ、いいっ、いくぅううっ、イきますぅっっ」
正樹にお尻をかかえこまれた美女は、ズコズコ突かれ続けながら、人生初めての生本番でのアクメを迎えようとしてた。
その美貌はすっかり蕩け、優美な眉はよせられ、細い糸目はさらにぎゅっと閉じられ、ただ肉の快楽だけに没頭していく。
そのまま美沙は至福の快感に全てをまかせ、背筋を反らせビクビクビクッと痙攣しながら、絶頂に駆け上がっていた。
「んくううぅぅっっっッ」
今朝会ったばかりの中学生に心も身体も奪われた若妻は、顎をそらせ喉の奥から押し殺すようなイキ声をあげる。
「あふぅ」
びくびくっと背筋をふわせた美沙は、まさに女神のような清楚で温和な美貌に、にっこりと最高の笑みを浮かべていた。
「――っ」
次の瞬間、細い目の奥で瞳が焦点を失い、珊瑚色の唇からとろりと涎が滴り落ると、上半身を支える腕から力が抜け重力にひかれるように倒れこんでいた。

「あら、美沙さんったら素敵なイキ顔ね、ふふふ」
崩れ落ちた美沙の上半身を、下に寝そべっていた彩が淫靡な笑みを浮かべながら、やんわりと抱きとめていた。
彩の挑発的に盛り上がる胸と、倒れこんだ美沙の豊かな乳房が重なり合い、クッションのようにむにゅっと卑猥に形をかえ押し潰しあっている。
「………はぁはぁ……はぁはぁ…………」
犬のようにだらしなく舌を突き出しイキ崩れた美沙は、彩の美貌に負けず劣らずの端正な顔を寄せると、荒く息をつきながら快楽の余韻にひたっているようだった。
「あらら、美沙さん、まだまだ終わりじゃないわよ、ほら」
「え?―――んあっ!!」
彩がニンマリと笑みを浮かべ、美沙の表情が淫らに歪む。
「!!――あひっ、あっ、あんっ、あんっ、あんっ、ちょっちょっとまた……あひっ、ひあぁん」
彩に上半身を重ねた姿勢のまま美沙の肢体が、また少年に膣奥をずちゅずちゅと連続して貫かれ、小刻みに揺れ動きだしていた。
「ううぅっ、美沙お姉さん、ほらもっと、お尻をつきだして、ううぅいいよっ、ああっ、どんどんお姉さんのが僕のに馴染んでいくみたいで、うううっ、気持ちいいよ」
すっかり人妻の穴を征服する気持ちよさを知った少年は、まだまだこの程度では終わらない。
突っ伏した美沙の細い腰に回した腕に力をこめると、若妻の丸く白いお尻に乗り上がるようにしてズチュズチュと腰を振りたくる。
イキ狂った若妻の狭い膣内に埋め込まれたのペニスの先端が、お腹側の肉襞をズリズリと擦りあげ、生暖かい蜜肉を再度蹂躙する。
「はひっ、ひっ、ひぃ、はぁはぁ、いひっ、んんっっ、気持ちいいのがとまならいのっ……正樹くん、正樹くんに抱かれてるっ、あん、あんっ」
中学生のペニス専用の牝に調教された若妻は、下腹部にズンズンと響く振動に身をまかせたまま、今朝であったばかりの少年に犯され続ける。
「あああっ、美沙お姉さんっっ、美沙お姉さんっ、あぁぁっ、気持ちいいよっ」
正樹は腰から溶けそうなほどの心地よさに浸りながら、彼のモノになった人妻の名前を呼びながら、とろとろに絡む牝穴の中で肉棒を前後させる。
猛りきったペニスのえらが、様々な角度で美女の蜜肉のヒダを捻じ込み抉りあげ、淫液で蕩ける膣の中をあますところなく弄り捏ね上げる。
――あは♪ これは凄いわね、正樹クンったら美沙さんの女の穴を徹底的にほじくりかえしちゃって、もう本気ね、本気で、人の奥さんを寝取る気まんまんよね、ふふふ、孕ませちゃうっても案外本気なのかしら、これは。
彩は、重なり合った美沙の肌を通して激しい律動を感じながら、自分も次はその餌食になるのだと思うと甘美な期待にゾクゾクと心震わせていた。
そんな彩の期待の眼差しを受ける正樹は、肉棒の先端を子宮口に押し当てると、おもむろに美沙の腰にまわし組んでいた腕に力をこめ、動きをとめる。
「あひぃ、ひあ?まっ正樹くん、なっ何をして――きゃんっ」
美沙の半ば突っ伏していた上半身が、腰に巻かれた正樹の両腕を支点にぐいっと持ち上げられる。
二人の美女の重ね餅のように卑猥に合わさったバストがぶるんっとはなれ、美沙は膝立ちで背後から正樹に抱かれるような姿勢で上半身を起こされていた。
「あんっ、いったい何を――」
すっかり力の入らない美沙の肢体は、抱き起こされた勢いのまま背後の正樹にもたれかかり、しなだれかかってしまう。
そのふらつく上半身を支えているのは、背後から腰に回された正樹の腕と、太股の間に割り込み膣内に根元まで突き入れられたビクビクと脈打つ肉棒だけだった。
「―――何を…んっ……なっ何をする気なの?」
美沙はそう言いながらも、彼女の子宮口をゴリゴリと押し上げる肉棒の先端が今にも爆発しそうに高ぶっているのをはっきりと感じていた。
何をする気かなんて、もはや尋ねる必要はないのは明白。
そう、この中学生の少年は、年上の女性、それも人の妻である彼女の膣内に射精する気まんまんなのだ。
美沙がその潤んだ目線を下げると、豊満な乳房の谷間から、脂肪がうっすらとのった自分のすっきりした腹部が視界に入る。
お臍がちょうど見えるそのお腹の中、その中に今まさに背後から抱きつく中学生の少年の反り返えった勃起ペニスが収まっているのだ。
膣内一杯に感じるその大きな異物が、、ヒクヒク痙攣して射精の時を待っているがはっきりわかる。
そう、今にでも少年がその肉棒の先端から、あのたっぷりと濃いドロドロの白濁液が射精されるのだ。
避妊など一切などしていない、膣内で弾けたねばっこい精液は、そのまま直接、彼女の子宮の中に注ぎ込まれてしまう。
元気な精子がたっぷり詰まった中学生の子種は、女として熟れた人妻を孕ませるのにに十分過ぎるだろう。
夫以外の男性、それもまだ子供に種つけされる。
きっと背後から抱きつく少年は、これを見せたくてこんな姿勢を自分にとらせたに違いない、美沙はそう理解していた。
「はぁはぁ…んっ…正樹くん、お姉さんの中に出しちゃう気なんですね……はぁはぁ……だっ、だっ駄目よ………そっそれだけは駄目なの……外に、ね、外に出しましょ、ね、正樹くん、お願いよ」
美沙は、なんとか大人の女としての最後の矜持を言葉にのせることができていた。
「言ったよね、美沙お姉さんの中に出すって、今更駄目なんてズルイよ、美紗お姉さん」
しかし、美沙の肩越しに顔を覗かせた正樹は、まるで美沙の方が間違っているといわんばかりに、きっぱりとそう言い切る。
中だしする気持ちよさを美貌の叔母さん達相手に覚え込んでしまっている正樹は、若妻の心地よく絡みつく膣肉の奥にスペルマを注ぎ込む欲望に、ある意味すがすがしいまでに忠実になっていた。
「そっそんな、なっ、中でなんて出されたら、わ、わたし妊娠しちゃうわ、絶対………ね、正樹くんまだ中学生なんですよ……そんな事しちゃだめです、ねっ、んっ、お願いっ、お姉さんのお腹に…んっ、精子だしちゃだめなんだから、、ね、いい子だから、ほっほらお姉さん正樹くんにキスしてあげる、ね、それで我慢しよ、んっ、ちゅっ、れろっれろっ、ほら、気持ちいいからって中にだしちゃだめですよ、んっ」
美沙は必死に最後の一線を守りきろうと、背後から肩越しに顔を寄せてくる正樹に自ら首をひねって唇を与え、伸ばした舌で少年の口腔内を嘗め回しすが、その言葉はまるで逆に中出しをねだるような甘い響きをはなっていた。
しかも正樹のペニスを根元まで咥え込んだ自分の下腹部に、愛しげな優しい動きで指を這わせている始末なのだ。
そんな美沙の様子を下から眺める彩は、やれやれと嘆息する。
――あらら、美沙さんったら台詞と行動がまったく逆よ、逆……まぁ、ここまで許しちゃったらザーメン中だしされるのは決定ね、正樹クンもやりたい盛りの男の子だもの、後先なんか考えず膣内射精でたっぷり濃い精子を注ぎ込みたいに決まってるわよねぇ。
そんな彩の予想通り、すっかり欲望に忠実となった正樹は、美沙のチロチロ蠢く舌から口をひくと、再度宣言する。
「彩お姉さん……僕、もう……お姉さんの中にこのままだすから」
正樹は、極上の美人妻の膣内に突き入れたペニスぐいっと動かし、その子宮口に亀頭の先端をごりっ擦りつけてやる。
「んあっっ」
白い喉をのけぞらせ、波打った琥珀色の髪を揺らす抜群のプロポーションの美人若妻。
その、なめらかな下腹部の奥で、他人の奥さんのネットリと絡みつく膣肉のヒダにくるまれた中学男子のペニス。
「はぁはぁ……そっそんな、奥に押し付けて……はぁはぁ……だっ駄目よ、ね、外に、お願い、外に出してくれたら、何でもしてあげますから」
美沙のその懇願は、彼女は知らなかったが、美沙のお茶の師匠、一条静江が、茶室で正樹に後ろから犯され陥落し、身も心も捧げた時と同じセリフだった。
「え?ほんとに?何度でも?何度でもさせてくれる、美沙お姉さん?」
そして正樹は、あのお茶室で貞淑な人妻を穴奴隷にした時と同じように、美沙に背後から抱きつき、ほのかに漂う心地よい香水と甘い女の匂いを鼻腔に感じながら、美沙の提案に興奮した様子も隠さず嬉しそうに聞き返す。
「ええ、さ、最後に外にだしてくれるなら、もう、好きなだけやらしてあげます、だから、だから……」
「ほんとだよね?約束だよ、好きなだけ、いつでもやらしてくれる?」
正樹は瞳を輝かせながら、畳み掛けるようにそう言いながら、腰をグリグリと押しつける。
美沙は、お腹の中でさらに興奮しビクビク脈打つ肉棒の蠢きに呻ぎながら、言われるがまま要求を受けて入れていた。
「ええ、ええ、外にだしてくれるなら、なっ何度だって、どんな風にでもしてあげます」
「じゃあ、じゃあ、今度は美沙さんの大きなおっぱい吸いながら入れたいな」
「そんな事を……あんっ……わっわかりました、いいです、好きなだけ吸っていいです、だから、んっ」
「後ね、後ね、ベロ、ベロチューしながら美沙お姉さんとつながりたい、いい?」
「べろ? ああっ、キスですね、いいですよ、正樹くんの舌を舐めながら沢山してあげます、そっ…あひっ…んんっ…そっ、それでだけでいいんですか?」
「うん、勿論、一回じゃないよね、何回でもずっとやらしてくれるんだよね?」
「はい、もう、何回だって、いつまでだってしていいです、もうはなれられないぐらいに、ぎゅって抱き締めてあげちゃいます、他には何?もう何だってお姉さんがしてあげますから」
嬉しそうな少年のあけすけなスケベな要求に、それ以上の条件で答える美沙。
膣内にザーメンを注がれるのを逃れようしていた筈の美沙は、何時の間にかその唇には微笑を浮かべ、頬を寄せる正樹の嬉しそうな顔を幸せそうに見つめている。
その瞳の奥には、少年を喜ばせる事に快感を見出した、正樹に隷属した牝奴隷特有のトロリと蕩けた欲情の灯火が揺らめいていた。
「あと、立ったままいれたい、いつも冴子さん、僕の叔母さんはキッチンや玄関でたったままさせてくれるから……それも、いい?」
「ええ、勿論いいですよ、その人みたいにやらしてあげます、立ったままお尻振ればいいんですね? ……もう正樹くんが好きな時に、好きなようさせてあげます、この旅行の間は、わたしは正樹くんの女ですから」
ついにはさりげなく正樹の、中学生男子の女になると言ってしまう年上の魅力的なお姉さん。
だが、しかし……
「駄目だよ、旅行の間だけじゃないからね、美紗お姉さん、ずーーっとだよ、ずっと僕のモノだ、旅行の後も、好きに使うからね、ねっ、いいよね、家にかえっても僕だけに使わせてくれるよね」
黒い欲望に後押しされている正樹の独占欲はそれぐらいでは満足するはずがない。
この肉感的で色っぽい若妻の身体を自分だけのモノにする約束をせまりながら、ねっとり濡れる膣内にくるまれた肉棒をビクビク震わせ、美沙のすべすべとした頬をべろっと舌でなめる。
「んっ、あぁぁ……使うって……どっ道具みたいに……そう、使いたいんですね、お姉さんの体……んっ……旅行の間だけじゃなくて、ずっと抱いてくれるんですか?正樹くんだけのモノにしてくれますか?」
少年の舌にその美貌を舐められながら、麗しい若妻はうっとりとした声をだす。
正樹が美沙に、中出しのがわりの条件をつきつけていたのが、何時の間にか美沙が正樹に隷属の許可をお願いしていた。
立場が逆になっていたが、正樹の隷属している美沙にはもう関係ない。
ただ、きちんと言葉にだして、この我侭でスケベな少年にその事をちゃんと教えてあげるだけだなのだ。
そして、こんな極上の艶やかなお姉さんが、自分の女になることを断る道理がある筈もなく、正樹は張り切って即答する。
「うん、美沙お姉さん」
「ああっ、嬉しいです、正樹くんの、あなたの女にしてください」
「うん……僕だけのモノだからね、このやわらかくて細い髪も――」
正樹は鼻先をいい匂いのする美沙の波打つ細い栗色の髪に寄せ、その気品のある馨しい香りを堪能する。
「――それに、この細い腰も、白い肌も、おっきなおっぱいも、とっても綺麗な美沙さんの全部は、ずーーっと僕だけのモノだ!」
正樹はそう言い切ると、辛抱たまらなくなったのか、腰を小刻みに動かし人妻の膣内をまたしても肉棒でぐちゅぐちゅと攪拌しだす。
さらにもう逃げる心配のない細い腰に回して組んでいた手をほどくと、おもむろノースリーブのトップスの上から、重そうに揺れる紡錘系のバストを両手でぎゅっと掴みあげる。
「あひいっっ、んあっ、あっ、ああぁんっ」
美沙は唐突に再開された交尾の快感に震え、正樹に舐められヨダレの跡をつけた白皙の美貌をのけぞらせる。
そんなプロポーションのよい膝立ちの美女を、正樹の肉棒が背後から串刺しにするように突き上げえぐりこみ、脇からまわされた両手が二つの重そうにゆれる乳房をパン生地をこねる様にむにゅむにゅと揉みあげる。
芯がないほど柔らかく重量感のある母性の膨らみは、正樹の手に鷲掴みされ、むにゅっと二段にわかれると、その先端が腰から伝わる振動で上下に小刻みに揺れ動く。
「美紗お姉さんは今日から僕の女なんだから、もう誰にも触らせちゃだめだよ、ほら約束して」
「あひっ、ああっ……だっ誰にもって……そんなっ……あっ、あっ、あんっ」
細い輪郭の顎先をあげて喘ぐ美沙は、背後からズンズンと突かれ豊満な胸を揉みくちゃにされながら、正樹の言う「誰にも」に彼女の夫が含まれている事に気づく。
――もっもう、言わなくてもわかってるクセに、わたしの口から言わせたいなんて……
正樹が暗に要求しているセリフに少しばかり躊躇した美沙の心に駄目押しをするように、子宮口をコツコツとノックする正樹の亀頭が、はやくしないとこの中に注ぎ込むぞと催促してくる。
「あんんっ…はいっ…わっわかりました……やっ約束します、もう誰にも…誰にも……アノ人にだって…夫にだって許したりしません、今後一生、わたしがセックスするのは正樹くん、あなただけですぅっ、わたしのご主人様は高梨正樹くんだけですっ」
貞淑で淫らな事を何も知らなかった若妻の口から、ついにはっきりと夫ではなく少年を選ぶ言葉がこぼれでる。
「うん、じゃあ約束だからね」
正樹の中の黒い欲望がもたらした独占欲が満足されたのだろう、くちゅくちゅと愛液を泡立てるほど前後していたペニスが、絡みつく美女の肉ヒダをひきながら、ゆっくりと引き抜かれていく。
「……ぁっ……ぁぁ」
美沙は、何時の間にかしっかり馴染んでいたペニスがお腹の中から抜かれる事に激しい喪質感を覚え、思わずせつない声をだしていた。
だが、この交換条件は美沙本人が言い出したことなのだ。
それに、少年は言葉通り、これからも美沙の体を独占し貪り続けるだろう。
そして美沙もきっと夫との関係を拒否し、この幼い少年だけにその身を開いてしまうに違いない。
いつか自分から少年に孕まされる事を承知で膣内射精を許してしまう事になるのだろう。
そう、早ければ今夜にも……
だがそれは美沙の誤った考えだった。
正樹の息つかいを感じ、首をひねって背後を見た美沙は、瞳を見開く。
背後の正樹は腰だけをひいて、いまだ美沙の大きなおっぱいをぎゅうっと鷲づかみしたまま、そのそそりたつ肉棒の先をいままさに的に向って鋭い矢を打ち放とうと弦をギリギリとはる大弓の様に、人妻の蜜壺の入り口に再度狙いを定めていたのだ。
「まっ、正樹くん、あの…何をするつもりなのかな?」
「うん、約束通り一度外にだしたから、今から美沙お姉さんはもう僕の女だよね、今から美沙お姉さん僕の好きに使っていいんだよね、どうしようかなぁ……えーとね、そうだなぁ、それじゃ最初は中にだししてもいいよね?」
正樹の瞳は純粋な欲望に輝き、年若く美しい人妻の見つめている。
その瞳に見つめられた美沙は、お茶の師範である一条静江が何故この少年に全てを与えていたのかはっきりと理解していた。
――ああぁ、すごいです、正樹くんの瞳に見つめられただけで……はぁ、なんて幸せ、もっともっと正樹くんにお仕えしたい……あぁぁ。
正樹に隷属する、その甘美な行為が今野美沙の胸を焦がし、自然と言葉が口をついてでる。
「そうね、そうですね、約束ですもの……ふふふ、勿論ですよ。お姉さん、今日から正樹くんだけの女なんですから……正樹くんの、ご主人様の赤ちゃんを孕むのはご主人様の女としての当然の義務ですものね……いいですよ、お姉さんが全部受け止めてあげますね、正樹くんの精液」

清楚で温和な母性に溢れる貞淑だった若妻、今野美沙が正樹の中だし射精用の種付け女として永遠の隷属を誓った瞬間だった。

「うんっ、出すよ、美沙お姉さんの中にぃぃ……ううううぅ」
正樹は、そんな年上の若妻美女の隷属の言葉に応え、腰の力をゆるめると精道に溜まりにたまった高ぶりを開放する。
亀頭の先がぐっと膨らみ、美沙の弾力のある肉壺の奥の奥で、白濁した液体を爆発させる。
「ああぁんんっ、あっ熱い、いいぃっっっ」
「ううっぅっ、いいっ」
ぶぴゅっ どぴゅっ どぴゅっ どぴゅっ どぴゅどぴゅどぴゅっ
正樹の唸り声とともに、子宮口を押し上げた亀頭の先端から濃厚なザーメンが迸り、噴き上がる。
もう何の躊躇もなく他人の妻の胎内への種付けが始まっていた。
「あひぃんっ、あんんっ……なっ、中で果てますっ、きっきてるぅ、精子、精子がわたしの中にタップリに流しこんできて、はぁはぁ……あっ、アナタごめんなさい、美沙は、美沙はもう正樹くんの女なりました、子作り、子作りセックスしちゃってますぅ」
美沙は自らのお腹の中にドクドクと注がれる熱いスペルマの感触に戦慄きながら、ここにいない夫に、年下の少年に膣内射精を許し、子種を孕む事を報告する。
「うううっ、美紗っ、美紗っ、美紗お姉さんっ、いいよっ、すごく気持ちいいよっ、うううっ」
正樹は眉をよせビクビクっと背筋を震わせながら、美沙の名前を呼び続ける。
その度に、膣内に潜り込んだ肉棒がビクンッビクンッと脈動し、濃厚な白濁液が他人の妻の胎内にビュクッビュクッと勢いよく注がれていく。
「はひっ、ひっ、いいっ、わたしもいいですっ、あんっ、んんっ、好き、大好きですよ、正樹くんっ……おっお腹の奥をセーエキが叩いてるのがわかりますっ、あんっ、わたし幸せですっ、あぁっっ、こっ、あんっ、あっ、あっ、しっ幸せすぎますっ、あひっ、こんなに、たっ沢山っ、あんっ」
中学生に膣内射精され、お腹の奥をザーメンに叩かれる感触に恍惚とする艶かしく色っぽい若妻美女。
「あふぅ、正樹くんとの子作り気持ちよすぎですよ……ああぁ、まっまだお腹の中でドクドクって……ふふふ、これからもずっーとお姉さん、正樹くんの子作りしますから、末永く宜しくお願いしますね」
その細く柔和な目をうっとりとトリップさせ、少年の種付け奴隷となる事を誓いつづける。
そんな幸せそうに艶っぽい声をだす美女に返事がわりに、正樹は背後から艶やかな肢体を抱き締め直すと、その美貌をぐいっと横にひねり、唇をふさぎ、舌を吸い上げ唾液を流し込む。
「んぐっ…んんっ…んふっ…ちゅっるっ…あふぅ…んぐっ」
美沙の下の口ではドロドロのゼリーのような濃密のスペルマが、そして上の口ではねばつく唾液が白い喉の奥に注がれる。
「んふぅ…もっもうっ…んぐぐっ……んぅ…っ…あふぅ……んぐぐぐぐぅぅっ」
美沙は汗に濡れる肉感的な肢体をふるわせ、今までの人生で経験した事もない最高の至福感に駆け上がっていく。
「あんんっっいくぅ----ううっぅっ」
長年の夢だった子沢山を叶えてくれる新しい旦那様をえた美人妻は、やがて白熱する官能の光に飲みこまれ意識を飛ばしていた。
そのなめらかな腹部の中で、子宮口をこじ開けられドロドロのザーメンをどぴゅどぴゅっと最後の一滴まで注がれながら…………


誤字脱字指摘
2007/9/8 ふりゅ様
ありがとうございました。