女族隷属

 ※ 超注意事項:属性は当然寝取り、孕ませ専門デス

初日(8) 熟妻精淫

 小沢山温泉郷でも随一の規模と伝統をもつ「山泉荘」。
 その「山泉荘」自慢の広々としたオープンテラスは、晴天の空から降り注ぐ日差しと、緑豊かな山々から吹き抜ける心地よい風に満たされていた。
 そんなオープンテラスの一角。
 木目も美しい幅広のベンチに、ゆったりと腰掛ける浴衣姿の少年がいた。
 少年、高梨正樹は、日向ぼっこをするようにベンチの背にもたれ、心地良さそうに顔をゆるめている。
 その口から、時折、震える声が漏れていた。
「あっ……うっ…うう……おばさん……もっと……」
 そんな少年のうわ言に、熱を帯びた女の甘い声が応える。
「んんっっ…はいっ…こっこうですか?……んっ…じゅるぅっ……あぁ、高梨様ぁ♡……んっ♡…ちゅっ♡…れろっ」
 ベンチに深く身をあずけた少年の大きく広げられた脚の間。
 着物姿の妙齢の女がうずくまり、熱心に頭を動かしていた。
 年の頃は三十代半ば過ぎぐらいだろう。
 後ろ姿からでも、成熟した色香が立ち昇る色っぽい風情の女性だった。
 テラスの床に膝まづいた女性は、なんとも肉つきのいい大きなお尻をわずかに浮かせ、少年の下半身にむしゃぶりついていた。
 ずるるっ れるっ じょぶっ じゅるるるっ
 ショートボブの髪が前後に揺れるたび、うどんを啜り上げるようなはしたない音が響く。
「ああぁっ…いいっ…いいよ、おばさん」
 正樹は背もたれに身体を預けた姿勢でビクビクと震えながら、股間の上で首をふる熟女のサラサラの髪を指にからめる。
「んふ♡ ありがとうございますぅ、んっ…れろっ……あふぅ……高梨様のおち○ぽも素敵ですわぁ♡♡」
 正樹の股間に顔を埋めていた熟女は、蕩けきった甘い声でそう答えながら顔をあげる。
 半月状の黒目がちな瞳に整った鼻筋、そして男好きのする肉厚の唇。
 そんな色気のある容貌の熟女が、紅い紅をひいた唇を唾液で濡らし、にっこりと柔和な笑みで少年を見上げていた。
「こんな素敵なおち○ぽにお仕えするお仕事頂けて、蓉子は幸せものですわ♡ んふふふっ、れろっ」
 そう、真っ昼間からオープンテラスの片隅で中学男子の肉棒を咥えていたのは、「山泉荘」でも一二を争う器量良しの仲居、峰崎蓉子だった。
 夫も娘もいる貞淑な人妻だった蓉子が、ビクビクと脈打つ少年の肉棒に愛しげに押しつけ、うっとりとした様子で鼻をならしている。
「ふふふ、このおち○ぽが、ついさっきまであんなに激しくおばさんの中で暴れていたんですのね♡ おまけにあんなにたっ〜ぷり子種を注いでくださって、ふふふ、 こんな年増のおばさんを孕ませちゃうなんて、ひどいおち○ぽですわぁ♡」
 人妻の蓉子は今朝会ったばかりの中学生の少年の肉棒に整った鼻先をこすりつけ、すりすりと前後させ心底から惚れ込んだ女の声をだす。
「ふふふふ、もうおばさんこのおち○ぽの虜ですわ♡、もうメロメロにされちゃっいましたもの♡♡ んふっ、ちゅ♡ ちゅっ♡♡」
 他人の奥さんであるはずの熟女が、にっこりと笑みをつくったまま、肉厚の唇を尖らせてキスの雨をふらせまくる。
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、んふっ♡ おち○ぽっ、お客様のおち○ぽ♡、ちゅっ、れろっ、おばさんのお口でべとべとに、れろっ、ちゅっ、してあげますわぁ♡♡ れろっ」
 テラテラとした肉棒にキスをふらせる年増女は、やがてキスだけでは辛抱できないか、肉厚の唇から舌を突きだすと、ねっとりと絡めだす。
 じゅるるっ、れるっ、れろれろ、じゅるるっ
 皿に溜まったミルクを掬い舐める猫のように、蓉子は正樹のペニスに舌を情熱的に絡め、その先端から根元まで丹念に丹念に舐めあげ唾液をぬりこんでいく。
「あううっ、いいよっ」
 正樹が気持ち良さそうに唸ると、ベンチの上で背をそらす。
 そんな少年の様子をチラッと眺めると、蓉子は頬にかかる髪を払いながら半月状の瞳を色っぽく細め、より熱心に舌をのばしペニスを溶かすように嘗め回す。
 夫にも披露したこともない、愛情のこもった人妻のねっとりとした舌使いだった。
「んふっ♡ れろっ、れろろっ、んふふっ♡ ここがいいんですね、お客様、れろっ」
 先ほどまで自分の膣内で散々暴れ、たっぷりと子宮の中に子種を注いでくれたペニスにお礼をするように、蓉子は濃厚なお掃除フェラに没頭していく。
 唾液で濡れひかる艶やかな唇で、亀頭の先端を包みこみじゅるじゅると音を立て、尖らせた舌先で脈打つペニスのエラをほじくりかえし、丁寧に掃き清める。
 時には、舌腹全体をべっとりと肉幹に貼り付け、ずっずっと上下に擦りあげる。
 さらに、白く並んだ前歯でペニスを甘噛みしてやり、ちゅっちゅっと吸い上げる。
 最後には、少年の睾丸に愛しそうに顔にこすりあて、その頬をへこませ口腔内にくわえ込むと、舌の上で躍らせるように舐め回していた。
 もちろん、その間も、淫乱な人妻の指先はペニスを絶妙な力加減で握り締め、前後にコスり続けている。
「あああっ、蓉子おばさんっ、すごっ、すごいよ、いいっ、ううぅ」
 正樹は、年増女の濃厚なフェラチオ奉仕にたまらず声をあげ続け、とっても心地良さそうにずるずるとベンチの上で腰を抜かしてしまう。
「まあ、高梨様ったらお可愛いですわ、ふふふっ、さっきはあんなに鬼畜にこの年増を犯しつくして、どれだけお願いしてもやめてくださらなかったのに……今はこんなに可愛くなられて、ちゅっ、全然別人みたいですわね、ふふふ♡」
 正樹の睾丸しゃぶりから顔をあげた蓉子は、その整った口元に笑い皺をつくりながら、少年を見上げる。
楽しそうに微笑む仲居の手は、前後にコスコスと動き、休む事無く唾液まみれの男根をスケベにシゴきまくっていた。
「ああっ…あっ…あれは、その、とっ時々、ああなっちゃって…何ていうかドロドロした感じで…まるで夢の中にいるみたいに……じっ自分でもわけがわからなくてっ……うっ腕輪も効かないから……ああっ……気をつけてるけど……」
 人妻熟女の淫靡なテクニックで手コキされる正樹は、心地よい快感でずり落ちそうになりながら、しどろもどろに返事をする。
「ドロドロ??…腕輪??……なんの事です?高梨様」
 正樹の脚の間にしゃがむ蓉子は、手を激しく上下にシェイクして肉棒をコスりあげながら、さらに手のひらで全体でぎゅぎゅっと包み込んで揉みあげてくる。
「そっ…それは…あの…ぼっ僕にっ…あひっ…ああっ…不思議な力があるから……それを防ぐ……腕輪で……それでも時々……思いもしないぐらい力がドロドロって溢れてきて……」
「まぁ、高梨様は超能力とかがありますの?驚きですわ、てっきりこんなおばさんを犯して孕ませてセックス奴隷にするだけかと思いましたわ、あら、先走りが垂れて、お話中失礼致しますわ、お客様、んっ、ちゅっ、れろっ」
 蓉子は、正樹の話を半分聞き流しながら、手コキで先走る愛しい肉棒の先端にキスをして、じゅるぅと音をたてて淫液を躊躇無く啜り上げる。
「ううううっ、そっそれ…それ」
「あら、さきっぽ吸うのがよかったんですね、ふふふ♡ お客様のリクエストにお答えするのが仲居のお仕事、ふふふ、オバサンのお口でもっとおち○ぽ、ちゅうちゅうしてサービスしてあげますわね♡♡」
 セックスのお仕事に熱心なドスケベ仲居は、にっこり微笑み、正樹の亀頭に唇をおしあてると、頬をすぼめ吸引しだす。
 ちゅゅるぅっ ちゅるるっ ちゅう ちゅっうるるっ
「そっそれじゃなくて、ああぁっ、それもいいけどっ、違うあうううっ」
 尿道の中まで啜り上げる年増女の強烈なフェラチオ奉仕に、正樹は顎先をあげ、瞼の裏でカチカチと光が明滅するほどの官能に身悶えする。
「じゅるるるっ、んふ♡ …あら?高梨様、これじゃ駄目ですか?お客様に満足していただけないなんて、おばさんったら仲居失格ですわね、申し訳ございません、では、次はこんな感じで、んっ」
 にっこりと笑みを絶やさないドスケベおばさんの蓉子は、働き者の仲居らしいきびきびとした動作で、今度は舌先をのばすと、ペニスの先端の割れ目をほじりるように舐めだす。
「れろっ、れろっ、吸うのじゃなくて舐められるのがお好きなんですね♡ おまかせくださいな、おばさんが高梨様のおち○ぽ汁がでなくなるまで、舐めてしゃぶってさしあげますわ♡」
 れろっ れるるるっ れろれろっ
 少年の股間にひざまづいく人妻は、その色っぽいで瞳で少年の顔を見上げたまま、肉厚の唇から伸ばした舌先で肉棒の先端をれろれろと舐めまわす。
「ちっ違うよ…僕が言いたいのは……蓉子おばさんを……とっ虜に、僕のセックス奴隷したのは……その不思議な力で……うくっ…ああっ……」
「まあまあ、そんなお戯れを……よろしいですか、高梨様、おばさんはね、高梨様にたっぷりセックスを仕込まれたからこうなったんですわ、そんな不思議な力なんて一度も感じませんでしたから、ご安心くださいな」
 眉根の寄せて小首をかしげた蓉子は、少年の肉棒をシゴきながら舌先にたまったツバを垂らしている。
「そっ、それ、今の、そうなってるのが、その力で……」
「違いますわ、これは高梨様に無理やり犯されたからです、あれだけ散々セックス漬けにされて、おまけに何度も中だしして、人の妻なのに子種を孕むように仕込まれて……おばさんはね、高梨様にすっかり調教されて納得ずくでセックスサービスのお仕事をお引き受けしていますのよ、そんなわけのわからない力で高梨様の女になったわけではありませんわ、 ちゃんと考えて、自分から好きでおち○ぽ専用のハメ穴奴隷になりたくてなったんですよ」
 蓉子は、もう失礼しちゃうわ――っと言うと僅かにむくれながら、やや乱暴に手コキの速度をあげる。
 くちゅ くちゅ くちゅっ くちゅっ
 たっぷりと垂らされた唾液にまみれた正樹のペニスが、人妻の白い手の中で激しくシゴきまくられていた。
「ああっ、ああああっ、ううっ、でっでも、しっ静江も、彩さんも…ああっ…美沙さんも……蓉子おばさんと同じで…あああっ」
 正樹は、他にも実例をだそうと、旅行に同伴した美女達の名前を並べてしまう。
「まあ!!」
 蓉子の手コキの動きが、ぴたりと止まっていた。
 少年の足の間でしゃがみこみ、熱心にご奉仕を続けていた勤勉な仲居は、じろっと上目つかいで尋ねてくる。
「高梨様、あのたいそうお綺麗なお連れの方々……彼女達にもお手をだされてますの?」
 蓉子おばさんのジトっとした目線に見つめられながら、正樹は迷いつつも正直にコクリと頷く。
「なるほど、そうですか……」
 蓉子おばさんは、形のよい眉をひそめ目をつぶると、正樹のペニスを緩やかに前後にくちゅくちゅと弄りながら考え込みだしていた。
「うーん」
 小首をひねり、なにやら思案する蓉子。
 正樹は胸のうちで、どうしていいかわからず、たらりと冷や汗を流していた。
 そりゃ、黒い欲望にまかせて理性を失っていたとはいえ、あれだけ散々レイプまがいに犯し、ついにはセックス奴隷にまで堕としておいて……実はまだ他にも奴隷を飼ってますという鬼畜ぶりなのだ。
 はきはき明朗な性格の蓉子ならカンカンに怒るにちがいない……というか、怒られるだけですむわけが……
 悩む正樹をよそに、考え込んでいた蓉子が長い睫をあげ、ぱっちりと目を開く。
「高梨様……こんなおばさんでもよろしいの?」
 と、正樹の予想に反し、おずおずとしたどこか不安げな様子の声をだしていた。
「え?」
「ですから、あんなにお綺麗な方々がおられるのに、あたしのような三十路過ぎの年増、それも人妻のおばさんなんかを、高梨様のセックス奴隷の一員にくわえて頂いていいのかしらって……おばさんもう心配で心配で」
 顎先をかすかに傾け、悩ましげにため息をはく蓉子おばさん。
 そんな色っぽく悩む人妻熟女は、まるで電話中に無意識にペンを動かすように、その白い指先で唾液まみれのペニスをぐちゅぐちゅと音がならしてシゴき、指の腹で亀頭をなでまわしている。
 どうにも、正樹の予想と大きくちがっていた。
 色っぽい人妻仲居の蓉子は、他にも奴隷に堕とした女性がいることより、むしろ、自分もその奴隷の一員にくわえてもらえるかの方を心配しているらしかった。
 ふぅーっと悩める吐息をはく人妻は、無意識にくちゅくちゅとペニスを弄っている。
「おばさんもね、そりゃ、多少は見てくれとかには自信はあるほうですけど……あんなモデルさんのような美人さん達と比べると……それにやっぱり、もう大きな娘もいるいい年ですし……」
 蓉子はごにょごにょいいながら、正樹のペニスを的確にシコり、時折びゅびゅっと飛ぶ先走りをその整った顔で当然の様に受け止めている。
「あ!もちろん、おばさん、しっかりセックスサービスのお仕事はがんがばりますわよ、高梨様がお好きな格好で何時でも、おち○ぽズボズボして頂いてかまいませんわ、こんな中古ま○こでよろしければ、夫に内緒で高梨様に孕ませていただいても結構ですし、と申しますか、是非、是非、高梨様の子種でお腹を大きくしたいですわ♡♡、お客様さえよろしければですけど……」
 何やら頬を染め、瞳をうるませる色っぽい蓉子おばさん。
「ごほんっ、そっその……ですから、こんないい年をしたおばさんでよろしければ、高梨様のセックス奴隷の一人に加えてやって頂いきたいのですけど……だめですか?」
 蓉子は、黒目勝ちの瞳をうるませて、上目使いでチラチラと年下の少年をみつめながら、肉厚の唇をふるわせる。
「だっ駄目じゃないよ、い、いいに決まってます、当然です、うん」
 そんな妙齢の女性の仕草に、正樹はゴクリと生唾を飲みながら、コクコクと何度もうなずいていた。
 その言葉を聞いた途端、蓉子の容貌がぱっと向日葵の花のように輝き、口元がにっこりとほころんでいく。
「まあ♡ 嬉しいですわ♡♡ うふふふふ、こんな年増でも、よろしいだなんて言っていただけるなんてぇ♡……もう、おばさん、はりきっちゃいますわね♡♡」
 蓉子は満面の笑みを浮かべて、正樹のペニスを弄る手を上下に激しく動き出だす。
「ああっ、うううっ、いいいっ」
 今までのゆるやかなリズムから一転、間髪入れない激しいリズムで、熟女のしなやかな指先が、中学男子の勃起したペニスをシゴきまくる。
 くちゅ くちゅ くちゅ くちゅ くちゅ
「ふふふ、夢中におばさんを犯してくれる高梨様も素敵ですけど、こうやっておばさんの手で身悶える高梨様も可愛いですわ♡ んっ♡ ちゅっ♡♡」
 すっかり張り切る蓉子おばさんは、手コキで先走りをとばすペニスに片目をつぶって笑顔を寄せると、愛しげにその先端に音をたててバキュームする。
 じゅるるるっ れろろっ じゅるるるっ
「あああっ、いいっ、いいよっ、蓉子おばさん」
「じゅるっ♡ んじゅるるっ♡♡ んふふふ、もっとよくしてさしあげますわ高梨様、年増のおばさんのねちっこい奉仕、たっぷり楽しんでくださいませね♡」
 ペニスの先端を咥え込んだ蓉子は、そのフェラチオ顔が正樹によく見えるように髪をかきあげ横顔をさらしてやる。
 色っぽい人妻が長い睫を半ば閉じうっとりとした顔で唇を突き出し少年の亀頭を包み込んでいる。
 突き出した唇の筒の中で唾液塗れの舌先が、飴玉を転がすようにれろれろっと音をたてペニスの先端を嘗め回している。
「んっ、れろっ、美味しいですわ高梨様のおち○ぽ♡ もう病み付きですわぁ♡♡ れるぅぅっ、じゅるるるぅ」
 フェラチオ好きの熟女は、ねっとりと蕩けるような視線で少年を見上げながら、ペニスの根元を執拗にシゴきあげ、その先端に唇を尖らせて吸いつき舌をおどらせ続けていた。
 じゅるるっ じゅるっ じゅぼっ じゅるっ
 ほつれる髪をかきあげて、ちゅばちゅばっと頬を凹ませ唾液を啜り上げ、涎まみれの舌で亀頭を舐めしゃぶる人妻。
 正樹の目線は、そんな淫蕩でドスケベな熟女のフェラ顔に釘漬けだった。
「んふ♡ おち○ぽ♡ おち○ぽ♡♡ んぼっ、れろっ、んぼっ、んれろっ」
 ベンチの足元にしゃがみこみ、中学生男子のペニスにむしゃぶりつく三十路過ぎの色っぽい肉感的な人妻。
 はしたなく鼻の下を伸ばし、唇をつきだしてチ○ポにむしゃぶりついている。
 ぐぼっぐぼっと窄めた頬を下品に鳴らし、吸い上げる。
 口腔内でヨダレまみれの舌をくねらせ、じゅるじゅると啜り上げる。
 時折、顔を左右にふり、口腔内の凹ませた頬肉に、亀頭をゴリゴリと押し当てやる。
 そして、だらだらと垂れおちる唾液まみれたペニスの幹を、指先を輪っかにして包み込み、にちゅにちゅと卑猥な音をたてシゴきあげてやる。
 もう、三十路過ぎの人妻年増は、中学生の若いペニスの虜となり、半月状の瞳をうっとりと蕩けさせ、もう目の前の肉棒にむしゃぶりつく事に夢中だった。
 じゅるるるっ れろっ れろっ じゅぼっ じゅるるるっ
「うううっ、蓉子おばさんっ、もうもうっ」
 熟女人妻の淫乱すぎるフェラテクに、中学生の正樹は耐えきれられず、ベンチの背もたれに身をあずけ切羽詰った声をだす。
「んふ♡ れろっ、じゅるるるっ、高梨様♡ あぁん、もうビクビクって、んふふふ♡♡ ザーメンでそうなんですね、んっ、んっ、れろっ、はぁはぁ、高梨様、おばさん、高梨様にお願いがございますわ」
 フェラチオ人妻の蓉子は、頬を内側から少年の肉棒に押し当て膨らませながら、上目使いでお願いする。
 蓉子は、頬肉の内側は、少年の肉棒の先端をゾリゾリとコスリあててやりながら、ちゅばっちゅばっと吸い上げてみせてから、うっとりと蕩ける声をだしていた。
「高梨様ぁ♡ このまま、おばさんのお口に、お口の中にだしてくださいませ♡ 高梨様の濃いザーメン、おばさんのお口の中にドピュドピュ出して欲しいんですの、おばさんに高梨様の若い精液たっぷり飲ませてくださいませ♡♡」
 淫乱ドスケベなセックス奴隷に調教された蓉子は、ビクビクと脈打つペニスに舌と頬それに歯を甘くこすりあて、顔中をベトベトにしながらご主人様に精飲をおねだりしていた。
「うん、飲んで、蓉子おばさん、僕の、全部、あああっ」
 正樹は、そんなドスケベなフェラチオおばさんのショートボブの髪に両手をそえると、ぐいっとおさえつける。
「はい♡ 喜んで飲ませて頂きますわ――!!―んぐぐっつ」
 喜色満面の笑みをうかべた人妻は、ベンチに腰掛ける少年の両手で勢いよく股間に押し付けられる格好となっていた。
「んぐぐぐぐっ、んふぅぅっ」
 眉をひそめる人妻の喉奥まで、正樹のペニスが容赦なく押し込まれていく。
 正樹の両手は、人妻熟女の頭をおさえつけ、女の鼻先がペニスの付け根に埋もれるまで押し込んでいた。
「んふぅぅぅ、んふふぅっ、んんんっ」
 経験豊富な人妻の蓉子も、喉の奥まで性器代わりに犯されるのは始めてだったらしく、たまらず喉奥をえづかせ、目尻に涙を浮かべる。
「ああ、蓉子おばさんの口の中、しっ締まってぬるぬるで、あああぁ」
 そんな蓉子の耳に、彼女の後頭部をぐりぐりと抑えてペニスを押し込む少年の心地良さそうな声を聞こえてくる。
 それだけですっかり調教されセックス奴隷に堕ちた蓉子の熟れた身体は、ビクビクと官能で震え、少年の精子をたらふく注ぎ込まれた子宮が熱くなる。
 喉奥まで押し込まれたペニスの苦しさも、甘美な心地よさにかわっていく。
 もう、この年増の熟れた仲居の肢体も精神も全て、正樹の性欲処理をするためだけのただのメスとなっていた。
「んふふっ♡ んん♡♡」
 少年の足の間にしゃがみこんだ人妻は小鼻をならすと、おもむろに少年の腰に自ら両手を絡め、しっかりしがみ付く。
 そして、その頬をぐっと凹ませ、愛しいペニスの形をしっかり覚えこみ、自然に湧き出てくる唾液でくちゅくちゅと馴染ませていく。
「ああ、蓉子おばさんっ」
「んふっ♡ んんんっ♡♡」
 ちらりと上目で正樹の顔をみあげながら、頬を凹ませペニスを咥え込む蓉子は、おもむろに頭を前後に降り始めていた。
 ずぼっ ずぼっ ずぼっ ずぼぼっ
「んぼっ、んぶぶっ♡ んぼっ♡♡ んぼぼっ♡」
 空気を引っこ抜くような音をたて、セックス奴隷の蓉子の頭が激しくふられる。
「んっ、んぶぶっ♡♡ んんんっ♡ んぐぐぐ♡♡♡」
 ほんの数時間前までは貞淑な人妻だったはずの蓉子は、中学男子のペニスを喉奥まで咥え込み頭を前後にふると、卑猥な音をだしながら肉厚の唇でシゴキまくる。
 じゅぼっ ずぼっ ぶぼっ じゅぼぼっ
 セックス奴隷に堕ちた人妻は、喉奥を亀頭で突かれながら、頬を凹ませ少年の股間で愛しげに頭をふりたくる。
 勃起した肉茎にはりつく女の唇が引きのばされ、隙間から攪拌され泡立った唾液が溢れ出す。
 じょぶっ じゅぶっ じゅぶっ じゅぶっ
「んふぅ♡ ふうぅ♡ んぶぶぶっ、んぼっ♡♡ んんっ♡♡」
 ベンチに座る少年の股間にしがみつく淫乱ドスケベおばさんのフェラチオ奉仕。
 色っぽいおばさんは、鼻で息をしながら、その口いっぱいに肉棒をくわえんで、今朝あったばかりの中学男子のザーメンを飲もうと必死だった。
 その整った容貌は、肉棒を啜り上げるために頬を凹ませ、下品に鼻の下をのばしながら唇をつきだし、しゃにむにペニスにむしゃぶりつく、もうドスケベそのものだった。
 時折、喉奥を突かれむせ返りるが、それさえも心地よさそうに目を細めて潤んだ瞳で少年を見上げ、フェラチオに夢中になっている。
 そして、そんなド淫乱な年増熟女のねっちこく激しい口腔奉仕に、中学生の少年が長く耐えられるはずもない。
「でる、でるっ、でるよ、おばさん、でるから、ちゃんと飲んでね、ううううっ」
 ベンチに腰掛ける少年の背がビクビクっと痙攣し、股間に押さえつけた人妻の頭をしっかりと固定する。
「んぐぐぐぐっ♡♡」
「でるっっ」
 どぴゅううううぅつ
 そのまま、正樹のペニスの先端が、蓉子おばさんの喉の奥でスペルマを噴き上げていた。
「あっ、あああっ、でてるっ、でてるっっ」
 少年がビクビクっと腰をふるわせるたび、
 どびゅ どびゅ どびゅっ
 熟れた人妻の喉奥に押し込まれた亀頭の先から、こってりと濃い白濁液が、間欠泉のように噴き上がる。
「ふぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐぐっ」
 鼻先まで少年の下腹部に押し付けられた蓉子は、形のいい眉をよせ、焦点の定まらない目を見開く。
 少年のスペルマがドクッドクッ吹き上がるたびに、その豊満な肢体がビクッビクッとふるえていた。
「んぐっ、んふぅ、ふぅ」
 喉奥をたたくスペルマの勢いに蓉子は、むせ返りそうになるが、それでも少年の腰にまわした手をゆるめない。
 大事なご主人様のセックス奴隷として、肉便器にみたてた口内射精をしてもらえているのだ。
 こんな基本的なフェラ奉仕のお仕事を失敗しては、セックス奴隷失格になってしまう。
 夫にも許した事のない、はじめての口内射精だったが、正樹に選ばれた性欲処理のメスとして、セックス奴隷のお仕事をこなしたい。
 勤勉な仲居の蓉子は、眉をよせ喉の奥を鳴らしだしていた。
 もっともそれ以上に、正樹の、ご主人様の精液を飲みたいという淫乱ドスケベな性根が疼いているのが最大の理由だったのだが……
 どぴゅうっ どくっ どくっ どくっ
「んふうぅぅっ♡ んふ♡♡……んっ、ごくっ、ごくっ、ぐっ」
 「山泉荘」でも器量良しでしられる仲居頭は、少年のペニスが脈打つリズムにあわせて、ドロドロと絡む白濁液を嚥下していく。
 中学生の足の間にしゃがみこみ、ぺニスを咥こんで口内射精される着物姿の熟女。
 その白い喉が鳴るたびに、豊満なバストをたたえる胸元が前後する。
 そんな肉つきのよい熟れた女の喉を伝わり、こってりと濃いザーメンがそのまま人妻の胃の中まで流れ落ちているのだ。
 どぴゅっ どぴゅっ どぴゅっ どくっ どくっ
「んぐっ♡ んぐっ♡♡ ごくっ、ごくっ」
 肉厚の唇をつきだしペニスを咥える淫蕩な人妻は、紅潮させた頬を凹ませ喉を鳴らし、子種がたっぷりと泳ぐザーメンを、躊躇無く喉奥に飲み込んでいく。
 だが、女性と交われば交わるほど精力の溢れる正樹のザーメンは、あきれかえ程の濃度と量だった。
 どぴゅうっ ぶびゅうっ
「んぶっ、んおおっ、んぶぶぶっ」
 ペニスを咥えた蓉子の唇の端から、ついには嚥下しきれなかったザーメンが、ぶくぶくと泡だって溢れ出しはじめていた。
 蓉子は眉間に皺を寄せ正樹を見上げながら、それでも喉奥を上下させネバネバと絡みつく精液を飲もうとする。
 しかし、三十路過ぎの熟女の口腔内では、処理し切れなかったザーメンがあふれかえり、女の頬は大きく膨らんでいく。
 それでも、セックス奴隷の人妻は肉棒を根元までほうばったまま鼻で息をし、正樹を見上げたまま健気にも口をはなそうとはしなかった。
「ううっ、蓉子おばさんっ」
 そんな従順な肉便器の熟妻の口の中に、正樹は最後とばかりにぐいっと腰を突き出していた。
 どぴゅうっつっ
「うううっっ」
 正樹は、まるで放尿を終えるように、ふるふると小刻みに身体をふるわせ、そして、ペニスを包むこむ気持ち良すぎる熟女の口の中に、ザーメンを全て吐き出し終えていた。
「ふぅ」
 やがて、正樹は気持ちよそさうに息をはき身体の力をゆるめると、無意識のうちに押さえ込んでいた蓉子の頭から手をはなし、ベンチにもたれかかる。
 そんな、少年の股間では……
「ふぅーっ、ふーっ、ふーっ」
 荒い息を鼻でつきながら、唇を尖らせて根元までほうばったペニスを、寄り目でみつめる蓉子おばさんがいた。
 蓉子の美貌は、もはや汗やいろいろな液にまみれドロドロになっている。
 汗まみれでペニスの根元を見つめる人妻の頬は、飲みきれなかったザーメンでふくらみ、肉棒を咥え込む唇の隙間や鼻からも泡だったザーメンが垂れ落ちていた。
「んふっ、ふーっ、ふーっ」
 ドスケベな人妻は、眉をよせ鼻で息をしながら、ゆっくりと頭を後ろにひきはじめていた。
 肉厚の唇をきゅっと窄め、ペニスに張り付いたままの唇をひっぱるように、ゆっくりと頭を後ろにひくと、ずるずると口の中からペニスを引き摺り出す。
「んふぅーっ、ふぅ、ふーっ」
 ちゅぼっと音をてて、正樹のペニスの先端が、蓉子の窄めた唇から卑猥な音をたて解き放たれていた。
 ぶるんっ跳ね上がる今だ元気な亀頭と、淫乱な人妻の濡れた唇の間を、ザーメンのネバつく糸が引き伸ばされる。
「んふっ♡ ふーっ、ふっー、ふーっ」
 三十路過ぎの小奇麗なおばさんは唇をしっかりと窄め、汗にまみれ火照った頬をザーメンで膨らませたまま、ゆっくりと顎をあげていく。
 その潤んだ目線の先は、ベンチにもたれかかり彼女を見下ろすご主人様だけに向けられていた。
 正樹にしっかりと見えるように顔をあげた蓉子は、窄めていた肉厚の唇をゆっくりと開けていく。
 にちゃっあっ
 妖艶な人妻熟女の口腔内でネバネバと糸を引く、白濁の液溜まり。
 人妻の口腔内のザーメンプールの中を、ねちゃっと音をたてながら真っ赤な舌が泳ぎ回り、まるで水飴をこねるように、精液を絡みつかせこね回している。
「んふっ♡♡ んっ♡」
 蓉子は小鼻をならし妖艶に目を細めると、口腔内にたまった正樹のザーメンを見せつける様に舌で救い上げ、とろーっと糸を引かせてみせる。
 ――高梨様、しっかりご覧くださいませ♡ おばさんが今から高梨様の精液を食べちゃいますわぁ♡♡
 糸を引き絡みつく濃厚なスペルマを、たっぷりと口に含んだ人妻。
 そのまま、三十路過ぎの人妻は、ゆっくりとその口を閉じると、上目使いに正樹を見上げたまま、
「くちゅ、くちゅ、くちゅっ」
 口の中のザーメンを噛み締め咀嚼をはじめていた。
「くちゅ、んふ♡ くちゅ、くちゅっ」
 蓉子は半月状の目をうっとりと細め、まるで極上の料理を味わうように、ゆっくりと口を動かし、美味そうに咀嚼してみせる。
「くちゅ、くちゅっ、んはぁっ、んっ♡♡」
 口を動かしザーメンをほうばる人妻、その肉厚の唇の隙間から、空気と混じり攪拌された白濁の泡立つ粘塊が見え隠れする。
 時折、喉元がこくっとなるのは、しっかり噛み締め味わったザーメンを飲み込んでいるからだろう。
 尖った顎先を突き出し顔をあげ、半月状の瞳をうっとりと細め、くちゅくちゅと口を動かし精液を味わう人妻。
 やがて、その膨らんでいた頬がへこみ、口の中にたっぷり溜まったザーメンを全て味わいつくした淫蕩な人妻は、最後にゴクリと喉をならしてみせ、ゆっくりと口を開く。
「あーーん」
 大きく広げられる人妻の真っ赤な口。
「んんーーっ♡」
 さらにドスケベな人妻は、両手を肉厚の唇の端にそえると、自分で左右にひっぱり、頬の内側を見せる。
 大きく広げられた口腔内から、真っ赤な舌が唾液をひきながら差し出され、その伸ばされた舌の裏側まで晒す。
 蓉子は、口腔内の隅々まで、ご主人様に披露してみせていた。
 そこにはもう、白い残液は一欠けらも何も残っていない。
「んふ♡♡ ごちそうさまでした♡ 高梨様のザーメンとっても美味でしたわ」
 蓉子はそう言うと、すっと口を閉じ、まるで何事もなかったかのように、指先でそっと口元を拭っていた。
「よっ、蓉子おばさん、今のは……」
 目をひらく正樹を、ちらっと流し目でみつめながら口元を拭く蓉子。
「わたしは、淫乱ドスケベおばさんでしょ、ですからあれくらいはして当然かと思いまして……あら、お気に召しませんでしたか」
 しれっとそう言うと、蓉子は目を細め、正樹の股間に視線をおくる。
「――まあ、やっぱり正解でしたわ、ふふふ、とっても気に入っていただけたみたいで、光栄ですわ」
 にっこり微笑む蓉子の視線の先には、バキバキに勃起して立ち上がる少年の肉棒があった。
 人妻の子宮の中と、胃の中にあれだけ注ぎこんだにもかかわらず、その精気の張り具合は、まるで一週間以上ために溜め込んだかのように、ビクビクと脈打っている。
 少年の精液を咀嚼して残らず食して見せた淫乱ドスケベな人妻は、隆々とたつ肉棒を惚れ惚れとながめ、ほうっと熱いと息はく。
 そして、真っ赤な舌先で肉厚な唇をチロリと舐めると、
「ねぇ高梨様、おかわりいただいてもよろしいですか?」
 セックス奴隷の淫乱ドスケベおばさんは、本心からのおねだりをするのだった。


「おそくなっちゃたな……うーっ、やっぱり、もうみんないないや」
 正樹は、本館のラウンジに戻ってきていた。
 見渡す先のラウンジの広々とした空間にはもう、静江や京香達の姿は無い。
 それもそうだろう。
 ちょうど正午ごろにオープンテラスに向かってからだいぶ時間は過ぎ、すでに時計の針は三時をまわったところだったのだ。

 あれから、正樹は仲居頭の峰崎蓉子の熟れた身体に夢中になり、その肉感的な肢体にむしゃぶりつき、セックス奴隷になった人妻を時間を忘れて犯しつくしていた。
 まずは、おねだりされた口腔射精を一発、さらにはテラスのウッドチェアに手をつかせ、またバックから突きまくりその大きなお尻をなでまわし、ついでにアナルを弄りまくって人妻を啼かせながら、そのトロトロの蜜壺の中に抜かずの二発を決め込んでいた。
 その後も、二人して寄り添って椅子にすわり、テラスからの風光明媚な眺めを楽しみつつ、いちゃいちゃと抱き合ったり、口を吸いあったりしているうちに、また我慢ができなくなり、蓉子おばさんの重量感たっぷりにゆっさゆっさ揺れる乳房に赤ん坊のように吸いついてタプタプと揉みながら、対面座位でつながると、たっぷり長時間にわたり何度も何度も膣内を肉棒でこねまわし、人妻に隷属の誓いを復唱させながら、子種をそそぎこむ孕ませセックスに夢中になっていた。
 おまけに、汗やらなんやらで汚れたので、テラスの側にある浴場のシャワー室を借りたのだが、お互いの身体を洗いあっているうちにまたペニスが大きくなってしまい、ソープで泡だらけの蓉子おばさんにしがみ付き、勃起したペニスを人妻の肉粒々いっぱいの蜜壺スポンジで、ゴシゴシとシゴき洗いをしてもらってるうちに、堪らず膣内に射精を繰り返していた。
 さらにはシャワー室の脱衣所でも、しっとり濡れる肉感的な蓉子おばさんのスタイルにたまらずまたしても襲い掛かり、ねっとり舌を絡ませ接吻し、ついでに口をこじあけて唾液を流し込み伸ばせながら、バンバンと激しく音をたてて腰をうちつける濃厚なドーブツのような激しい交尾に没頭していた。
 最後には、とうとう快楽でへたりんで失神してしまった人妻のムチムチのお尻を勝手に持ち上げまんぐり返しの格好をとらすと、その極上の蜜肉をおかまいなしに突きまくり、獣欲の限りを尽くし、セックス奴隷のハメ穴を味わいつくしていたのだった。

 それだけ年増のおばさんの身体を好き放題に犯しまくっていれば、時間も過ぎさって当然。
 正樹の精液で子宮をパンパンにした蓉子おばさんが意識を取り戻し、シャワーを浴び直した少年のペニスを丹念に舐め清め、浴衣を整え直してくれてから、二人して急いでラウンジに戻ってきてみたのだが、もう誰もいなかったのだ。
 ちなみに、仲居頭を勤める蓉子も自分の午後からの仕事をすっぽかしていたため、正樹をラウンジまで案内すると、その子宮内に少年の新鮮なザーメンをたらふく溜めたまま、慌てて持ち場へと戻っていた。
 なんでも、明日のお茶会の準備を任されていたらしく、茶道具や屏風なんかを蔵出しする指示をださないといけないらしい。
 別れ際に、蓉子はその豊満な胸に正樹をしっかりと抱き締め、たっぷりと舌を絡めるディープキスを与えると、
「セックスサービスが必要でしたら、いつもでお好きな時にお声をかけてくださいませね、高梨様のためならなんでも致しますわ、今日からこのおばさんの体も心も高梨様のモノ、高梨様だけのセックス奴隷の淫乱おばさんですわ」
 と、ハキハキと明朗な口調でそう言うとにっこり微笑み、もう一度献身的で愛情のこもった大人のキスを中学生のご主人様に与えてから、仲居頭の仕事に戻るため去っていったのだった。
 正樹は、そんな蓉子おばさんの蕩けそうな唇の感触を思い出し、思わずだらしなく口元をゆるませてしまう。
「と、いけないや、まずは、彩さんと美沙さんを探さないと……」
 静江は、若女将の京香と午後から茶会の打ち合わせがあると言っていたから、それに行ってしまったのだろう。
 彩と美沙は、「山泉荘」の誇るスパリーゾート並みの様々なお風呂を巡る予定だと、確か昼食の時に話していた気がする。
 とはいえ、この広大な「山泉荘」の中を、彩と美沙を探してまわるのは難しそうだった。
「ひとまず、部屋に戻って……戻れるかな?」
 昼食前も同じように迷子になったのだ。
 おかげで峰崎蓉子という、とっても素敵な仲居さんと出会えて、自分専属のセックスサービス係にしちゃったわけなのだが。
 そんな風に、どうしようと悩みながら、ラウンジの中をうろうろ歩く正樹の耳に、覚えのある声が聞こえてくる。
「もしもし……あら? 何をいってるのぉ、そんな弱腰じゃこまるわよぉ」
 ねっとりと耳に絡みつく、甘くそれでいて毒の含みをもった女の声。
 そう、昼食の時に、嵐のように現れて、場の雰囲気を一気に掻っ攫っていたあの妖艶な美女、大女将の水無瀬蘭子の声だった。
「そうよぉ、いまがチャンスなの、わかるでしょ……京香がね、明日のお茶会の準備に手間取ってるらしいのよ……ええ、そうよ、なんでも仲居頭がいなくて仕事が遅れてるらしのよぉ、ふふふ、蔵出しの品が揃わなくて困ってるみたいよぉ……え?いやねぇ、あたしは何もしてないわぁ、ほんとよぉ……だからね、いまのうちにね……」
 どうやら蘭子はすぐ側で誰かと話をしているみたいだ。
 正樹は、キョロキョロと辺りを見渡す。
 すると、ラウンジの隅、絡みつく蔦の飾りが彫られた大きな柱、その陰に据え付けられたスツールに、例のグラマラスな美女が腰掛けている姿があった。
 深いスリットの入ったスカートから伸びた長い脚を優雅に組み、携帯電話を片手に、濃い口紅の塗られた魅力的な口元に悪意の見え隠れする笑みを浮かべている。
 どうやら携帯電話の向こうの相手に話し込んでいるようだった。
 その姿は、映画の中にでてくるマフィアの美人女ボスが、よからぬ事をたくらむ様子そのものだった。
 正樹は、おもわず正義の探偵役をマネて、柱の反対側にこっそりと回り込むと聞き耳をたてていた。
 なにせ、先ほど会話にでてきた仕事に遅れた仲居頭は、間違いなく正樹の大事な蓉子おばさんの事なのだ。
 他人事では無い。正樹の大事な女性を守らねば!
「わかるでしょ……ふん、まったくバカねぇ、アンタはそれだからバカ旦那だなんてよばれるのよ、いい、最初の予定通り、アンタのもってきたアレをね……ええ、そうよ、今ならまだ茶会の準備が進んでないからイケるわよぉ……なによ、いやなの?え?一条静江が怖い?……ちっ」
 微かな舌打ちとともに、脚を組みかえる衣擦れの音を聞こえてくる。
 ――んん?静江の名前がでたような?聞こえにくいな、もうちょっと近くまで……
 正樹は柱に彫り込まれた飾りに手をかけて体重を支えると、反対側にいる蘭子の側に少しでも耳を寄せようと、上半身を乗り出していく。
「へぇ、そう、いいわよそれでもぉ……でもぉ、なんだかあたし、例のアノ写真、華月の当主夫人に見せてあげたくなってきたわぁ、あぁん、どうしようかなぁ♪」
 蘭子の声は、甘い蜜と毒をたっぷり含んだ悪女そのものだった。
「ふふふふ、そうよぉ、最初からそうやって素直になっていればいいのよぉ……あら?写真?なんのことかしら?蘭子全然わからないわ、ほほほほっ……さて、それじゃ、すぐに用意なさい、いいわね、まずは――」
 高笑いの後に、さらに蘭子は、電話の向こうの相手に小声で指示をとばしているらしい。
 ――なんだろう?なにか企んでるみたいだけど、ただの商談とかじゃないよね
 正樹は、もっとよく聞き取ろうと、柱の飾りに掴まったまま、じりじりと身を乗り出していく。
「――ええ、そうよ……ふふふ、わかってるじゃない、弱みがないなら作ってあげるまでよ、ほほほほっほ」
 ――弱みを作る?
 聞き捨てならない言葉に反応した正樹は、おもわずぐっと身を乗り出そうとして……
 ずるっ
「のわっ」
 柱の飾りにかけていた手をはなしてしまい、そのままコロコロと床に転がっていた。
 はっと思わず顔をあげたその先には、スツールに腰掛ける蘭子の網タイツに包まれた長くスラリとした美脚と、その先の暗がりに紫色のショーツがうっすらと……
「ん?何、このガキは?……あらぁ、アナタ、お昼に京香と一緒にいたガキね」
 蘭子が、ライトブラウンの巻き髪を揺らしながら、紫のアイシャドーに彩られた目を細め、いまいましげに口元をゆがめている。
「あ、あ、あの、まっ迷子に、迷子になりました!」
 尻餅をついたまま、あわあわと慌てる正樹。
 目の前で悪のオーラをバリバリと放つゴージャスな美女に圧倒されながらも、それでも何とか誤魔化そうと、口を開いていた。
「迷子?こんなところで転がって――」
 目尻のホクロも色っぽい妖艶な蘭子は、いぶかしげに眉を吊り上げながら、まじまじと正樹の顔を眺める。
 紫色のアイシャドーに彩られたキツイ瞳は、ありありと不信感が漂っていた。
 ――どっどうしよう、盗み聞きしてたのがバレバレだ!
 正樹はあわわっと床の上でバタつきながら、スツールに脚を組んで座り、冷たい視線でコチラを値踏みする扇情的な蘭子の姿を見上げる。
 こんな時だと言うのに、正樹の目線はついつい椅子に座る怖い美女の組まれた長い脚の付け根に……
「あぁ、そう、そういわけねぇ、ふん、まったく、とんだエロガキねぇ」
 正樹の視線が自分の組んだ脚の根元、特に深くスリットの奥に集中している事に気がつくと、蘭子はあきれた口調で冷笑を浮かべていた。
「え?あ、あの僕は、あの……」
 今まで以上にあわてる正樹。
「たくっ、ほらもうどっかいきない、このエロガキ、しっしっ」
 派手な化粧をほどこした美貌を歪ませて、蘭子はまるで犬を追いはらうように、大粒の宝石で彩られた指をふる。
「あ、いえ……あの……すっすいませんでしたっっ」
 もう何と言っていいかもわからない正樹は、顔を真っ赤にしながら立ち上がると、とりあえず謝りながら猛ダッシュでその場を後にするのだった。


「はぁはぁ……とっとりあえず、盗み聞きしてたのはバレなかったけど……これは、これであらぬ誤解を……うううっ」
 羞恥で真っ赤になった正樹は、ラウジンから飛び出し、そのまま本館の玄関側の広間でまで走り抜けていた。
 はぁはぁと息を整えながら、先ほどの事を思い出してみる。
 そう、あのゴージャスで扇情的なスタイルの恐ろしい美女、水無瀬蘭子。
 あの艶やかで悪の魅力に溢れる艶女の下着は、やっぱり派手な紫色で、とってもスケスケだったのだ。
 ――って、ちがう、そうでじゃない。確かに何だかヒモみたいで布地は少なくスケスケ紫だったけど……そっちじゃなくて!
 正樹はぶんぶんと頭をふると、先ほどの電話の会話で聞き取れた内容を反芻する。
 おそらく、相手は昼食の時に、話しに出た華月流の若旦那だろう。
 バカ旦那とか呼ばれていたし。
 そして、どうやら、蘭子が明日のお茶会で何かしようとしている……らしい。
 あと、若旦那はあの蘭子になんだか弱みを握られて、コキ使われているみたいだった。
 ――って、全然、何にもわかってないや。
 当然、昼の様子では京香や静江は、蘭子がまた何かするのでは警戒しているだろう、今更のような話だ。
 何か具体的な事を聞ければよかったんだけど……
 結局、ちゃんとわかったのは、蘭子の下着のエロさ具合だけだった。
 ――ううっ……まあ、とりあえず、後で静江に伝えておいた方がいいかな、電話の内容。
 ふむっ一人頷く正樹。
 そんな少年に、
「お客様、お客様は高梨正樹クンかな?」
 突然、背後から声をかけられる。
「?? はい、そうですけど」
「ああ、よかった、やっと見つかった。お連れ様がお探しよ」
 そこには、長い黒髪の清楚そうな若い仲居の女性が、ほっとした笑みを浮かべて立っていた。
 年の頃は、大学生、いや高校生ぐらいだろうか、まだ二十歳にもなっていないだろ。
 中学生の正樹から見れば、年上のお姉さんだ。
 小柄な正樹よりも頭半分以上長身の、スラリとした清潔そうな第一印象。
 長い黒髪を後ろに垂らし、黒く細い眉にやや弓月形の黒目勝ちの目と、整った鼻筋に桜色の唇。
 和風で清らかなすっきりとした、なかなかに美人なお姉さんだった。
 ――あれ?この顔つき……
 正樹は、目の前の年若い仲居のお姉さんの黒目勝ちの瞳を見た瞬間、何ともいえない既視感に囚われていた。
「あっ、あの」
「もう心配しなくても大丈夫、今、お連れの坂月さんと今野さんの所に案内しますからね」
 ハキハキとした口調の、清潔感の漂うお姉さんは、腰をわずかに落として正樹の目線にあわせると、迷子になっていた小さな男の子を安心させるように、にっこりと笑みうかべる。
 おそらく小柄で線の細い正樹を、小学生とでも勘違いしているのだろう。
「え?彩さん達が?」
「ええ、高梨クンが迷子になったってお連れの方達がとっても心配していましたよ、さあ、行きましょう」
 長い黒髪をサラリとゆらす清楚な雰囲気のお姉さんは、「もう迷子になっちゃ駄目よ」と幼い子供に諭すように言いながら、白くしなやかな手で、正樹の手をとる。
「え?あ、はっはい」
 柔らかく温かいお姉さんの手の感触にドキマギしながら、正樹は連れ立って歩き出していた。


「あちらで、お連れ様がお待ちですよ、よかったわね」
 仲居のお姉さんに手をひかれ、正樹がとことこ歩いてついた先は、ラウンジがある本館からつながった渡り廊下の先、吹き抜けのある立派な建物だった。
「ほぁ」
 道案内をしてくれる黒髪の仲居さんの手をにぎりながら、正樹は驚きの声をだす。
 大きな吹き抜けのホールの中には、お土産モノや名産品を扱う幾つものお店が軒をつらねていた。
 さらに、赤い欄干の小さな橋がかかった人工の水路がめぐらされ、小川の先に繋がるため池と、それを眺める日本庭園を配したお茶所まで、建物の中につくられていた。
 まるで今朝見た駅前の温泉街を切り取ってもってきたような佇まいだった。
 もっとも駅前の人がごったがえす混雑具合とは異なり、こちらは宿の宿泊客がいるだけなので、人いきれに煩わされることなく、のんびりと散策と買い物を楽しめそうだ。
「さあ、こっちですよ、足元注意しましょうね」
 幼い子供を引率する保育園の先生の気分でいるらしい黒髪の仲居は、案内所と書かれたスペースに誘導する。
 そこには、遠めでもわかる抜群のスタイルと美貌で他を圧倒する二人の美女の姿があった。
 胸元に手をあて困惑した様子でうろうろとする今野美沙と、やや眉間を寄せ真剣な表情で長椅子に座る坂月美沙。
「彩お姉さん、美沙お姉さんっ!!」
 正樹の声に、はっと顔をあげる二人の浴衣姿の美女。
「正樹くんっっ!ああ、もう、とっても心配したんですよ」
 美沙の不安げに曇っていた美貌をぱっと晴れ、やわらかな笑みを浮かべると、少年のもとに駆け寄ってくる。
「やれやれ……もう、美沙さんは心配すぎよ、言ったでしょ、すぐ見つかるって」
 呆れた口調の彩だが、そのモデルのような整った容貌から先ほどまでの厳しさがぬけ落ち、安堵が満ち溢れている。
「もう、ご主人さ……んっ、正樹くんったら」
 一目散に正樹に駆け寄ってきた浴衣姿の美沙は、その母性溢れる豊満な胸元に少年の頭をひしっと抱き締める。
「す、すいません」
 ゆさゆさゆれるボリューム満点のおっぱいに埋もれ、のぼせあがる正樹。
 ほわっと漂う美沙お姉さんの甘い香りと、乳房の柔らかクッションの中で、なんとか謝罪の言葉を言えていた。
「昼食の後、テラスに行ってみたけど正樹クンがいなくて、宿の人にもお願いして探してもらっていたのよ……お手数をおかけしたわね、ありがとう」
 長椅子から立ち上がった彩が、つかつかとモデル歩きで側にくると、美沙の胸に抱き締められる正樹の頭を優しく撫でながら、引率してきた黒髪の年若い仲居に声をかける。
「とんでもございません、お客様のお役にたつのが仕事ですから」
 ハキハキとした口調の仲居は、正樹の手をはなし丁寧にお辞儀を返す。
「あっ、あの、ありがとうございました」
 美沙の豊満な乳房の谷間に鼻先を埋めていた正樹は、あわてて振り返りお礼をいう。
「色々とありがとうございます、ほんとに助かりましたわ」
 そんな正樹を背後から抱き締める美沙も、仲居に会釈し、丁寧なお礼を口にする。
「いえ、では、また何かありましたらお声をかけてください……それじゃね正樹クンもう迷子になっちゃだめよ」
 黒髪をさらっと揺らした仲居は、美沙と彩に一礼し、正樹にバイバイっと手を振っていた。
 多分、正樹を最後まで中学生だと思っていなかっただろう。
 黒髪の若い仲居は、案内所のブースから立ち去り、キビキビとした様子で仕事に戻っていく。
「それで、正樹クン、あれから何処に――」
 腰に手をあてた彩は一息つくと、その気の強そうな瞳を細めて、正樹を見下ろす。
「あ、あの、彩お姉さん、美沙お姉さんも、ごめんなさい心配かけて」
 正樹は、浴衣姿も綺麗な二人の年上のお姉さんをじっと見つめて改めて謝罪する。
 そんな少年の瞳は、子猫のようにうるうる潤んでいた。
「へ? ああぁ、べ、別にいいのよ、そんな事、きっキミのことを心配するは当然だし、ね、まっ、その何もなければそれでいいのよ、うん」
 正樹の瞳に見つめられた途端、彩は頬を染め、聞こうとしていた事も忘れ、あらぬ方向をむくと、もごもごと口ごもってしまう。
「ふふふ、彩さんったら……さてと、彩さんの機嫌がよくなったところでこれからどうしましょうか?」
 温和な美貌に優しい笑みを浮かべた美沙は、ボリュームたっぷりの胸元を少年の背中に密着させながら、楽しげな声をだす。
「え?ん〜、そうね、まだ夕飯までたっぷり時間もあるし……まぁ、そのアタシとしては……その……正樹クンに色々してあげたいなぁって……」
 彩は、相変わらずあらぬ方向にキツメの美貌を向け耳まで火照てりながら、歯切れの悪い口調でそう言うと、正樹に期待を込めた視線をチラチラと送っていた。
「あ、じゃあ、せっかくこんな色々お店もあるから、お土産選んでいってもいいですか?」
 肝心なところで相変わらずの正樹は、彩の秋波にも気がつかず、ホールの中に広がる色とりどりの土産物屋さんに、キラキラと目を向けていた。
「まぁ、いいですね、お買い物、ふふふ、正樹くん何を買いたいの?」
 栗色のウェービィなロングヘアをふわんっとゆらす美沙が、少年を背後から抱き締めなおし、たゆんっと揺れる美沙の乳房を背中におしあて、頬をすり寄せて楽しげな声をだす。
「あっ、はい、学校の友達に買っていってあげたくて、ほんとは京香さんのサインを貰う予定だったんだけど……これだけお店があればみんなが喜びそうなものがあるかなって」
 大人の美女の甘い抱擁にドギマギする少年。
「中学生のお友達にねお土産を買いたいのね、ふふふ、じゃあ美沙お姉さんがいっしょに選んであげますね」
「う、うん」
 ぱっとみ、美人の姉が可愛い弟をからかっている、とっても仲のよい様子にもみえなくはない。
 が、やはりスキンシップ過剰すぎるだろう。
 なにせ、美沙は時折頬をすり寄せるだけでは飽き足らず、もうあと数ミリで触れ合うほど、艶々とした色っぽい口元を少年に密着させているのだ。
 少年の背中に当たる豊満な乳房は、もう押し当てているといった按配だった。
「ふふふ、じゃあお買い物いきましょう、ご主人さ……正樹くん♪」
「うん」
 にっこりと笑いあう仲睦まじすぎるお姉さんと男の子は、連れ立って歩き出す。
 その手は自然と、お互いの指の絡み合わせるカップル繋ぎになっていた。
「え?え?ちょっ、ちょっと、まっ待ちなさい、正樹クン、美沙さんっ!あっアタシも!……ほら、手、手つないであげるからっ!」
 そんな二人の後を、一足遅れた彩が、いつもの悠然とした強気の態度をかなぐり捨て、慌て追いかけていた。



誤字脱字指摘