俺は目の前にすわる女性に困惑していた。
八畳の部屋に小さなキッチン、それにセパレートのバスとトイレ。
それが俺の小さな城だった。
その城に妙な客が訪ねてきたのは、ほんの数時間前のことだった。
「………」
だまって下をみつめる長い睫が震えている。
謎めいた美女だった。
日本人ではありえない真っ白な肌と、色づいた薄い桃色の唇、眉目秀麗なその顔立ち、それに金色の絹糸のような髪がすわった床
までのびて広がっている。
黒いロングコートに同じ生地の背の高いロシア風の帽子をかぶっている。
この美貌と伏し目がちの長い睫、それにこの格好。
彼女は昔テレビでやっていた銀河を走る列車の物語にでてきたアニメの謎めいたヒロインにそっくりというか、そのものだった。
「あの……」
「………よろしくお願いね、旦那様」
そう…そして、俺がこの白人の美女の買い主だというのだ。
ことのおこりは、7日前の深夜だった。
俺は最近買ったパソコンでもう日課になったアダルトサイトめぐりを楽しいでいた。
ほんと世界は広い、色んな趣味をもった人が、これでもか!ってすごいスケベなホームページを見せてくれている。
ふむふむ、いい時代になったもんだね
俺は次々とリンクからリンクへと飛び、好みのタイプの女性のアダルトな画像を見ながら時間を過ごしていた。
その時!
「あ……っ!!」
とつぜん、一つの広告バナ―をおした瞬間頼みもしないのに次々とウインドウが開きだす。
しまったぁ
時々この手のいやがらせとも言えるトラップがあることを俺はこの数日でいたいほど学んでいた。
過剰なアクセスにハードディスクが、がたがた鳴り出し緊急事態が発生している。
これはもう3つのボタン同時押しで強制終了か、いやコンピュータリセットしかないないか…
はぁ…
俺はモニター上に無限に開きつづけるウインドウを見ながらタバコの煙をはく。
「さてと…再起動するかな…ん?」
俺が電源スイッチを押そうとしたその時、いきなりハングアップしていた画面が揺らいだ思うと、ウインドウの一つがいきなり全画面表示になった。
そしてそこに一つのHPが立ち上がってくる。
「なんだこれ?」
それはよくあるお粗末なホームページだった。
黒い背景に白の文字だけでかかれた2〜3分で誰にでもできるやつだ。
「アニメ美少女ロボットの館」
とそれだけ書かれた文字が反転している。
誰かがつくったジョークページの類だろう。
どうせ今から強制終了させる気だったんだ……俺はこりずにインターネットの恐ろしさもしらずにそれをさらにクリックしてみることにした。
カチ
次のページも簡単な作りで沢山のアニメの題名が羅列されているだけだった。
モビルスーツに乗るパイロットに、鋼鉄天使から万能ネコ耳娘、アンドロイドアナウンサー、青い瞳のパイロット、それに宇宙海賊の相棒まで無数のアニメ作品にでてくる人造美女達が主演から端役まで網羅されている。
ふーん、どうやらここはアニメのファンサイトみたいだな。
こんな手間かけてないと見られないホームページ、誰が来るんだろう。
俺はなにげにその中の一つの作品をクリックしていた。
なつかしなぁ銀河鉄道かぁ、よく小さい時見た気がする。
これに…アンドロイドなんてでてきたかな?
画面が呼び出されるとそこには主人公の少年を騙して…もとい導いて機械の惑星に連れて行く謎の美女が表示されていた。
確かにこれって機械人間だけど、まぁこんな稚拙なサイトだから分類もむちゃくちゃなんだろう。
ん?どうやら何か自分で書き込む欄があるみたいだ。
そこには「あなたの好みをお選びください」ってなってる。
ふーん?なんか感想とかリクエスト場所だろうか?
あなたに対する性格は?
あなたとの関係は?
などの質問の下にクリックして選ぶ選択式のラジオボタンがついている。
好みの外見の機械娘を自分専用に作り変えるって遊びの作りになっているらしい。
ふーん、けっこう面白そうだ。
俺は何気にその質問の答えを選んでいく。
そのうち、質問はきわどくなっていった。
夜の性格やパンティの色、好きな体位、それにSかMかなど?
ちょっと引くようなえげつない物もあったが、俺はアダルトサイトを見ていたテンションでその欄の質問に答えていく。
なんか、簡単な心理テストみたいな物なのかな?
「なんだ?」
俺の予想は最後の質問でぴたりと止まっていた。
俺はそのページをスクロールするとそこには、何故か日本円の金額と「購入しますか?」の文字があったのだ。
「どーいう意味だ?」
ネットをはじめたばかりの俺でもある程度のことはわかる。
カードナンバーも住所もなしにネットで売買できるわけがないよな。
それにこんな素人ページで…
まぁ何かの冗談だろう。
それにしては値段が現実味をおびていた。
何億や何千万といった絶対払えない金額でもなく、かといって何千円っといったはした金でもない。
なんかちょとした中古車を買うぐらいかな?
なんだか現実味があるよなぁ。
まぁそんなバカな話はないけど。
俺はニヤニヤ笑いながらタバコを口にくわえなおす。
俺はなにぶん独り者で特に趣味があるわけでもなく、十二分に蓄えがある。
買おうと思えば買えない値段でもない。
月賦だったら余裕かな?
自分好みの美女ロボットをネットで購入か……もしそうなれば面白いなぁ。
だったら定期預金をくずして買いまくるかも。
なんて妄想にひたっていた。
「まあ、どうせジョークだろうな」
俺はひとときでも楽しい気分でさせてくれたこの粗末なホームページのジョークにのってやることにして「購入する」の所にマークを入れエンターを押してやった。
「あれ?」
しかし、画面はフリーズしたようで動かない。
「おかしいな」
俺は何度かエンターをカチカチっとクリックするが、まったく動かない。
「あっ!」
ブン
やな音をたててパソコンの電源が切れたのは次の瞬間だった。
そしてあれから一週間、俺はあのホームページのアドレスも忘れていたし、突然のダウンで履歴にも残らなかった謎のサイトを二度と見ることはなかった。
だが、それも今日の午後届けられた配送物によってはっきりと思い出さられることになった。
寝ぼけ眼でドアを開けた俺の目の前に、想像上の彼女がリアルな姿となって現れていたのだ。
謎めいた微笑を浮かべながら、手にもった大きなトランクケースをひきずって彼女はスタスタと俺の部屋に入ってくる。
「あ…あのぉ」
黒いブーツのまま俺の部屋の中心までくると謎めいた美女は軽く頭を下げた。
「この度は私をお買い上げありがとう、お礼を言わないといけないわね、旦那様」
それがほんの数時間前だ。
俺は目の前のちゃぶ台に座る白磁の肌の美女を見ながら差し出された領収書をみていた。
たしかにそこには俺のカード契約した預金口座からしっかり代金が引き落とされていた。
「私は正式にあなたのもの、あなたが私を買ったのだから……そのために私は作られた」
「え〜と、何処から来たわけ?」
この数時間、あまりのことにトリップしていた俺の思考はようやくクリアになってきていた。
そう、目の前には現実があるのだ。
俺を旦那様と呼ぶ黒いコートの美女に、大金が引き出された預金通帳。
「わからないわ、私は作られた女、私が知っている事はどこかで私たちが作られていたということだけ」
「作られていた?」
「ええ」
そっと彼女は自分の黒いコートの胸に細い手をあて、特徴的な長い睫を振るわせる。
その仕草は幻想的でまるで伝説の天女のようなたおやかさだった。
「場所も時間もわからない、そこで私と同じタイプが製造されていたようね……けど、それは私にとって重要ではないわ、旦那様」
「え?」
その時彼女の長い睫が更にゆれ、青い瞳が涙でぬれたように震えだす。
「私はこの世で一番大切なことを知ったわ、旦那様」
「??」
俺はその美女の不思議な瞳から目がはなせなかった。
まるで全てを見透かすような潤んだ青い瞳、そこに映っているのは俺だけ。
「それはあなたが、旦那様がいること、そして私が必要とされている……それを知ったときの私のココロ…あぁぁ」
彼女はそっと唇の間から幸せそうなため息をこぼす。
今まで簡潔に話していた口調とはことなる熱いものだった。
「私が知っているのはただそれはだけ、あなたのことだけよ、旦那様」
そっと白い手がテーブル越しに伸びてくると俺の頬に添えられる。
「それで、十分ではない?」
涼やかに笑う微笑が俺のすぐそばにあった。
「あ…あの?」
何これ?この展開?
「忘れたの?あなたの設定よ旦那様、二人のときは恋人のように…違ったかしら?」
いつのまにかその幻惑的な美女は俺の側に座っていた。
「え?」
驚いて振り向く俺の視界にひろがる目を閉じて迫る美貌。
すっとその美しい唇が俺のそれに重なっていた。
甘美な味が俺の唇にひろがり、黒いコートの彼女は丁寧に優しく俺の唇に何度もキスする。
それはまるで長年なれしたしんだ恋人同士のような気持ちのいいものだった。
「んんっ、ちゅ、んんっ、どうかしら旦那様?」
すっと金色の髪がはなれると、そこには頬を染めた彼女が睫を振るわせている。
「…あぁ……とってもよかった」
俺は阿呆のようにぼーとその美貌をみている。
「そう、良かったわ……でも、まだ設定あったわね」
「え?」
そーだ、あの時調子にのっていろいろ選択したような気がするぞ。
「恋人で、それに」
ますます彼女の顔がまっかになってゆき雪のような白い肌がピンク色になっいている。
「それに?」
きょとんと見る俺の前で彼女は立ち上がると、そのぴっちりとめた黒いロングコートの襟元に手をかける。
「スケベで淫乱、いつでも貴方だけに体を開くこと……これでいいかしら旦那様?」
ばっと広げられたそこには一糸まとわぬオールヌードだった。
「!!」
俺はおもわずその肢体に見とれていた。
綺麗だ。
綺麗すぎた。
染み一つ無い色素のないような純白の肌、それはまるで深々と降り積もった真っ白な雪に覆われているかのようだった。
スラリとしたその見事な体に無駄な物は何一つなく、形のいい乳房は程よくつきだし、折れるほど細い腰、張りのある曲線に豊かな腰、そして驚くほど長いすらりとした美脚。
「あぁ・・・」
俺はまるで痴呆のように声をもらしていた。
目の前にあるのほホントに女性の体のなのだろか?
まるで幻のように目を離せば消えてしまうような美しさがそこにあった。
「綺麗だ」
俺はまるで夢遊病者のようにフラフラと立ち上がりながら、その体に手をのばす。
毎回気になっていた黒のコートの下にはこんなセクシーなヌードが隠されていたのか、確かにこれを見せられたら誰だって釘付けになるよな。
「ふふふ」
黒いコートを広げたままの格好で美女は、その長い睫を振るわせ斜め下に視線をおとし、涼やかな笑みをこぼす。
「さあどうぞ、おさわりなさい旦那様」
気丈な口調とは裏腹にその頬はうっすらと染まり恥辱に耐えているようだった。
黒いコートを広げた謎めいた美女が、その裸体が羞恥にふるえている。
その光景だけでもう俺は発射しそうになっていた。
「……ゴクリ」
俺は喉を鳴らしながら差し出されている白い肌を誘われるように掴んでいた。
「ああぁん」
手に吸い付くこのしっとりした肌触り。
俺がその形のいい乳房をぐにっと形がかわるほど掴んでも、彼女はやな顔ひとつせずただ頬をそめてコートを広げ続けるだけだ。
「どうぞ、好きになさい」
長い睫がふるふる震え、そっと恥ずかしそうに視線をさまよわせる潤んだ青い瞳。
その言葉が俺の最後の理性を吹き飛ばしていた。
もうなにかの詐欺でもかまわない、今この目の前にいる白い美女をやれればそれでよかった。
「うわぁぁぁ」
俺は意味不明な叫び声を上げながら憧れの美女の胸にむしゃぶりつき、しっかり抱きしめる。
「あんっ、あわてないで逃げないわ」
「はぁはぁはぁ…綺麗だ…あぁ、すげぇ柔らかい」
俺は手の中で搾り出すように握り締めた美乳にむしゃぶりつくと、ピンク色の乳首をすいたてる。
甘い麻薬のような女の香りが肌からたちのぼり、体毛一つないすべすべの真っ白な肌が俺の唾液で汚されていく。
「あううぅぅ」
白い妖精の体がふらつきながら微かにひねられる。
「ダメだ、動いちゃ」
「……ええ、わかったわ旦那様」
彼女は俺の陵辱に体をゆすられながら黒いコートを両手で開いたまま、しっかりと立つ。
たまらない肌だった。
俺はもう必死で、舌を這わしたわわに弾む乳房に噛みつき、乳首をひねりつぶすようにコネながら美女の純白の体を抱きしめる。
最高だった。
俺はこの美貌の謎の女の虜になりながら、その白くしっとりとした美肌に舌を這わせつづけた。
「はぁはぁ…あぁ…すごいわ旦那様…あぁ噛んでは…だめよ…あうぅ乳首が…あう」
美貌の女はむせび泣いていた。
彼女の細い幻想的な体はすでに唾液と噛み跡にまみれ、その陵辱に反応した女の本能が体の奥から湧き出すと、白い肌をほんのり染めている。
美女は、何度も腰がくだけそうになるのを、動くなとの命令を思い出し、ただ首を左右に振って必死に快感をやり過すだけで精一杯という様子だった。
「はう…あぁぁ、いいっいいわ、旦那様が胸をさわるだけで…私…私」
狂ったように金髪美女のバストが嘗め回され、ぐちゃぐちゃに揉み回されている。
それだけで、細い体を衝撃にも似た絶頂感がかけぬけていた。
「あぁぁぁぁぁ」
白い喉をさらしながら、命令通り立ち尽くし陵辱を受ける美女は何度も絶叫していた。
その度に床まで伸びる絹のような金髪が振り乱され、まるで黄金の雨のようにきらめいていた。
俺はもう我慢ができなかった。
周りを乱れて飛ぶ金色の髪を掴みながら、目の前の柔らかい美肌を味わいつくす。
すでに乳房は汗と唾液で濡れ光り、その筋が形のいいお腹を滑り落ちると金色の薄い陰毛に滴り落ちていた。
「あうううぅ…すごいわ旦那様…もう…もう」
しっとりと濡れた体がヒクヒクと痙攣しながら快感をなんとか耐えている。
だが、もうそれも限界に近い様だった。
肌のほてりは最高潮に達し、半開きになった口からは熱い息が吐き出されている。
そして、それは俺もまったく同じだった。
もうズボンの股間は大きくテントをはり、我慢の限界に達している。
「なぁ、いいか?」
「……ええ、旦那様」
彼女は悦楽に白い肌を染めながら忠実に黒いコートの襟元を広げている。
頬を染め長い睫の瞳は恥ずかしそうに下を向いていたまま返事をした。
「さあ…旦那様…の…好きになさい」
俺はそのコートを羽織った腰に腕を回すと、もう片方の手で最速で自分のズボンから勃起してかたくなった男根をひきずりだす。
「い、い、いくぞっ、脚ひろげて立て、そうだ」
「……これでいいかしら旦那様……あぁ!!」
ガクンっと美女の体がゆれてぐっと美しい眉がよる。
ズン
俺の腰が彼女の細い腰に突き入れらていた。
男根がぎゅうぎゅうっと締め付けられ、まるで少女の狭い肉の膣の中に突き入れたように俺のものを咥えむと放さない。
「ぅぅぅ…気持ちいぃ」
「はああああ……旦那様…ああっ」
俺は喘ぐ白い女体を抱きしめ無我夢中で腰をぶつける。
すでにトロトロになっていた淫肉から愛液が大量に溢れ出し、男根が出入りする度に泡だってボタボタ落ちる。
「あ、あ、あ、あ、ああああぁ」
「う、う、うう」
俺と彼女の呻き声がシンクロし、魅惑の女体が下から突き上げられ上下にガクガクゆれ、その度にまっすぐに伸びた長い金髪がサラサラと広がり波打っている。
「ひぃ…あぁ、あ、あ、あ、あ、いいぃ…くうっ」
俺の命令を忠実に守り一歩も動かない彼女の細い体はもうガクガクだった。
股を広げられ爪先立ちのその白い太腿はピクピクと振るえ、男根を奥の奥までずっぽりくわえ込んだ平らなお腹は突き上げらる度に、その部分だけ少し盛り上がる。
「はぁ、ひぃ…ひい、ひい…だっ旦那様ぁ」
ガクガクとその不自然な形で美女は必死に快楽に絶えながらその美しい眉をそめ、白い喉を喘がせている。
「ふふふ、いいんだぜ好きなようにして、動かないと苦しいだろ?…うぅ」
ズンズンと腰を最高の肉壷に突っ込みながら俺はそのタプタプ揺れる乳房に頬擦りする。
「…あぁ…ええ…好きにしろが貴方の望みね旦那様」
その途端、彼女の腕がしっかり俺に回される。
彼女のほうが黒のブーツのせいもあって、頭一つ俺より背が高かった。
ぎゅうっと柔らかいバストが俺の顔をおおい、その白い体がまるで立ったまま乗りかかるように密着する。
「だったら…私の肌で暖めてあげるわ旦那様」
長い睫に彩られた切れ長の瞳が妖艶に輝き出す。
まるで少年を導く謎の美女そのままに。
「ううううぅ」
同時に、ただでさえきつかった肉壁がさらに蠢くように前後に動き出し、ヌルヌルと絡みつく膣壁ごと俺の肉棒を溶かすように包み込んでいく。
こっこれは…気持ちいいっっ。
動くなっていっていたけど、まさかここの筋肉まで止めていたなんて。
胸の中で喘ぐ俺を、うれしそうに見ながら幻想的な美女は涼やかに微笑む。
「はぁはぁ…あぁ…どう?いいでしょ旦那様」
完全にペースはこの美女のものだった。
まるで俺を楽しむかのようにざらついた肉壁が自在に蠢き、男根をぬめった肉の中で絞りしゃぶり尽くす。
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁ」
すごい、もう頭の中がスパークするような火花がなんども走りながら、それでも俺はまるで憑かれたように熱い白美淫肉のなかに男根を叩き込みつづける。
ズンズンと動くたびに俺の頭を抱きかかえた美女は甘い喘ぎ声をあげ、それにあわせるように更に俺の腰の動きもはやくなる。
「うっいくぞおぉぉ」
「あんっ…ふふふ、ええ、いいわ、頂戴…旦那様の…私の中に…」
ぐっとお互いの体が溶け合うようにしっかりと抱きしめあう。
俺は限界までズンッと肉をぶちあてると灼熱の迸りを美肉の中に注ぎ込む。
次の瞬間、ビクンビクンと白い太腿が振るえ、際限なく俺の吐き出す子種汁を子宮の奥に飲み込んでいく。
「うっ」
「ああぁ、でてるわ、あなたのが私の中に…あぁ素敵よ旦那様」
白い頬を紅潮させて嬉しそうに幻想的な笑みうかべる美女。
その長い金髪に色どられた微笑みは夢に出てくるままだった。
「んんっちゅ」
そっとその薄い唇が俺のに触れるとまた、貪るように舌をからめあう。
お互いの舌が蕩けあい、長い睫に縁取られた瞳が満足げに俺をみている。
「んん、また大きくなってきたわね…どうするの旦那様?また私の中で出すのかしら?」
「……あぁ」
確かにぎゅぅとしぼるように蠕動する膣肉に誘われてまた男根が大きくふくらんでいく。
こんな妖精のような美女相手なら何回でもできそうだ。
「ふふふ、ではもっと私で楽しんで旦那様」
「もちろん」
俺は目の前で可愛らしく振るえるピンクの乳首にむしゃぶりつき、また激しく腰を動かしだす。
「あぁ…また胸を…ふふふ…では私も…もっともっと包み込んで暖めてあげるわ」
その時、
バサッと黒いコートが俺を覆い隠していた。
頭一つたかい金髪の美女のコートの中に俺の姿がすっぽりかくれてしまう。
「うふふ、暖まってくださいね」
甘い肉の人肌と、すっぽりと覆われたコートの暗闇の中で俺はただひたすらに雪のように白い肌にむしゃぶりついていた。
端から見ればまるで妊婦のように膨らんだ黒いコートすがたの美女が長い睫をふるわせて、喘ぎ声をあげる。
「だっ旦那様、ああぁ」
そしてそのコートの膨らみがガクガクゆれる度に、美女は白い喉をさらして形のいい眉をよせて咽び泣き出す。
「はうう、ううう、また奥にあたってる、すごっすごい」
「いいぞ、もっとしてやるるよ、うううっ、そうだ…なぁ足上げろ…そう…それで俺の腰にからめるんだ、ほら」
「えっええ」
俺の体に抱きつく美女はそっと床からその白いを足を片方はなすと、ぐいっとからめる。
ぐちゅっと淫らな音がして、広がる膣奥に男根が根元まではいる。
「ひぎぃ」
「…そっちの足も、さあ」
「あっそんなことをしては…はうぅ」
俺をその豊満な胸に抱きしめたまま、ぐいっとその小ぶりなお尻に両手をかけると、尻タブをもって突き上げる。
「ああぁんんっ、だっ旦那様、旦那様、旦那様ぁぁ」
「ほら、ほら、ほら」
細身で長身の美女の体が中に舞う。
黒いコートの姿がまるで浮き上がるように、ガクンと持ち上がると、次の瞬間金色の髪をひるがえしてガクンとおちる。
「ふっ深いぃぃいぃいいいい、う、う、う、ううぅう」
ガクンガクンとその体が激しくゆれ、しっかりとつながった結合部分からボタボタと二人のまじりあった体液が流れ落ちる。
「はぅううううう」
「いいぜえぇ」
奥の奥までつながった肉の交わりは俺がいままで体験したなによりも気持ちよく、まるで麻薬のように脳を犯して行く。
それは、俺の男根で串刺しにされている金髪の美女も同様のようだった。
「あぁぁぁっぃい、気持ち良いわ、こっこんなことって…あぁ…おっおかしくなりそう」
「うう、いくぞ」
ぐっと俺の頭をだきしめる美女の瞳は恍惚としている。
そのまましっとりと色つく白いと肌まるで溶け合うようにつながったまま俺は、精を肉壷の奥にたっぷり放出する。
「あぁぁぁ、いっちゃうわ、いく、いく、いくっううううっ…………はぁはぁはぁ、素敵だったわ旦那様」
長い睫がふるふるゆれ、しっとり潤んだ瞳が俺を見下ろしている。
その瞳はすっかり俺に種付けされ忠実な従者のように、優しくこちらを見つめ潤んでいる。
最高だぜ。
その幻想的な美貌をながめるだけで、俺の股間のものはまた力を取り戻していた。
「まだまだできるよな?」
「……ふふ、ええ喜んで旦那様」
白く長い指先が俺の頬をそっと撫で回している。
「それじゃ、さっそく」
俺はそんな彼女の腰に挿入したまま、ベッドのほうにむかって歩き出す。
「はひぃ、そんなぁ、動いてわ…あぁダメ」
「ほら、歩くのあわせて腰ふるんだっ」
「はひぃい」
金色の長い髪が床にふれてサラサラと音を立てる中、肉棒で串刺しにされ抱き上げられたまま、部屋の中を横断していく。
「はう、うう、あぁぁぁ」
歩くたびに膣奥におさまった男根の先端が柔らかいに肉をこそぎ、突き上げる。
その度に、長い髪がゆれ、口の端から唾液が滴り落ちていた。
「もう、もう…ダメ…また、いくわ」
ぎゅっと俺を抱きしめようとする、その華奢な白い腕にも激しすぎる快楽のためか力がはいっていない。
「ダメじゃない、もっと俺を満足させないと」
「ぁぁぁ…わっわかっているわ…でも、もう、気持ちがよすぎて」
いっている側からビクビク体を震わせて軽い絶頂に溺れている。
「ううぅ」
その度に、膣壁がまるで生き物のようにざわめき、俺をしめあげる。
ううぅ気持いいっっ、この女、抱き心地といい肉穴といい最高だ。
俺は一瞬でも長くこの美肉を味わいつくすために、わざと部屋の中をぐるぐる歩いて、ズンズン突き上げてやる。
「はひぃいいわ、だっ旦那様、歩いては駄目、なっ中が…歩いては駄目よっ、あぁぁぁん、あんっあんっあんっ」
ガクガク揺れる体で必死に俺にしがみつと、すすり泣くように激しく嗚咽をあげる。
「ううぅ、吸い付いてきやがるっ、くうぅ」
そろそろ、俺も限界かも。
「そろそろ、また出してやるよ」
「えっええ、ちょうだいっ!旦那様のぉおお、あぁぁ、私にたくさん、いっぱいいいぃ」
もう自分でもなにをいっているのかわかってないのだろう。
トロンと緩んだ淫蕩な瞳でコートの中にうもれた俺の顔をなめまわし、その鼻先にキスの雨をふらしてくる。
「うっ、でるぞ」
「ああぁぁぁぁ、ぁぁぁぁぁぁあああああ」
白い背筋を反らして、喉もかれんばかりの美女の絶叫。
「うっううっううっ」
汗まみれでぴったりと密着する美女の素晴らしい肉の締め付けの中に、俺はまたたっぷりとザーメンを放出していた。
「…ぁぁん」
謎の美女は長い睫を重そうに瞳を閉じ、ぐったりと俺にしなだれかかるように気をやっていた。
「ふぅ」
俺はさすがに軽いとはいえ、いつまでの担いでいるわけにはいかず、側のベッドに腰かける。
「はぁ…ぁぁぁ」
それでも、まだ俺にしがみつこうとする彼女の腕をやんわり振り解いて、ベッドの上に寝かしてやる。
ベッドの上に横たわる妖艶な肢体は、まさに淫乱ってことばがぴったりのスケベで最高のものだった。
俺の狭いベッドに溢れるほど広がる金色の長い髪、乱れた黒いコートからは、唾液で濡れ光る美乳に、湯気をたてそうなほど熱く火照っている白い肌、それに色気のつまったお尻がのぞいている。
その卑猥な白尻の間から、先ほど俺がたっぷりそそぎこんでやった白い液体が、ブクブクと泡だって太腿を流れおちている。
「はぁはぁはぁ……旦那様ぁ」
長い睫を震わせて謎めいた美女がそっと俺を呼ぶ。
「なんだ?」
その火照った白い肌を撫でながら、俺は彼女の上にのしかかっていった。
「あぁん……くっ口付けを…ふあっん…んんっ」
トロリと甘い舌が絡み合い、唾液を啜りあう。
「はうぅうん……ちゅるる…あぁ…まだするの?」
「もちろん」
俺は華奢な腰をしっかり抱きしめ、黒いコートと柔らかな肉の布団につつまれながら、正常位でペニスをブチ込んでいた。
「ああぁぁぁぁぁ」
妖艶な謎の美女の喘ぎ声は途切れることなく響き続けていた。
「うううっ」
窓からさしこむ朝日で俺は目を開けた。
あれ?なんで俺、裸で布団にはいっているんだ?
ぼんやりする頭をたたき起こしながら、布団からおきあがる。
「いい朝ね、旦那様」
「へ?」
とふりかえるそこには、白いエプロン姿の例の美女がたっている。
俺の頭のなかに昨日の顛末がはっきりとよみがえってくる。
そうだ…昨日はあれから後から散々攻めまくって、最後には二人して抱き合ったまま気絶してしまったんだ。
「よく眠れたかしら旦那様?」
「ああ」
「食事の用意できてるわ」
そういってくるりとひるがえる後ろ姿はもちろん何もつけていない。
ううぅいいぞ!裸エプロン!
「さあ、こちらにきて、座って」
「あっああ」
俺は枕もとにちゃんとたたんであったトランクスとシャツを身につけると、誘われるままちゃぶ台につく。
そこには、おいしそうな朝食が湯気をたてて鎮座していた。
「美味そうだな」
「その言葉は食べてからね」
まるで何事もなかったかのように涼やかな彼女は俺の後ろに回ってナプキンをつけてくれる。
「さあ、どうぞ召し上がれ旦那様」
そっとスプーンですくうとそれを俺の口に運ぶ。
「ああ、美味いよ」
「そう、うれしいわ……さぁもっと食べなさい旦那様」
俺の催促に彼女は雪のような白い頬を桜色にそめてそっとスプーンを運ぶ。
俺は十二分にそれを味わうと、ゆっくりとその白いエプロンの中に手を忍ばせる。
「あぁ…あん」
ぎゅぎゅっと強弱をつけならが、昨晩さんざんいたぶった美乳を揉んでやる。
「あぁ…またなのね、本当に好きね」
ふふっと微笑を浮かべながらしなやか体がなめかしくうねる。
「もちろん…んんっ」
「あぁ、んんっ…ちゅ…くちゅ」
この朝一番のキスとともに口の中で唾液と絡めたスープを流し込んでやる。
「あん…んぐんぐっ…ゴク」
金の髪の美女はその細い顎を喘がせ必死にしがみ付いてくる。
エプロンごしに柔らかなでスレンダーな体がまるで蛇のようにしっかりと俺にからみついてきていた。
「はうっ…ぅぅぅぅ…好きよ旦那様、、我慢ができないくらいに」
ねっとりと舌を絡ませながら、彼女はあぐらをかく俺と座卓の間に体をすべりこませると、しっかり正面から抱きついてくる。
彼女は俺の頭をかきいだいて口をしっかり吸いながら、その長く細い足をしっかり俺の腰にまきつけ隙間なく密着してくる。
「はううう」
「うふふふ、旦那様暖めてあげるわ…昨日みたいに激しくね」
くいっと剥きたての卵のような白いヒップがあがると、もちろんビンビンになってる俺の男根をずぶずぶっと飲み込んでいく。
「あぐぅ」
「うふふ、いただくわよ」
狭い肉の壁が俺をぐっちょり包み込むと、慣れ親しんだ締め付けと共に腰を麻痺させる快感が吹き上げてくる。
「はぁぁぁ、ねぇ気持ちいい?気持いいかしら?あっあっあっあたしぃいいっいいわ」
朝から激しい腰の動きで、金色の長い髪がひろがり俺を包み込む。
「ああ、いいぜ、すごい気持ちいい」
「ふふ、嬉いっ、あぁぁうん、あっまた腰が…とっとまらないわ旦那様」
美女の白い背中が反り返り上下に揺れる度に、お腹の中の男根を肉壁を捏ねくりまわし、振動でちゃぶ台がガタガタゆれる。
「うう、しまるぅううう」
俺は目の前でたぷんたぷん揺れる美乳にむしゃぶりつくと、カクカク腰を突き上げる。
トロンと濡れた瞳が長い睫に縁取られ、しがみつく俺をやさしげに抱きしめる。
「もっと、もっと愛しあげるわ、はぁん、いつでも、何回でも好きなだけ……それが私の務め」
ぐいっんと腰がのの字を書くように、ひねりこまれ汗とも愛液ともつかない情痴に狂った粘液が卑猥な音をたてる。
「いい、いくぞぉ」
俺はその激しく動く魅惑的な妖精の腰をぐいっと掴むと腰をズンっと叩きつける。
「あひぃ」
白い喉を震わせて、天井を仰ぎ見ながら美女の白い体がビクンビクンと痙攣する。
「ううっ」
俺はもう何度目になるか数え切れない程の精液を子宮の中に注ぎ込む。
「あぁぁ、出てるわ、だっ旦那さまのぉおおお」
切れ長の瞳から快楽の涙をながして彼女の体がビクッんと引きつる。
腰にまわされたつま先がぐいっとそり上がり、白い腕がひっしに俺の体を抱きしめる。
もちろん、同時に最高の肉の壷が最後の一滴まで搾り出すように締め上げる。
びゅくびゅくびゅく………
俺も腰を震わせて尿道にのこった最後のザーメンまで、放っていた。
「ふぅふぅ、よかったよ」
「……ええ、私も」
そっと俺の体をだきしめて、幸せそうに体を擦りつけてくる。
そんな美女の痴態に俺の欲望がそう簡単に納まるわけがない。
あぁ、この白くしっとりとした肌、優雅なスタイル、流れるような長い金の髪、そして濡れ光る切れ長の瞳を持つ美貌、謎めいた微笑も美しい最高の女だ。
そんな女が全て俺のモノだなんて、そう思っただけで…
「あっまた……ふふふ」
嬉しそうに肉の中でまた勃起する男根。
「まだまだ食べたりないのね旦那様、いいわ、存分に私をご馳走してあげる」
ぐちゅっとザーメンのつまった美女の肉壷が絡みつくように煽動をはじめる。
「あぁぁっ、すごい」
「ふふふ」
浅ましく腰をゆする俺と涼やかな微笑浮かべる美女は、また座ったままの対面座位の姿勢でお互いを貪りだした。
チロチロと彼女の舌が俺の耳をなめしゃぶり、美乳を揺らしてこすりつけ、白い手が背中を掻き抱く。
その間も、あぐらを組んだ俺の腰の上で、みだらに男根をくわえ込み上下左右に動くことは忘れない。
「あひぃあひぃあぁぁぁ」
薄くピンク色の唇が甘い吐息を吐き出し、二人の交じり合った汗があたりに飛び散る。
「あぁぁぁ、わたし、また……旦那様あぁぁ」
よりいっそう激しくなる二人の交わり。
俺たちが今日朝から二度目の肉の快楽にどっぷり溺れようとした。
その時、目の前にさっと一人の人影がよこぎった。
「え?だっだれ?」
思わず腕の中の白い体を抱きしめて仰ぎ見る。
そこには…
「はじめまして、旦那様」
「え?ええぇ?」
そこには、黒いコートの美女が幻想的な微笑をうかべて立っていた。
「あぁぁん」
もちろん、俺の腕の中で喘いでる美女とまったく瓜二つの、そうあの美貌だ。
「あら、姉さん、もう可愛がってもらってるね」
「あん、あん………ん?あぁあなたは」
腕の中の俺の金髪美女もようやく事態を把握して欲望に蕩けた瞳で、自分と同じ姿の謎の女性をみあげる。
「はじめまして、姉さん」
にっこり笑いながら黒いコートの美女は、抱き合う俺の後からそっとだきしめてくる。
「え?なにが?」
俺はわけもわからずあたふたしていると。
「この度は私をお買い上げありがとう、お礼を言わないといけないわね、旦那様」
昨晩聞いたのとそっくりそのまま同じセリフが耳元にささやかれる。
ってことは……まさか!
「ふふふ、嬉しいわ、旦那様、同タイプを購入してたのね、よろしく…私の妹」
昨日からのお姉さん分にあたる彼女がそっと俺をだきしめ、肉壷にくわえこんだままの男根を包み込む。
「ええ、私の姉さん、こちらこそ」
後から現れた方もくすりと微笑すると俺に黒いコート越しにバスト擦りつけてくる。
「こっ購入ってそんなぁ」
「私も詳しいことはわからないわ…でも私は正式にあなたにものよ旦那様、あなたが私を買ったのだから……そのために私は作られた…それが私の務め」
後から抱きついている妹分がそっと床に預金通帳の写しをおく。
それはまさに俺の通帳だった!
しかも昨日の分と同じ額だけ引きおとされている。
既に購入済みってことか!
「なっなんで」
「わからないわ、私は作られた女、私が知っているのはあなたのことだけ」
そっと黒いコートに包まれた腕が俺の顔をつかむと、長い睫を震わせて俺をみつめる。
「……よろしくお願いね、旦那様」
ゆっくりとその艶やかな唇が俺にせまってくる。
その時、俺は思い出していた。
そう…たしか……あの時……
たしか、画面がフリーズしたように動かなくて…
『俺は何度か注文のエンターをカチカチっとクリック……』
つまり…それは…何度も注文したことになるって奴じゃ
たしか5回?いや6回は押したような気がするぞ…
そうすると、今後もどんどん彼女達が…
俺は二人の美女に押し倒されながらクーリングオフを真剣に検討していた。
「素敵よ旦那様、こんなにも大きくして」
「ふふふ、たくさん可愛がってね」
二人の美女が俺のペニスにむしゃぶりついている。
いや、やっぱ…返却はやめとこうっかな?
END
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