喫茶「吾眠」談話室

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雪に埋もれて 
butapenn 12/21(水) 10:28:34 No.20051222121103 返信 削除
「ちょっと何なのよ。吾眠周辺のこの寒さは」
もこもこのオーバー、毛糸の帽子とマフラーとマスクといういでたちの女が、吾眠のドアから飛び込んできた。
「寒いといっても閑古鳥が鳴いてる寒さじゃないわよ。本当に寒いのよ! 私は雪なんかめったに降らない兵庫南部から来てるのよ。ちょっとは考えてほしいわ」
重装備を次々とはずしていくと、ようやくBUTAPENNの中身が現われた。まるでマトリョーシカ人形だ。
「東海地方にこれだけの雪が降るのは、58年ぶりだって言いますからね」
微笑みながら、那智は熱いココアをカウンターに置く。
「これだけ寒いときっと、おでんの売れ行きも上がりますよ」
「その前に手足にしもやけできちゃうわよ。あ、ここだけの話、私パンスト三枚履いてるのよね(←実話)」
「……聞かなかったことにさせていただきます」
しかし、ペンギンとは寒い地方の生き物ではなかっただろうか。那智は、暖かいストーブの火を見つめながら不毛な思考にしばしひたるのだった。

1.  羽黒那智     12/22(木) 12:11:03 No.20051222121103-1 削除
女将さん、いらっしゃいませ。
えぇ、先日は寒かったですね。
こちらも雪が積もるなんて言うのは年に一回あるかないか位なんですけどね。
尾張方面は結構雪が積もるんですが、三州は比較的温暖なんですよ。
それでも先日に引き続き今日も雪が積もって路面が凍結しました。
これだけ寒いと珈琲がよくでます。きっとおでんも売れますよ。

そうそう、知っています?
最近我が家では寝る時僕が先に布団に入って温めるんですよ。
で、布団が温まった頃に榛名がやって来て僕をどかして、それまで僕が寝ていたところにもぐり込むんです。
僕はまた冷えた布団を一から温め直し(苦笑)。
そのくせ榛名は足が冷たいとか言って、さらに僕に足を押しつけてくるんです。
酷いと思いません?

猫/第2会場 
文字ゲリラ 12/18(日) 06:20:08 No.20051219121013 返信 削除
えっと、鹿の子さんと桜欄さんを除いて、第10回で出てくる人物の紹介だけ入れて置きました。あと、執筆してくれた常連の紹介(dogさんとか)も必要ですが、よろしく。

1.  羽黒那智     12/19(月) 12:10:13 No.20051219121013-1 削除
文字ゲリラさん、いらっしゃいませ。
えっと、すみません&おつかれさまです。
それじゃあ、本編の執筆と合わせて九話の完成をいそぐ様にします。
導入部分で止まっちゃっていますんでね。
申し訳ないです。

祝、、、、、 
吾輩猫 12/12(月) 04:08:33 No.20051212120811 返信 削除
『今日は目出たいから、栗の甘露煮を頼む』
例によってラビン髭の男が訳の分からない理由で脈絡の無い注文を出した。マスターはいつもの事だとばかり、余計な詮索はせず
「お見えになるのは久しぶりですね、仕事が一段落ついたのでしょうか?」
と無難な挨拶で済ませると、横から酉年の女将が
『そうよ、セキュリティーチェックに半日かかるようじゃ、よほど暇じゃないと来れないでしょ?』
と勝手に相槌を打つ。確かに店の中は閑散としている。最近、手形が1つ不渡りになった噂も耳にするし、経営は本当に大丈夫なのだろうか、と心配になる。ここで食事にありついている吾輩にとっては死活問題なのだ。
『考えてみれば、週末を完全に休むのも2ヶ月ぶりだな』
何が忙しいのか分からない。そもそも人間なんで忙しくもない日と無理に忙しぶって過ごす無駄の塊だから、彼のいい分も8割ほど差し引く必要はある。
「それより、なぜ栗なの? あれって正月に食べるものよ」
『そりゃ美味しいからさ。しかも語呂が良いじゃないか』
「ちょっと待って、仕事がクリ越しになったら、クリも分かるけど、、、」
『なんで仕事の話になるんです?』
「だって仕事が一段落ついて目出たいんでしょ」
『仕事とは関係ないですよ』
そう云われて女将とマスターが顔を見合わせる。
『目出たいのはですね、かのハーレムなんですよ』
この界隈でハーレムと云えば黒コートの家しかない。ここに至って、マスターが口を出す。
「お客さん、オーナーの話によると、あそこは最近始めての嵐に襲われたって話ですが」
嵐ならお見舞いであってお祝いではないのが常識である。さすが無常識男のラビン髭の男には常識が通じない。そう思っていると、
『へえ、嵐があったんですか? 知らなかった』
「TERU さんご本人が、これは嵐だから、通過するまでじっと大人しくしているように、って注意されたと伺っております」
爆弾で飛ばされても不敵な微笑みを浮かべている男が注意を呼びかけるとは、吾輩も注意が必要かも知れぬ。
『あの注意の件ですよ、僕がまさしく祝おうと思って、、、』
全部云わせる前に女将が尋ねる
「それ、どういう事?」
『だって、TERU さんやここのオーナーを始めとしてネットで恋愛小説公開している人は小説家として2流の域にまで達しているって書いてあったというじゃないですか。しかもオタク顔負けのウンチクだって言ってくれているし、、、』
ちょいと待て、二流とは評価が甘すぎる。確かに黒コートの男は浮気して爆弾で空中遊泳する事に関しては一流かもしれぬ。女将は危険なおでんを作る事に関しては一流かも知れぬ。オーナー借金をためる事に関しては一流かも知れぬ。爆弾女は男だけを選択的に飛ばす事に関しては超一流かも知れぬ。しかしながら、数ある二流のプロ作家に並んで、この連中が二流の文筆家だというのは褒め過ぎである。
『、、、僕の悪友なんか大喜びでしたよ。だって、遊びのつもりでやっている事ですら二流ということは、本業の仕事が一流、超一流だと認められたのも同じだって』
まことに能天気な言い分ではある。もっとも、相当に能天気でないと、爆弾喫茶に来れる筈は無い。
「あれ、悪友さんに恋愛小説書いている人いましたっけ?」
ラビン髭の悪友は各地に神出鬼没する事においては二流かもしれぬが、彼らが恋愛小説を書いたと云う噂は聞かない。
『縁切神社の話は恋愛ものの一種だと自慢していましたよ』
これは明らかに拡大解釈である。某法案だけの信任を独裁権への信任だと勝手に既成事実してしまうのと大差ない。それでも、この強引な論法がこの喫茶では通るのか、それとも単に無視したのか、
「じゃあ、語呂って、煮と2を掛けたものね?」
『もちろんです』
ラビン髭のその声を遮るようにマスターが素朴な疑問を呈した
「ところで、他人の事を二流と云う人は何流なんでしょう」
当然の質問である。一流の人間は他人に二流とは云わない。二流の人間は他人の対してでなく、我々はという言い方をする。
『そりゃ、三流以下でしょう』
「そういう人に褒めれれて嬉しいのでしょうか?」
本当に三流の人間ならまだしも、三流にすら入らない人間に二流も三流も分からない。ようするにその評価は全く無意味である。しかしながらラビン髭はこう答えた。
『もちろんさ』
やはり能天気である。

1.  羽黒那智     12/12(月) 12:08:11 No.20051212120811-1 削除
 えっと……。
 とりあえずはいらっしゃいませ。
 でもなんか、禍の種を持ち込まれた様な気がするのは気のせいでしょうか(笑)。

 あちらのを見る限り、ひょっとして自作自演? と思わないでも無いですが。
 とりあえずうちの場合、皆様の目に触れる前に黒服が裏でお帰り願う様説得すると(検閲削除)思うので大丈夫ですが。
 あの手がspam以上に困るんですよね。対応をまちがえるとものすごい嵐になっちゃいますから。
 暫く様子を見るしかないですかね。
 強いて言うなら、他人様から二流だ、三流だと言われても仰る通り意味はありませんね。

さて、当店の経営のことですが、ご心配をおかけしております。
とりあえず不渡り(笑)? の始末はしましたので、本来の活動を進め始めております。
年内に、書きかけのうちの一本でも完成する様に頑張ります。

間に合わなかったのね・・ 
BUTAPENN 12/6(火) 16:18:09 No.20051207172834 返信 削除
オーナーの水面下プロジェクト、とうとう間に合いませんでしたか。残念でした。
でも作品が消えたわけではないので、リライトして別のところに出すか、吾眠で公開するか。
今日新聞に広告の出てた「新○舎」の賞は、ホームページ公開済でもOKだそうですよ。最優秀賞100まんえん。
以上、この冬は韓国渡来のゆず茶に癒されているBUTAPENNでした。

1.  羽黒那智     12/6(火) 18:14:07 No.20051207172834-1 削除
 BUTAPENN姉さん、いらっしゃいませ。
 もう、間に合うどうのこうのと言うレベルじゃなかったです(笑)。
 ただ、直に次の応募が始まるんじゃないかと思うんで、それまで練ってみようかなと。
 多分余所では受け付けてもらえない。
 だって、応募先、F書院だもの(苦笑)。
 当店でも公開できませんねぇ。プロバイダーから店ごと消されちゃいそう。
 そうしたら僕ら、路頭に迷っちゃいますから(笑)。


2.  太郎じぃ     12/7(水) 13:09:24 No.20051207172834-2 削除
こんにちは、横レス失礼いたします。
昼飯は公魚の唐揚げ、太郎じぃです(笑

>新○舎
実は‘出版セミナー’というものに出席したことがあります。
共同出版で費用は100万とか…。
でも、BUTAPENNさんのおっしゃるとおり新○舎の賞はHP公開済みでも、他の賞に応募していても大丈夫…ってF書院ってあのF書院ですか?そりゃぁ無理かもしれないっすね(笑)


3.  羽黒那智     12/7(水) 17:28:34 No.20051207172834-3 削除
太郎じぃさん、いらっしゃいませ。

そう、あのF書院です。黒いカバーの(笑)。
一度、ちゃんとしたそう言うのも書いてみたかったんだそうです。
以前、一度チャレンジした時にはまったくそう言うお話になりませんでしたしね。
T氏にもこれは●●じゃありませんねって思いっきり言われましたから。
のんびりと熟成しながら次の機会を待つことになると思います。

ついでにもひとつ! 
透子 12/2(金) 00:10:53 No.20051203120844 返信 削除
オーナーに伝言お願いしまーす。(幾つ目だよ)

11月の日記、拝見しました。
透子も、きんとう〜〜〜ん♪、見たことあります!
しかもお勧めの通り、偶然通路側に座ってました(笑)
いいですよね〜、あれって。前作も観てます。
観終わった後、ついつい自分がサルになってます(^^;
ノリのよさはやっぱ命だわ、と確信しちゃいました!

ところで、透子の記憶違いでなければ
『む[す]び座』だと思うのですけどぉ…>、<
♪むす〜び座の むす〜びは♪ って
確か縄芸(妖しい意味じゃないですよ)を披露してたような。
一度、カエルの子のカエル様にご確認をば(笑)

1.  羽黒那智     12/2(金) 12:08:52 No.20051203120844-1 削除
透子さん、いらっしゃいませ。
鰻は尻尾に来るまで(笑)。
まあ、あんまり長いかなと思ったらこちらで切ったりもするんであんまり考えなくても結構ですよ。

さて、『フレディ』、もちろん判っていてやりました。
だって『フレディ』って言われた時に、そうか、オーナーはもう故人なんだって思っちゃったから(笑)。
冗談はさておき、「フレディもしくは三教街〜ロシア租界にて〜」、ちょっと苦手かも。
最後になんかやりきれないものが残っちゃうんで。
同じ意味でかぐや姫の「あの人の手紙」も苦手なんですけどね。

オーナーやぼくの個人的趣味からいくと、色彩の美しい『檸檬』、比喩表現がきれいな『つゆのあとさき』、『晩鐘』、『風の篝火』かな。あと『主人公』は別格。
さだはあの独特な比喩表現が大好きなんですよ。「水彩画の蜉蝣の様な君の細い腕」とか「僕の掌に指で君が書いた記念写真」見ないな。

しかし……
透子さんの持つ榛名のイメージ
>優しくて、たおやかで、繊細で、情が深くて、強くて、ある意味したたかで、ある意味しなやかで…
榛名の持つ那智のイメージ
>一見穏やかですごく包容力がありそうに見えながら、人一倍嫉妬深くて独占欲が強くて、独りよがりで、冷酷
ヽ( ´ー`)丿

そして、そうですか。透子さんもむすび座の「西遊記」見たことありましたか。
しかも、「天竺への道」だけじゃなく、「悟空誕生」までも。
学生時代に人形劇をやっていたおかげでオーナーは結構見ているんですよ。
「西遊記」意外にも、「石の馬」や「カダオの子」なんかも見ています。「カダオの子」の時なんて終焉後にステージまで行って、むすび座のみなさんが片づけを始めた中、人形まで見せてもらって来ちゃったそうです。
>『む[す]び座』だと思うのですけどぉ…>、<
 そうです。日記のは誤変換……じゃなくってただのタイプミスですね。m(_ _)m
 縄芸は、短いのや長いのや色々なロープを使って文字を作る奴ですね。あれもむすび座独特ですよね。
 とにかくいろんな意味でむすび座はそれまでの自分が持っていた人形劇の観念を取っ払ってくれた劇団です。
 でも、よかった。むすび座を知っている人が居て。


2.  透子     12/3(土) 00:59:49 No.20051203120844-2 削除
ぅ〜ん、今夜は疲れてるし、
マスターもオーナーも週末は不在って聞いてたから
今夜は書くまい、書くまい、と思ってたのだけど…
だめだ〜ぁ>。< お返事が嬉しくて書いちゃいます!


やっぱ『フレディ』は確信犯だったんだ〜!!
オーナーがもう故人だなんで、とーーーんでもございませんわ!
もっともーーっと珠玉の名作を生んで頂かねばなりませんのに(笑)

半マジの冗談はさておき、
「フレディ〜」、ちょっと苦手…うんうん、解ります(笑)
「あの人の手紙」も、いい同類系を持ってきますねぇ、さすが!
透子も「愛用」してる訳ではなくて、
戦争というものに対して怒りややりきれなさが湧き上がった時に
この歌で己を鎮めて、人への愛を再確認する瞬間に
このメロディが頭を横切って行くんですよね。
つまりは特殊な異例な精神状態ですよね。
でも、あんな状況をも美しい絵画のように紡げる、
その才能ももちろん羨ましいくらいなんですけどね(^-^)

透子も好きですよ〜〜〜〜!
特に『檸檬』や『つゆのあとさき』は
もう、カウンターで一緒に口ずさみません?ってくらい!
トパーズ色の風、どっかに吹いてないか探しましたもん!
さださんのあの独特な比喩表現は絶品ですよね。
『主人公』はかつて自己否定しかけた時の『救いの歌』でした。
もうひとつ、透子にとっての応援歌は『道化師のソネット』。
1・2が対比形式で編まれてるシンプルな歌詞だけど

♪君のその小さな手には 持ちきれないほどのかなしみを
 せめて笑顔が救うのなら 僕はピエロになれるよ♪

老若男女の関係なく、何て優しく強い思いなんだろう、って
昔も今も自分の行いのテーマソングにしてたりして。
難しいですけど、透子の人間としての理想です。

ねぇマスター、
因みにオーナーはお歌上手ですか?お好きですか?
一回オーナーがお気に入りの曲を熱唱してるとこを
とってもとっても聴いてみたくなりました〜〜〜〜!(笑)
なんなら透子もマイク持ってご一緒しますから〜♪
とお伝え下さいな。あ、マスターも是非ご一緒に!(分身の術?)


因みに、
透子の中の榛名さんのイメージ…には、
ちゃぁんとマスターのアノ意見も
全部『欄外』に含まれてますから、どうぞご安心を(爆)
あ、これを榛名さんが見たら、透子は出入り禁止になるかも>、<

むすび座…そんなに深いご縁がおありだったとは!
又何か新ネタがあったら、又日記で教えて下さいね♪


3.  羽黒那智     12/3(土) 12:08:44 No.20051203120844-3 削除
透子さん、いらっしゃいませ。
えっと……、オーナーは極端に音域が狭いんで、音痴です(笑)。
高音も低音も声がでなくなります。
歌自体は好きみたいですけどね。
よく、通勤の車の中でCDに合わせて歌っているみたいですし(苦笑)。
多分、オーナーが何か歌ってくれるとしたら『関白失脚』でしょうね。
散々笑わせて貰いながらも、最後にものすごく力づけられますから。

むすび座は、昔は見に行くときちんとアンケートにも答えて案内もしっかり貰っていたんですけど、最近はとんと御無沙汰。子連れだとゆっくりアンケート書いていられませんもんね。
「天竺への道」ももう、何年ぶりにむすび座の公演を見たかって感じです。ですからなかなか新しい情報は入手できないかもしれません。
詳しくはむすび座HP(ttp://www.mc.ccnw.ne.jp/musubiza/)でご確認を(笑)。


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