★ 詳細情報

Update: 2004年05月17日(月) 21:39
タイトル キャシャーン
監督 紀里谷 和明
俳優 伊勢谷 友介
麻生 久美子
寺尾 聰
唐沢 寿明
評価 ★★★★
ジャンル SF
制作年 2004年
制作国 日本
上映時間 141分
評論 昔の漫画「キャシャーン」の実写版映画。 ちなみに僕はキャシャーンという漫画は見たことがない。

この映画の見所の一つは、CGをふんだんに使った映像だろう。 監督の「紀里谷 和明」は「宇多田ヒカル」のシングル「トラベリング」のビデオクリップを手がけて、その奇抜な映像で注目を集めた人物である。
映画の中では、CGと実写の違和感をなくすために、あえて、実写の画質を下げたり、光の加減をいじって、軽くぼかしたりしていた。 それがCGと実写の違和感をなくすだけでなく、独特な世界観をも表現していてすばらしかった。 個人的には、CGのクオリティが足りない分、実写のクオリティを下げる、というやり方は好きではないが、このやり方もCGと実写の共存という点で、一つの答えかもしれない。

ストーリーのほうもすばらしかった。ただのありきたりのヒーローものではなく、すごく奥が深く、そして少し悲しいストーリーだった。 ただし奥が深いといっても、最後には、ほとんどの謎の説明をちゃんとしてくれるので、終わったあとに良く分からず、もやもやするということはあまりないと思う。

男性の方には、特にお勧めの一品だ。
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