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喫茶「吾眠」談話室
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おおっ。サイト改装。 投稿者:桜蘭 投稿日:2005/06/12(Sun) 12:27 No.2305   <HOME>
カランコロン♪
カウベルの音とともに入ってきた桜蘭は、はっと息を呑み、それから嬉しそうにきゃあと叫んだ。
「マスター、新装開店したんですか?前よりも落ち着いた雰囲気になりましたねえ。この壁の絵もしっくりきていて、いい感じだし」
「ありがとうございます。頑張ってHTMLいじった甲斐がありましたよ」
那智は桜蘭にほめられたことは初めてではないだろうかと思った。
「それじゃあお祝いしなきゃですね。これをどうぞ」
手渡されたのは紙に包まれた軽くて四角い包み。めずらしいこともあるもんだと思いながら、那智はそれを開けた。
「何ですかこれ」
「何って巫女装束ですよ」
「なんでこんなものをわざわざ?」
「オーナーがお好きだろうと思って。前、『真夏の夜の夢』に出演されていたときも、欲しがっていらっしゃいましたから」
オーナーにこういう趣味があったのか。那智はオーナーが喜んでそれを着ている、あるいはそれを誰かに着せている場面を想像し、うっと口を押さえた。
「あら?マスター、大丈夫ですか?気分でも悪いのかしら」
その顔が心なしか嬉しそうなのは気のせいだろうか。
やっぱりこれは僕にとっての嫌がらせだ。やっぱりこの人は一筋縄ではいかない。さすが佐渡連盟の一員だ。こりゃオーナーでも叶わないんじゃないだろうか……。そんなことを思いながら、那智はカウンターの下にずるずるとしゃがみこむのだった。


Re: おおっ。サイト改装。 鹿の子 - 2005/06/12(Sun) 23:41 No.2306  

カランコロン♪カランコロン♪

「マスター、マスター!今すぐハムサンドとアイスココア!」
珍しく鹿の子が注文なぞしている。
そしてなにやら嬉しそうな顔をしている桜蘭に「ご無沙汰!」と挨拶をした。
しかし、マスターはいない。
「あれ、マスターは?」
そう訊くと、那智がカウンターの下から「はいはい」と言いながらにゅっと出てきた。
那智の顔を見た途端鹿の子は「あ!そうそう。忘れないうちに改装祝いを渡すね。名古屋名物のきしめん。名古屋に行ったから買ったの。はい」と言うと、「これちょうだいね」と言って桜蘭の前に置かれた水をごくごくと飲んだ。

「きしめん・・・」
桜蘭と那智は顔を見合わせた。
そして桜蘭は再びさりげない笑顔で那智のことを見ていた。
「あ、ありがとうございます」
那智はそう言ったものの、多少のとまどいもあった。
「めずらしですよね。鹿の子さんが例の花以外をプレゼントにするなんて」
桜蘭がにこにこしながら言う。
「うん。だって、名古屋に行ったから。これ、本場のきしめんだよ。マスターだって、本場ものは見たこと無いでしょ。食べたことないでしょ。へへへ」
そう言うと誇らしげな顔で鹿の子は桜蘭から奪った水に入っていた氷をガリガリと噛んでいる。

そんな2人の様子を見て、那智は複雑な気分になった。
そして次のお祝いの品をあれこれと予想しては、溜め息をついた。



Re: おおっ。サイト改装。 吾輩猫 - 2005/06/13(Mon) 04:17 No.2307  

昨日までオーナーが昼以外にも来て、ガーガーと変な物音を立ててろくに夕寝も出来なかったが、それも一段落ついたと見えて、今日は静かになった。静かになったばかりか、心無しか綺麗になったような気がする。こういう経験は初めてである。というのも、昔の主人は、部屋のデザイン等無頓着で、天井にしみ出る雨漏りは雨の度に更新されていたぐらいあるからだ。

と、その時、ラビン髭の男がやってきた。
『おめでとう、これがお祝だ』
と言って彼が手渡したのは、1センチサイズの小さな玩具だった。
『なんですか、これ』
『新製品ですよ、新製品』
『普通のゲーム機のようにしか見えませんが』
『そんなケチなものじゃない。今度、透明ナノ社が出し透明ロボットの「ゆうれい君」だよ』
この器械には見覚えがある。スイッチを押すと消えてしまうロボットだ。犬祭サロンに置いてあったが、吾輩には面白くもなんとも無かった玩具である。
『百聞は一見に如かず、まあ、使ってごらん』
とラビン髭はマスターを促す。そこでマスターはスイッチを押したが、うんともすんとも言わない
『何も起こりませんが』
『変だなあ、さっきは動いたのに』
『壊れたんでしょう。お志だけ頂きますので、どうぞお持ち帰り下さい』


ーーーーーー
動かない理由はsleepdogさんが書いてくれています。ズバリ桜蘭がいるからだそうで。


Re: おおっ。サイト改装。 BUTAPENN - 2005/06/13(Mon) 09:26 No.2308   <HOME>

桜蘭が化粧室に行ったとき、
「おお、やっぱり作動した」と常連客のあいだから声があがる。
「やっぱり説明書のとおりだな。『この製品は妙齢の女性に近付くとリモコンが効かなくなるので御注意ください』」
「ふうん、それじゃ」
BUTAPENNがこめかみをぴくぴくさせている。
「あたしがそばにいて作動するってどういうことかしらね」
「そりゃあもう……」
その続きを言える命知らずな人間は、ここにはいなかった。
(そして、鹿の子もどうやら「妙齢」というカテゴリーからははじかれているようである)

というわけで、改装おめでとうございます。お祝いは、灘の清酒と甲子園名物の黄色いメガホンとどちらがいい?
トップの「ノベルス・アンド・グラフィックス・ギャラリー・吾眠」という英文に、オーナーの決意のほどが見えました。これからCGのページもますます充実の予感ですね。
IEで見ると、小説ページのタイトルと本文の間が空きすぎているような気もしますが、NN4対策では仕方ないでしょうね。


Re: おおっ。サイト改装。 羽黒那智 - 2005/06/13(Mon) 12:08 No.2309   <HOME>

桜蘭さん、鹿の子さん、吾輩猫さん、BUTAPENN姉さん、いらっしゃいませ。

 カランコロン♪って音を聞くとなんとなく、ゲゲゲの鬼太郎を思い出すぼくです。
 店内にお化けのポストでも置いてみようかしらん(笑)。

 みなさん、わざわざお祝いに駆けつけてくださってありがとうございます。
 今回は画像を多用しただけで、HTML的には以前より単純にしたつもりだったんですが……。テーブル処理を減らして少しでも軽くしようと思ったんですけど、なんか以前より重たくなっちゃった気がします。何故だろう?
 今回はちょっとだけビター風味にしてみました。使っている色の数が以前より減っています。覚えているだけで二色減らしました。
 基本的に中身は変わっていないんですよ。外装と室内のリフォームをしただけなんで。あとお話をひとつを一ファイルに強引にまとめちゃったくらい。
 某黒コートさんが700ファイルいじったのに対し、うちは50ファイル少々。十分の一以下の数なんで改装もそんなに手間じゃないんですよね(笑)。
>説ページのタイトルと本文の間が空きすぎているような
 これ、テキストに落として原稿用紙スタイルとかで見ると判るかも知れません。一行全角40文字、一頁16行で見ると、最初の頁がtitleだけで終わっているんです。そのへんは読者無視のちょっとしたこだわりなんです。形式はdownloadにあるテキストと全く同じ。download用テキストを先に作成し、それをそのままHTMLに落としました。

 さあて、巫女装束ですけど、しっかりオーナーに渡しましたけど、ちょっと戸惑っておられました。なんでも着せる相手が……(苦笑)。
 きしめん頂いちゃったんで、代わりに味噌かつご馳走しますよ。これも名古屋名物です。文字ゲリラさんが見えられた時の為にういろうも用意しておきましょうかね。
 透明なの……。うちの近所を走っているのは東名なの (・・;)\(^^;; バキッ
 渋滞で動かない高速道路ほど役に立たないものはありません。はい。
と、言うことで渋滞緩和のためにも第二透明の作成を(苦笑)。
 灘の清酒と甲子園名物の黄色いメガホン……。微妙ですが、黄色いメガホンを頂いて、代わりにシェンロン付きの青いメガホンを差し上げると言うのはどうでしょう? いいかげん交流試合に飽きてきたぼくらです。


Re: おおっ。サイト改装。 太郎じぃ - 2005/06/13(Mon) 13:32 No.2310   <HOME>

「おお!煤がすっかり無くなって綺麗になってる!」
入ってくるなり太郎じぃはびっくり仰天していた。
「どれどれ、こりゃぁ僕も一つお祝いの品を…」
そう言って彼はポケットの中をごそごそと探ると、
一つこぶし大ぐらいの箱を取り出した。
「なんですか、いったい?」
また爆弾じゃないだろうな、と思いつつ那智はそっと箱のふたを開ける。
「なにこれ?」
横から様子を眺めていたBUTAPENN女将が刃子の中を覗き込んでつぶやいた。
真っ黒なふわふわの丸い塊が中に入ってる。
「もしかして…」
「そう、マックロク○スケ。可愛いでしょ?」
なんでこの人は来るたびに店を汚すようなことをするんだろう。
那智はため息をつくと冬用のストーブの中にク○スケを箱ごと放り込んだ。

というわけでサイト改装祝いでした(笑
しっかし最近のプリクラはハイテクですね。昨日久しぶりにダチとプリクラ撮ったのですが、カメラとバックスクリーンが自動で動くのでとってもビックリしました。ではでは(^^


Re: おおっ。サイト改装。 TERU - 2005/06/13(Mon) 19:00 No.2311   <HOME>

 カランコロン♪カランコロン♪ と、また吾眠のドアが鳴った。
「ん?」
 入ってきた黒コートの男は、ベルを見上げた。
「マスター。改装のついでに、ベルの種類も変えたのか?」
「いえ。それは鹿の子さんが勝手に付け替えたんですよ」
 那智は、軽く肩をすくめながら答えた。
「はーい!」
 と、鹿の子が手をあげた。
「せっかくだから、ベルもステキなのに取り替えました。うふ♪」
「ステキかなあ?」
 TERUは、首をかしげた。
「ゲゲゲの鬼太郎みたいだけどなあ」
「ぼくも、そう申し上げたんですけどね」
 那智は苦笑するしかないようだった。
「そうかなあ。低音の響きがステキだけどなあ」
 鹿の子は、そういって、目の前のきしめんをズズッと食べた。
「へえ、メニューも新しくなったのか」
 と、TERU。
「地元なのに、いままできしめんがないほうが不思議だったよな」
「いえ」
 と、那智は、ふたたび首をふった。
「鹿の子さんがいま食べてらっしゃるのは、鹿の子さんにいただいた改装祝いです」
「そうでーす!」
 と、鹿の子。
「きしめん、おいしいわあ。TERUさんもいかが?」
 お土産を自分で食うな! と、喉元まで出かかったTERUだったが、そこはそれ大人なので、ぐっと我慢した。
「そりゃそうとマスター。ぼくも改装祝いを持ってきたよ」
「TERUさんも?」
「ああ。ほら、幽霊および妖怪探知機だ。このサテンには必需品だろ」
「なんか文字ゲリラさんのお祝いに似てるなあ」
 那智は、苦笑しながら、TERUから受け取った黒い箱のスイッチを入れた。
「なにも起きませんよ?」
「そりゃ、マスターが人間だからだよ。怪しいと思う人物に近づけてごらん」
「どれ」
 マスターは、手を伸ばして、黒い箱をTERUに当てた。
「あれ? なにも起こらないなあ」
「あのな……ぼくをなんだと思ってるんだ」
「そうか。変態探知機ではないんですね、これ」
「ははは」
 と、文字ゲリラは、ういろうを食べながら笑った。
「いちいち、セリフに皮肉がこもっていてすばらしいね」
 意外なことに、文字ゲリラにも装置は反応しなかった。たしかに変態探知機ではないようだ。
「おかしいな」
 と、TERUは那智から装置を奪うようにとった。
「文字ゲリラさんは、てっきり妖怪だと思ったが。壊れたのかな?」
 TERUは、そういいながら装置を、BUTAPENNに近づけた。
 とたん。
 ビーッ、ビーッ、ビーッ!
「ああ、大丈夫だ。ちゃんと動いてる」
「おほほ」
 BUTAPENNは、こめかみに血管を浮かばせた。
「あんた、あたしにケンカ売ろうとは、いい度胸してるじゃない」
「い、いや、そういわれても、機械は正直だから……あ、失礼。まちがえて買ってきちゃった。これ、妖怪探知機じゃないや」
「じゃ、なんなのよ?」
「体脂肪警報装置でした」
「なんですってーっ!」
 このあとTERUがどうなったかは想像に難くないが、那智は、その装置から、鹿の子と桜蘭が逃げたのを見逃さなかった。物騒なものを持ってきたなあと、那智がタメ息をついたのはいうまでもないことだった。


Re: おおっ。サイト改装。 羽黒那智 - 2005/06/13(Mon) 20:23 No.2312   <HOME>

 太郎じぃさん、TERUさん、いらっしゃいませ。
 なんか大した改装をしたわけじゃないのに反響ばかりが大きくなっていく気がする今日この頃です(笑)。
 中身なんにも変わってないのにね(苦笑)。

 さて、マックロクロスケ……ススワタリは誰もいない家に住まうもので、人間はおろか百鬼夜行の当店からは直ぐに逃げ出してしまうと思われます。水槽かなにかに入れて飼わないと……。そう言えばススワタリって毬藻と似てますよね。
 プリクラってやったことがないんですが、すごいんですね? どんなにすごいのか今度一度体験してみないといけないかな?
 で、体脂肪警報装置……、店の入り口に設置しましょうか(笑)。警報が鳴った方は特別メニューのみご注文になれますとかね。でもそんなことしたら一気に客足が遠のきそう。
 そう言えばなんでその装置、TERUさんには反応しなかったんでしょうね? そろそろ……と、言うかもうとっくにお腹が気になるお年頃と推測されるんですけど。
 あっ、なにも殴らなくたっていいじゃないですか(苦笑)。


記念公園 投稿者:吾輩猫 投稿日:2005/06/06(Mon) 20:54 No.2297  
いつものように昼寝をむさぼっていると、突然ラビン髭の男に叩き起こされた
『こら、妖飼猫、起きろ』
吾輩は妖飼猫ではない。れっきとした名無しのマトモな猫である。妖怪と云ったら、このラビン髭こそまさに妖怪では無いか。しかもだ、吾輩は飼い猫では無い。なるほど、この店に住み着いてはいるし、食事も貰ってはいるが、しかし出て行こうと思えばいつでも出ていける身であり、現に首輪なるものを嵌めていない。すなわち、吾輩は妖でも飼でもない自由猫なのである。
 そんな事を思っいながら欠伸と背伸びをして店内を見渡すと、女将がおいでおいでしている。そればかりか、女将の前にはおでんのさつま揚げと出汁じゃこが皿に盛ってある。
 これは危ない。何が危ないというに、この女将は吾輩がおでんを常に狙っているその返り打ちに、いつだったか奈良の山の頂上で吾輩をあやうくおでんの材料にしようとした人物であり、更には、この店が10万記念とかいうお祝をしたときに、吾輩を壁に打ち付けた人物である。警視庁がなぜ野放しにしているのか分からないぐらいに、野良犬よりも危険な存在である。そもそも、おでんを10回や20回失敬したぐらいで、この仕打ちはない。我々は常に緊張関係にあるのである。それが、今日はどういうつもりか、吾輩の好物を皿に盛っておいでおいでしているのである。罠としか思えない。
 そう躊躇っていると、マスターが言った
『女将さん、いったいどうしたんです?』
『お祝いよ』
『お祝い?』
それを受けてラビン髭が説明する
『ああ、この妖飼猫を記念する公園を女将さんが作ったんだ』
 この言葉に耳を疑った。この国際テロリストにも負けぬ女将が吾輩の為に公園を作ってくれたとは。人を見れば泥棒と思えというが、吾輩はこの時、もう一つの真理に至った:テロリストを見れば、その裏も見よと。
『で、それをお祝して、僕がこの猫に奢ってやる事にしたんだ』
『そう、だから今日だけは、この猫はお客さんというわけ』
その言葉を聞いて、吾輩はようやく安心して皿に近付いたのである。とそのとき、女将がいきなりつまみあげて
『ちゃんと食べて、あなたのレポートの第9回をさっさと仕上げるのよ!』
と叱った。誤解である。というのも、レポートは出来ているのだ。ただただ、ここのオーナーがいつまでもヒト語に翻訳してくれないだけの事なのだから。


Re: 記念公園 羽黒那智 - 2005/06/07(Tue) 12:16 No.2299   <HOME>

 吾輩猫さん、いらっしゃいませ。
 そろそろ督促がかかるかなあと思っていました(苦笑)。
 他のネタは色々と浮かぶんですけど、これだけ浮かばないんですよね。う〜む。
 まあ、頑張ります。

 ところで、公園ができたついでと言ってはなんですが、あのリレーも9話を含めてひとつのテキストにまとめるので、その公園のオブジェのひとつに加えるわけにはいかないでしょうか?
 こちらも公園にする手もあるんですが、結局のところオブジェひとつになっちゃいますからねぇ。


Re: 記念公園 BUTAPENN - 2005/06/09(Thu) 00:29 No.2301   <HOME>

明葵さんのカキコに気を取られて、気づかなくてごめんなさい。
メイン会場に猫のオブジェを飾ってくださるのは、オーナーさえよければ私としてはいっこうに構わないですよ。そこから吾眠にリンクを貼ります。もし吾輩猫の承諾さえ得られればですが。


Re: 記念公園 羽黒那智 - 2005/06/09(Thu) 12:11 No.2302   <HOME>

 BUTAPENNさん、いらっしゃいませ。
 リレーだけこちらに残すよりも、やっぱりひとつにしておいたほうがいいんじゃないかと個人的に思うんです。
 九話が書き終わった所でこちらも会場整理に入りたいと思っていますので。
 ちなみに猫板は撤去、もしくはリードオンリーにしようかと……。
 しかしリードオンリーにして見返す人がいるのか?
 吾輩猫の文字ゲリラさん、いかがでしょう?


Re: 記念公園 文字ゲリラ - 2005/06/10(Fri) 00:18 No.2303  

猫君はおでんで満足しているので、何してもいいよ、って言ってます。ま、その為に彼に奢ってやった訳で。

集中管理はデーターベースの基本ですよね。


Re: 記念公園 羽黒那智 - 2005/06/10(Fri) 12:07 No.2304   <HOME>

 文字ゲリラさん、いらっしゃいませ。
 了解です。それじゃあサクッと九話を仕上げて、全体をまとめますか……。
――サクッと仕上がるのだろうか?

 その前に他の執筆者の方にも問い合わせなくちゃいけませんね。


久々に… 投稿者:明葵 投稿日:2005/06/07(Tue) 04:28 No.2298   <HOME>
 カランコロン
 ドア・ベルの小気味良い音と共に一人の男性が入店。
「いらっしゃいませ」
 マスターである那智氏がいつもの営業スマイルで出迎えてくれる。カウンターの奥には那智氏の愛妻である榛名嬢がノートパソコン相手に格闘していた。
「お久しぶりでございます」
 この店に来るのはもう数ヶ月ぶりという単位だ。しかし、いつ来ても変わらない落ち着いた雰囲気。
「…」
 少し困惑気味の表情を浮かべる那智氏。
「どうしたのですかな?」
「あの…どちら様でしょうか?」
 割腹自殺して果てようかと思ううららかな梅雨前の一日でした。


Re: 久々に… 羽黒那智 - 2005/06/07(Tue) 12:17 No.2300   <HOME>

 明葵さん、いらっしゃいませ。
 いやだなあ、冗談ですよ。冗談。ぼくらが明葵さんを忘れるわけないでしょう(笑)。
 それはそうと、お忙しい中お越しいただきありがとうございます。
榛名の描写までしていただいて。
実は今、掌編……つまり日常シリーズでちょうど今みたいな風景を練っているところだったんですよ。
書かなきゃいけないものはさっぱりかけないのに、それ以外だとなんとなくネタが沸いて来るオーナーなんです(笑)。


【未承諾広告】せ・ん・で... 投稿者:太郎じぃ 投稿日:2005/05/26(Thu) 15:36 No.2274   <HOME>
「太郎じぃさん、こんどは何ですか。勝手にウチの壁にチラシ貼って…」
「いや、やっとこさモンゴル旅行記できたから宣伝しに…」
彼が言い終わるのを待たず、那智はきっぱりと言い放った。
「はがしてください」

ごめんなさい、変な書き込みで。
今日ゼミの時に、制服というテーマで討論したのですが講師が用意した新聞記事が『(女子高校生の)≪なんちゃって制服≫増殖』。男どもは大盛り上がりでしたが、女性陣からあまり意見が飛ばず冷ややかな目で見られたのはなぜ?(笑)さらに来週これを元に10分間何か発表しろとか宿題が出るし…。あぁ、タダでさえ変な書き込みが更に変になっていく(汗

太郎じぃは去り際に那智に言う。
「でもね、俺、スケバン刑事みたいな不良スタイルっていいなって思うよ」
「……」
もはや呆れ返って何も言えない那智であった。


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 羽黒那智 - 2005/05/26(Thu) 19:23 No.2275  

「剥がしてください」
 そう言ってぼくは彼からポスターを受け取る。そしてそれを彼が貼ろうとしていた所から少し離れた場所へ貼り直す。
「えっとね、CMは専用の場所があるんですよ」
 そう言ってぼくはにっこり微笑んだ。

 ってことで、太郎じぃさん、いらっしゃいませ。
 実はもう、モンゴル旅行記をDLしてきちゃっていたんですよ。まだ実行はしていませんけどね。
 ところで≪なんちゃって制服≫なんてものがあるんですね。オジさんは知りませんでしたってオーナーがいっていました。そういえば、子供の雑誌で仮面ライダー響鬼に出てくる高校の制服販売の宣伝が載っていたなぁ。でも誰が買うんだろ?


Re: 【未承諾指定外制服】 ☆ Hit !! Me !! ☆ - 2005/05/30(Mon) 09:47 No.2276  

あの。。ブレザー半そでウデまくりはアリでしょか?そーですか、お呼びぢゃ(略
ルーズソックス?
ハイソックス?
ミニ?
ノン!ノン!そんなんは女子高生ちゃいます!

えと。。スカートたけはくるぶしまであったかしらん( ̄∇ ̄;トシバレル
そーそ、ステキな女子高生は素足でカカトつぶしたリーガルが王道(懐;;

>>でも誰が買うんだろ?
意外に既婚男性が多かったりして(謎


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 羽黒那智 - 2005/05/30(Mon) 12:08 No.2277  

☆ Hit !! Me !! ☆さん、いらっしゃいませ。
 はいはい、たしかに。
 不良……スケバンって言うとゾロ長スカートと言うのが定番でしたね……。
 ってオーナーが言っています。
 あのころはなんでも長いのが流行っていたんですよね。ガクランにしてもチョーランって呼ばれる奴が結構流行していた……ってオーナーから聞いています。しかも裏に刺繍入り。
懐かしいなあ……ってやっぱりオーナーが……(笑)。

>意外に既婚男性が多かったりして(謎
 ――ありえそうで怖い……。


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 太郎じぃ - 2005/05/30(Mon) 23:29 No.2279   <HOME>

「決めた!」
吾眠に入るなり太郎じぃは叫んだ。
「スケバン時代の制服について発表…したいな」
なぜか語尾がちょっと弱気。
「というわけで皆さん、ぜひぜひ当時のこと教えてください。あの…Hit !! Me !! さん、なんで手に薄いカミソリが…」(滝汗)

>でも誰が買うんだろ?
僕はてっきりコスプレ好きな人が買うのかと思いましたが。もしくはこれも≪なんちゃって制服≫の一つなのかもしれませんね。


生徒全員が番長な女子高 ☆ Hit !! Me !! ☆ - 2005/05/31(Tue) 02:58 No.2280  

「んぢゃ太郎じぃさんの宿題のお手伝いをさせてもらいまひょ。。。はい、コレね、こんな感じ」
太郎じぃはとうとう見てはイケないものを見てしまった。そこにはドギツい化粧をしてソバージュをかけた(今は反省してます;;

☆スカートの長さ

京都とゆートコロは、いまみたいにミニが流行るずっとずっと以前からbutapenn姐さんもご存知のとーり、ガラの悪い女子高ほどスカートが短いとゆー傾向があって、それはツッパリロングが全盛のときもそーでした。

えーそうそう、ウチの高校にもスレスレのミニにしてた子たっくさんいましたよ、もーフェロモン全開で新京極とか歩いてて。でアタシはその中で貴重種の(? ツッパリロングやったんですけれども。

彼女らとアタシの決定的な違いは「良い車をもってそうな彼氏作りに余念がない」派か、
「負けない方法を考えるのに余念がない(謎;; 」派かやったんやないかな?とおもいます@80〜90年代

いま、ウチに通ってきてる高校生の子は「短くしたらかわいく見えるしぃ」やそーで、理由は昔よりもっと単純になってるようですわ(笑

え?。。。カミソリ。。。は小心者の木っ端女子が使うもんですねん、あんなんカチコでぜんぜん役に立ちませ(こらこら;;

☆制服
5年くらい前に制服が一新されて、かわいらしくなってます。アタシの着てたのはその前の、まるでOLさんが着てるような薄青い色合いとカタチの(ああああbutapenn姐さんに出身校バレたあああ!!

上はブラウスにボータイ、前ボタンベストと上着、下はボックスヒダのスカート

でしたんやけど。。。ナゼか当時のどの写真見ても上は白のジャンパー着(略


太郎じぃは思った。。。このネタは宿題に使えない、と( ̄ ̄;;


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 羽黒那智 - 2005/05/31(Tue) 12:20 No.2281  

 太郎じぃさん、☆ Hit !! Me !! ☆さん、いらっしゃいませ。

「うちのほうは田舎でしたからねぇ……」
 オーナーも実はいわゆるゾロ長スカートと言うのを目撃したことはなかったりする(らしい)。
「とりあえずは三原順子さんとかがでていた頃の金八先生を見てみてはいかがですか? そのころならきっとそんな感じの衣装が出てくると思いますよ」
ゾロ長って言うとブレザーじゃなくてセーラー服のイメージがありますね。

 ところで……。
 関西のほうではツッパリほどスカートが短かったと言うのは知りませんでした。面白いですね。
 関西圏は姐さんと女将さんにおまかせするとして、中部圏はnyansukeさんにでも聞いてみようか知らん?
 関東圏は……やっぱりTERUさん? なまじ女性より女性に詳しそうだし(苦笑)。

>>でも誰が買うんだろ?
>僕はてっきりコスプレ好きな人が買うのかと思いましたが。もしくはこれも≪なんちゃって制服≫の一つなのかもしれませんね。
 ううん。幼児向けの雑誌に載っている所が問題なんですよね(笑)。体操服とかまであるんですよ?
 そんな雑誌を見る人って言ったら、幼児か……、その父兄?


Re: 【未承諾広告】せ・ん... BUTAPENN - 2005/05/31(Tue) 12:52 No.2282   <HOME>

な、なんなんだ。このイ・ケ・ナ・イ制服スレは!

私は大阪に住んでましたが、ひとみ姐さんの頃より少し時代がさかのぼった70年代中盤は、ツッパリと言えばまだロング一色でした(もしかするとツッパリミニは京都だけの現象かも)。
そして、ソバージュなんてまだなくて、ヤボったいオバさんパーマをかけて、カバンはこれでもかこれでもかと叩いて、ぺったんこにして、ジャラジャラとマスコットをつけるのが定番だったかなあ(いや、実は記憶が定かでなく……もう30年前だもん)。


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 羽黒那智 - 2005/05/31(Tue) 18:19 No.2283  

 女将さん、いらっしゃいませ。
 えっと……忌野清志郎でしょうか?>出だし部分。
 そういえば鞄も重要アイテムでしたね。酷いのになると横の部分を切り取って表とウラを張り合わせただけなんてことしてた奴もいました。あくまでも「ヤツ」でしたけどね。
 そういえば姐さんの話しに出てくるミニのツッパリさん。その格好じゃ、ヤンキー座りできませんよね(笑)。どうしていたんだろう?


Re: 【未承諾広告】せ・ん... TERU - 2005/05/31(Tue) 19:19 No.2284   <HOME>

「いや、その格好でヤンキー座りをするんだよ、彼女たちは」
 TERUが突然話題に加わった。
「うわっ、ビックリした。いたんですか、TERUさん」
 那智は、思わず一歩あとずさった。
「いたのかとは失礼な。自分で召喚しといて」
 TERUは苦笑を浮かべてから、ひとつ咳払いをした。
「コホン。ところでマスター。ぼくが、なまじ女性より女性に詳しそうだというのは、大きな誤解だぞ」
「え〜っ、そうですかぁ?」
「そうだとも。ぼくほど、女性を謎に思っている男もいない。謎だからこそ研究したくなるんだ。いいかいマスター。ここが重要なんだが、きみたちがぼくを見て、浮気といっている行為は、じつは高度な研究活動なんだ。そこのところを理解していただきたい」
「はいはい、わかりましたよ」
 那智は、肩をすくめた。まったく、この男のいうことを聞いていたら日が暮れる。
 ところが。
「TERUさん」
 と、太郎じぃがTERUに声をかけた。
「だったら、その旺盛な研究心で、女子高生の『なんちゃって制服』について調べてくださいよ」
「やだよ。ガキなんか相手にできるわけないだろ」
「けっきょく、そこに行き着くわけですね」
 那智は、また肩をすくめて見せるのだった。


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 太郎じぃ - 2005/05/31(Tue) 21:06 No.2285   <HOME>

(いやぁ、これは意外とイケるかもしれないぞ…)
太郎じぃはメモを取りながら心の中でつぶやいた。10分話せるかどうかは別にして、これは絶対ウケる。

えぇっと、皆様貴重な思い出話…もとい情報をありがとうございます。これを元に話がまとまれば多分発表すると思います。というかぜひ発表したい(笑

ツッパリというと『岸和田少年愚連隊』に出てくる人たちのイメージが物凄く強いんですよね。登場人物の誰も彼もがもうツッパリとかヤーさんとかそんなんばっかでわかり易くて好きです。

ちなみに僕が中一の頃(つまり男子部時代で寮生活をしていた頃)、学期末になると高等科の方々の頭が変色していることはよくありました。それはもうカラフルで。あとは皆坊主頭なので文字を書いてみたり、そり込みが入ってたり。

「発表日は明後日なんで、それまで皆さんもっと色々教えてください」
ちょいとマジな太郎じぃであった。


Re: 制服 名無しサイトの関係者 - 2005/06/01(Wed) 02:49 No.2287  

『制服ねえ』
と怪訝な顔をしたのはラビン髭だった。
『おきゃくさん、どうして浮かない顔をしているんです?』
『いやねえ、夏に冬服を着るのが当時の突っ張りだったんで、対抗して冬に夏服着てたんだけど』
この程度の発言で驚く客はこの喫茶には一人もいない。
『女の子から文句云われましてねえ』
『あれ、どうして、元気な17歳の男の子ってあたしの趣味だけど』
と云っているのはもちろん女将だ。
『いやね、男は夏服冬服いつ着ようと自由だったのに、女の子は更衣期間が決まっていて、気温30度で冬服着させられることもあれば、気温15度で夏服着させられる事もあって、不公平だって、なぜか僕に当ってくるんですよ、、』
『ゲリラ戦は教えなかったの』
『まだ若造だったから、とても教える立場ではなくて、、だから、今、その罪滅ぼしに弟子を指導している訳で』
それを聞いたマスターは、何もうちの喫茶で、と思ったものの口に出さずに溜め息を付くばかりであった。


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 羽黒那智 - 2005/06/01(Wed) 12:09 No.2289  

TERUさん、太郎じぃさん、文字ゲリラさん、いらっしゃいませ。
「やだよ。ガキなんか相手にできるわけないだろ」
 とかなんとか言いながら、そのミニスカヤンキー座り娘達をしっかり観察しているんですよね。きっと……。
 ぼくは心の中で思った。
「でもTERUさん、小説のネタとしてはなかなか面白いんじゃないですか? これも物書きとしての探究心をくすぐられませんか?」
 ガキは嫌いと言いながら、彼は「スキャンダル」と言う作品で高校生をヒロインにしている。「代打教師マサキ!」でもヒロインのひとりが女子高生だし、「ブラインド・コード」のオリヴィアだってそうだ。って考えたら全部リクエスト作品? いやいや「Sweet Generations」や「スーパーマンの恋人」だってそうなのだ。何だかんだと言って彼の作品には妙齢……よりも若い、彼の言葉を借りて言うならガキがヒロインであることも意外と多いことをぼくは知っている。
「これからもきっと書くことが多いだろうし、研究しておいても損はありませんよ」
「なんならふりだけのフォトグラファーの視点からカメラで語ってくれても良いぜ」
 ぼくのセリフを受けるように? 突然横合いからリュウが口をはさむ。
「失敬な! 誰がふりだけのフォトグラファーだ! フリーランスフォトグラファーだ!」
「へぇ、俺はてっきり写真取ってあげるよとか言って部屋に女を連れ込んで……」
 バキッ!
 ぼくは全てを口にする前に彼を黙らせた。
「あぁ、TERUさん。失礼しました。誰もそんなこと思っていませんよ。多分……」

 と、言うことで男子学生の服装でもOKなんですか?>太郎じぃさん。
 男はやっぱり長ラン。詰め襟も普通より高くして、内側には虎とか竜の刺繍入り。学帽はやっぱりつぶして校章とかが見えないようにする。まれに短ランって極端に短いのを着る人もいましたが。ズボンはボンタンって言われるダブっとしたのが定番でした。ヘアースタイルはリーゼント?
 ほら、昔、歌にツッパリハイスクールロックンロールとかあったじゃないですか。

>文字ゲリラさん
 夏でも冬服……。援団みたいですね。もともとはそこが出所か?
 文字ゲリラさんも昔、つっぱっていたんですね(笑)。


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 太郎じぃ - 2005/06/01(Wed) 22:05 No.2290   <HOME>

男子学生の服装でも全然OKです。
で、やっぱり学ランの下はTシャツなんすかね?赤いTシャツはツッパリだっていう噂を聞いたことがあるのですが…


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 文字ゲリラ - 2005/06/02(Thu) 00:35 No.2291  

『あのう、誤解なんですがあ』
とラビン髭がマスターに云う
『ええ? それでは突っ張っていなかったと仰る?』
『地球に優しい服をしていただけです!』
『あのう、冬の夏服がどうして地球に優しいんでしょう』
『だって、衣類を節約し、冷房を不要とし、、』
『なんとなく、戦後の物資不足を思わせるのですが』
『そう言えば、親父も若い頃やっていたって聞くなあ』
これを聞いて、これは突っ張りも環境でもなく、単なる変人のDNAなのだと一同は納得するのだった。


Re: 【未承諾広告】せ・ん... ミルキー - 2005/06/02(Thu) 09:41 No.2292  

うちは、あまりツッパリっていなかったなぁ。
でも、よそのガッコでは、女学生はうっすらメイクしたりピアスとかしたり、男子学生は、頭ジェルで固めたりしてた…ような… 
赤いTシャツ〜? 応援団も着ていたような気がする。

いやー、もーり上がっちゃってますねぇ。 <いつにもまして、すごいスレ…
ところで、太郎さん、こういう発表って、何の学科の授業でやるものでせう???

と素朴な疑問を発して、しゅばばばっと去っていくのでした。


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 羽黒那智 - 2005/06/02(Thu) 12:09 No.2293  

 太郎じぃさん、文字ゲリラさん、ミルキーさん、いらっしゃいませ。
 あれ? 学ランの下はどうだったんだろう?
 オーナーの学校はもともと大人しかったんで、あんまり本物をみていないんですよね。特に高校は地域でも厳しいことで有名なところだったし。
 文字ゲリラさん、地球にやさしいと言う点では小学生。昔は冬でも半袖半ズボン(笑)。繊維の消費量も少なくてもっと地球にやさしかったですよ。冬、いつまでその格好で耐えられるかが一種のステータスになっていたりして(苦笑)。
 ミルキーさん、そう、なんか盛り上がっちゃっています(笑)。
でも、いつにもまして、すごいスレ…って(汗)


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 桜蘭 - 2005/06/02(Thu) 16:24 No.2294   <HOME>

「私は太郎じぃさんと同じ年代だから、あんまり参考にならないでしょうけど」
気がつくと、後ろには桜蘭がいた。
「うわっ、桜蘭さん。いつ来たんですか」
「昨日帰ってきたから、早速お邪魔しにきたんです。それにしても長いスレですねえ。ここの常連の皆さんの趣味がわかるような気がします」
自分だけ蚊帳の外というような言い方をしないでもらいたいなと思いながらも那智は曖昧にうなずいた。
「私の時は中学からミニでしたね。で、理解できなかったのが、パンツが見えそうなぐらいミニにして、その上から体操着のジャージをはくんですよ。女子校だったから、節操もなにもなかった感じですね。そのくせ、メイクはちゃんと余念がなくやるんですよ。今でもそこらへんはわっかんないなあ」
「へえ。桜蘭さんは普通の格好だったんですか?」
「スカート上げるぐらいのことはしてましたよ。それにしたって、もともとの長さがスケ番並みに長かったから、膝丈ぐらいまで上げただけです」
「なんでそんな長かったんです?」
「それだけの長さになってしまうだけのサイズしか入らなかったんですよ」
今はあの頃よりも痩せましたけどね、と付け加えたが、そのことばは妙に白々しかった。
太ってたからおしゃれしたくてもできなかっただけだったのでは、と那智は思ったが、それはもちろん口には出さなかった。


無事発表終了【制服】 太郎じぃ - 2005/06/02(Thu) 23:00 No.2295   <HOME>

皆様の貴重な情報のおかげで無事発表することができました。
本当にありがとうございます。ちなみに発表することになってた講義は《総合演習 語学・文化》でした。

昨日は夜自室で《ツッパリ》とか《スケバン》といったキーワードで色々検索していたのですが、とにかく『スケバン刑事』しか出てこない!(笑)調べているうちにだんだん見たくなってきました。(実は一度だけ小学生のときに映画を見たことがあるのですが)でも学ランの起源がわかったのは大きな収穫かも。とにかくホンとにありがとうございました(^^

>地球に優しいと言う点では小学生
我が自由学園では、初等部の子供たちはどんなに寒かろうと半ズボンです。以前産○新聞にもいまどき珍しい『半ズボンの私立校』とか書いてあったぐらいです。もっと昔は男子部の制服も半ズボンだったそうですが、父母がカッコ悪いと抗議して長ズボンに変えたとか。


Re: 【未承諾広告】せ・ん... 羽黒那智 - 2005/06/03(Fri) 12:09 No.2296  

 桜蘭さん、太郎じぃさん、いらっしゃいませ。
 スカートのしたにジャージと言うのはオーナーの時代にもあったみたいですよ。中学生のことから。
 それほど短くもないスカートから、当時の野暮ったいジャージがにょきっと生えているのは当時の父兄にかなり不評だったそうです。
 逆に高校の時は学校の方針で、遠足の時にジャージ姿に男子は学ランの上着、女子はブレザーだけを羽織ると言う格好をさせられ、生徒の間では酷く不評だったとのこと。

>太郎じぃさん
 学ランじゃなくて長ランとかで検索かけると結構画像とかもヒットしましたよ(笑)。
 ところでスケバンって言うと、スケバン刑事じゃなく、永井豪先生の「おいらは女蛮」を思い出しちゃうオーナーはオジさんですか(笑)?

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