The Adventure of Van Rood Quester

ファン・ルード・クエスターの冒険

その14−森エルフの篭絡(5)

「はぅ…もう…ひっ人のケツ穴に……こっこんなにたくさん出して……あんっ、まっまだ中から……はふぅ」
俺の眼下では、ツタに四肢を絡められた森エルフの美女が、わずかに動く腰をくねらせていた。
彼女の上半身は、魔法のチェインシャツの胸元が開けられ、汗と唾液にぬらりと光る色白の微乳がむき出しになっている。
さらに下半身では、レンジャー用の膝まであるブーツに包まれた長い足が大きく開脚し、黒いピチピチとしたロングスパッツに包まれた股の間を露出していた。
黒スパッツの股布部分は丸く穴が開き、森エルフの女の秘所が、全て曝け出されている。
しかも、大開脚しているせいで、肉薄の割れ目が大きく開き、ヒダ状の小陰唇の間から、小さな膣口まで、しっかりと見えてしまっていた。
そして何より、その割れ目の下、つい先程まで俺の肉棒を咥え込まされていたエルフの極上アナルが、腸中に溜まったスペルマを、とろりと垂れ流している始末だった。
そんな淫蕩なエルフ美女の痴態に、俺のムスコは素直に反応し、ムクムクと立ち上がってしまう。
しかも、あれだけ出したにも関わらず、俺の睾丸では、たっぷりと子種の詰まったスペルマが、またグツグツと湧き上がり溜まり出しているようだった。
俺の中で悶々としたまた肉欲がのそりと鎌首をもたげだす。
もちろんその標的は、大股開きで尻穴からザーメンを垂れ流すエルフ美女だ。
「ま、また大きく……ニンゲンは性欲が強いと聞いてたいたが、さっきあれだけ出したのに……ま、まあ、私を見てこうなったわけだし……その……せ、責任をとってやらないと…いけないよな……」
そんな俺の股間に視線を送る森エルフの姫君は、すっかり女として開花した敏感で淫蕩な肢体をもじもじとさせ、喉を鳴らして唾を飲み込むと、何かを決心した様子で、そっと囁いてくる。
「おっ…おっおい、ニンゲン、我慢できないなら……こっ…こっちも……おっ…おま×こも使わせて…やらないこともない」
それはプライドが高く「森の掟」を何よりも重視するエルフにあるまじき提案だった。
「え?いいのか?でも、掟では異種族とは駄目なんじゃ……」
フィーセリナはそんな俺の問いかけに、真っ赤になりながら微かにコクリと頷くと、目線を泳がせながら、すごく小さな声でさらにこう付け足していた。
「…………おっお前になら……私の処女あげても…いいかなって……」
「本当か?」
「…………いい……そう言ってるだろ、ばか」
ぷいっと横を向くと、そわそわと目線をが落ち着かない様子で拗ねてみせるフィーセリナお嬢。
俺はゴクリと唾を飲み込むと、今すぐにでもエルフの膣穴を味わいたくてウズウズと焦る心を、ぐっと抑える。
落ち着け、クールだ、クールにいこう。心の中でこう呟いて冷静でいられた奴があまりいないことで有名な文言を唱えながら、俺は打算を働かせる。
そう、ここで欲望に負け、すぐさまに伸し掛かりたいところが、それはいかん。
ここは、我慢だ。
今まで何度も失敗しているが、主従関係をきちんとしておかないと、後々の遺跡探索でイニシアチブを取られてしまう。
それに下手を打つと、ニンゲンに無理やり「契りの儀式」を強要されたとか言われ、最悪シャドウエルフの暗殺者がやってくる結末にもなりかねない。
よし、決めた。ここは高圧外交でいこう。
「そうだな、入れてやってもいいかもな」
「な!……えっえらそうに、ニンゲンの分際で!この私が特別に……ふん、べっ別に嫌だったらいいんだ、私はお前がモノ欲しそうにしてるから責任を感じてしかたなく言ってみただけだからな……後悔するぞ」
フィーセリナは、ごにょごにょと口を動かしながら、潤んだ瞳で俺が意見を変えるのを待つように、チラチラとしきりに見上げてくる。
そんな森エルフの腰は、いまだにきゅっと締まったアナルから時折ザーメンをにじませ、割れ目からトロっと愛液をモノ欲しそうに滴らせていた。
「別に俺にはセスもいるしな、相手には困ってない」
俺は、セスティア本人は聞こえないようにしながら、まるで女を道具としかみていない非道な男のセリフを口にして、ニヤリと悪ぶって笑ってみせる。
「い、今更セスにはする気か? こっ、ここまでしておいてっ……おっお尻でなんて変態みたいな事させたくせに、これだったら最初から……えーい、もういい、いい………お前はとっとと私にその汚いモノを入れて猿みたいに腰をふってればいいんだっ、ばかっ」
「へぇ、汚いモノってこれのことか?」
俺は、腰を少し動かすと、縛り草で床から腰を浮き上がらせているエルフの腰の付け根に、肉棒の先端をぐいっと押し付けてやる。
「あひっ、それ……んあっ……そっそう、その、きっ汚いのだ」
フィーセリナお嬢様はその感触だけで、ヒクヒクっと背筋を痙攣させ、とろけたような甘い声をあげている。自分の腰にザーメンの名残をこすりつける肉棒をみつめる潤んだ瞳には、僅か前のニンゲン殺害上等のブリザードのような殺気なんて微塵もない。
「汚いって、散々その汚いモノでよがってたのは、だれだったけ?」
俺は猛って固くなった肉棒の先端を、フィーセリナの蜜口に見せつけるようにスリスリと擦り当てながら言い返す。
「あんっ、んっ……わっ私は、よがってなんかいないっ、あれは演技だ!」
こんなになってもまだそんな台詞がでてくるとは、本当にエルフは筋金入りだな。
「そうか演技だったのか、残念だな、俺はすごく気持ち良かったんだが」
俺は心底残念そうに言いながら、しょげかえるようにして肩をすくめる。
実際、途方もなく気持ちよかったのは間違いなく、そこは嘘ではない。
「え!そうか? ……あぅっ、そっそんな残念そうにするな……あー、その、まっ、まぁ、私も演技ではあったが、その、あの……多少はよかったというか、すごく良かったと言うか……あーーっ、もういいだろ、わかってるくせに意地悪はよせ……どうせやるなら、はやくしろ」
「駄目だ、ちゃんとおねだりしないとな、人に物事を頼む時は「お願いします」だろ」
「うーーー、バカニンゲン」
エルフ娘は、恨みがましい瞳でこちらを見あげプルプルしながら、うなっている。
だが俺は妥協しない。
今までの経験からすると、ここで妥協するば、この森エルフのお姫様は絶対つけあがる。後で「お前がして欲しそうだっからしかたなくしてやったんだからね」などと、ツンツン高飛車な態度で尻に敷かれるのだけはごめんだ。なにせ命に係わるしな。
『うはははは、いいぞファン、お前に足りなかったのはその気概だ、ガッツと根性だ。やる時は徹底的にやりつくせ、そしてやらない時とはとっとと退散しろ。それこそがこのペンス・ドーン流騎士の心得その一だ。ちなみに騎士の心得その二は、美女は全部自分の物と思えだ、どうだ名言だろ、その三はそうだな、思いついたら即実行ってのどうだ、うはははは』
両極端にしか選択肢を持たない悪徳騎士が、高笑いしながら騎士とは到底思えない心得を披露していた。
だが今回の場合は、徹底的にやりつくす事に俺は依存はない。
「お願いしますは?いやならセスに」
「っっ! 待って!……言う……言ってやるから」
「言ってやるから?」
「違っ……言いますっ、言いますから……あー、うー、ううぅ……おっ……お願ぃ……うーーーあぅ」
エルフってのは、そんなにニンゲンに「お願いします」の一言をいうのが嫌なのだろうか。今ままでニンゲンってせいで色んな辛い目を見てきたが、その本質を垣間見た気がしないでもない。もっともそれ以上にフィーセリナ個人の問題が大分にありそうな気もするが。
口をもごもごさせて時折助けを求めるように此方をチラチラ見るフィーセリナを、俺はじっと見下ろし続ける。
そのまま、大分長い時間が経過した後……
「…………………お願いします」
フィーセリナは真っ赤になってそれだけ、ぼそっと小さな声で呟いた。
だが俺は追撃の手をゆるめない。おま×こをしてくださいお願いしますと、その高圧的な高飛車エルフの口から言わせるまではやめはしないつもりだった。
「何をお願いするんだ?それも言わないとだめだろ」
「くっ………………ちっ…………契りの儀式を……わっ、私としてください」
「へ?契り……」
フィーセリナのお願いはある意味で意外なものだった。もちろんやる内容は同じだが、「森の掟」の「契りの儀式」として俺にお願いするとは……
俺は予想外の言葉にしばし呆然としていた。
そんな俺にフィーセリナは、はにかんだような笑みを浮かべながら恐る恐る聞いてくる。
「だめか?……私とは契ってくれないのか?」
潤んだ瞳は、精一杯の不安と恐れを溜め込み、そしてそれ以上の期待に満ちて俺を真摯にみつめていた。
ついさっきまで「殺してやる」と言っていた奴が、いまは小首をかしげて小動物のように、うるうると見つめてお願いしてくる……こっこのギャップはっっ
「だめなわけ……あるかあぁっ!」
俺はいままでの妥協なき高圧外交をかなぐり捨てると、欲望のままにエルフお嬢様にとびかかり、腰を押しすすめ、挿入を開始する。
正直辛抱できるわけがない。
「きゃあっ……ちょっ、ちょっと待て、まずは接吻、いっ入れるのはその後っ、やめっ……あぁんっ」
 ずちゅっ
「んああぁぁっっっっ」
「うううっ、こっこれは……せっ、狭いっ」
フィーセリナが喉をのけぞらせ、拘束された手足を限界までつっぱらせて声をあげるなか、俺も汗を滴らせながら力をこめ、ぐいっと腰をねじ込んでいく。
あれだけ濡れていても、エルフの小さな膣穴は物凄く狭く、亀頭を入り口に押し込むのも難しいくらいだった。
「うううっっっ」
それも俺は無理やり腰を叩きつけ、エルフの処女地を荒らしながら肉棒の先端をねじ込んでいく。
あぁ、あぁぁ、あぁっっとういうフィーセリナの途切れ途切れの声を聞きながら、俺はぐいぐいと力をこめ、肉棒の先端をエルフ女の狭い膣に無理やり挿入していく。
「ううっ、きっきつすぎだろ、これ」
ペニスは根元までおさまらず、三分の一ほど残してエルフ美女の狭い膣穴いっぱいにおさまっていた。
見下ろす視線の先では、フィーセリナの白いお腹がヒクヒクと小刻みにふるえ、その結合部からは、愛液に混じり処女を散らした証拠の赤いものが滴っている。
「はぁはぁはぁ……こっこれが契りなのか……ん……けっこう堪えるなこの鈍痛は……くっ……しかし、接吻もまだだというのに、くうっ……本当にお前はせっかちだな」
アーモンド形の瞳の端から涙をこぼしながら、フィーセリナは気丈にも微かに笑っている。その華奢な体は先程までの快楽による震えとは異なる、痛みをこらえる弱々しいものになっていた。
「フィーセリナ……」
「気にするな……もっ、もう痛くはない……でも、私の処女を散らした責任は取ってもらうぞ、ちゃんと最後まで契りの儀式終了させろ、おっ、お、お願いします」
俺が身じろぎしたただけで、ビクっとエルフ耳を動かし痛みに耐えるその様子から、痛くないなんて言葉は嘘だとすぐわかる。
フィーセリナは最後まで言っているが、続きをするなんて到底無理だろう。さすがに異種族同士、規格違いのせいか、いかんともしがたそうだ。
「はぁはぁ……くっ……しっ、しかしすごいな…私の腹の中がいっぱいだ……全部お前が入ってるんだよな、これ……ふぅ、ニンゲンのが私の中に…………口だけだなく、前に後ろにと、やりたい放題だな、お前は」
俺にむかって軽口を叩きながら、得意の冷笑をして見せるフィーセリナ。
だが、その美貌は青白く血の気を失っており、じんわりと脂汗まで浮び、ぜんぜん痛みをこらえているのを隠せてない。いままで通り「痛いっ、やめろっ、バカニンゲン」とでも叫んで抵抗してくる方がまだこちらも非情にもなれるだが……
どうやら「契りの儀式」を自分からお願いした面子もあるのか、俺に気をつかわせないよう鈍痛が続いているのを押し隠している様子だった。
おそらく、ここで腰をひいてしまえば、プライドの高いフィーセリナは怒るだろう。というか激怒するのは予想がつく。
そしてなにより、この美しいエルフにお願いされるなんて、こんなチャンスもう二度とないだろう。
何とかならない……わけじゃないよな。
考えなくても、俺のすぐ側には異種族の壁をらくらくと乗り越えて数多の美女をモノにしてきた先例がいるじゃないか。
「ペンス・ドーン卿、あの申し訳ないんだが、フィーセリナが……」
何とも恥ずかしいが状況だが、痛がるフィーセリナを放ってはおけず、俺は恥じも外聞もかなぐり捨て、側の石畳の隙間に突き刺さる両手持ちのバスタードソードに声をかける。
『……騎士の心得その三十一、糞はメシを食う前にするべし、ふむ出したら入れるのは大切だからな、うはははは……んっなんだ、我が不肖の従者ファンよ……おおっ目をはなした隙にもう挿入か貴様っ!のあーーっ、いいとこ見逃したっ、なんだ、おい、ファン、お前やる気だしすぎだぞ、たく、空気をよまんか』
いや、空気をよんで欲しいのはそっちの方なんだが……まぁこの剣の人に何をいっても無駄だろう。
「いや、フィーセリナが痛がって」
「痛くないっ!全然っ!」
俺の言葉をさえぎるように、涙目でそう叫ぶフィーセリナ。何と言うやせ我慢ぶりだ。
「いいから、黙ってろって、それでペンス・ドーン卿、すまんが、その……」
『やれやれ、ポーションも潤滑油もなしに、エルフ小娘の処女を奪うとは、まったく考え無しだな小僧、だから俺様とっておきのオリジナル魔法<愛液豊潤>を使えと言っておいただろうが、ふぅ、せっかくのエルフ独特のキツキツの膣を考えもなし使い潰しそうになる奴が、このペンス・ドーンの従者とは嘆かわしい……いいか騎士の心得、えーと、多分三十四か? 女子の穴は大切にだ、むっ、ちと直接すぎたか?まあいい、ファン、お前も俺様の従者ならば常に……』
「騎士の心得はいいから、その魔法を貸しくれ、頼む、早急にだ」
延々と続きそうなペンス・ドーンの話をさえぎり、フィーセリナの膣内に挿入したままの情けない姿勢の俺は、目に力をこめて、早くしないとセスに後で握りつぶさせるぞっと脅しをかけながら魔法技術の援助を懇願する。
『うっ、うむ』
ペンス・ドーンの返事と同時に、あのお馴染みの感覚が俺の脳裏に注ぎ込まれるやいなや、すぐさま<愛液豊潤>の魔法が発動される。
俺指定で禁呪と認定された<性的絶頂>や<肛門伸縮>と同様、その効果は間髪いれずフィーセリナの体に効果を及ぼしていた。
「ん?……なんだ、お前回復魔法も使えたのか?ニンゲンのくせに」
そう俺に問いかけるフィーセリナの鈍痛により青白くなっていた顔色が、みるみる血色を取り戻していく。
いや、戻すと言うよりも前以上に火照ったように染まっていき、まるで湯上りのように艶っぽくなっていくではないか。
「んっんんっ……なっなんだ、体の奥がムズムズする、あふぅぅ…んひっ…何だコレは…おっお前のが入っているのが、はっはきりわかる……んんっ……お腹の中が敏感に……っ……あんっ、わ、お前、まっまた変態魔法をかけたな、ばかっ…あんっ」
焦ったように俺を見上げるエルフの姫君は、妖しく火照った白い肢体をもぞもぞと動かしだしていた。
「えーと、多分、効果はよくわからないが」
俺の肉棒をみっちりと包み込む肉厚の膣壁の感触は相変わらず狭いままだ。だが、その肉ヒダの間からとろっと溢れ出る愛液は、その量をみるみる増やし、しかも濃厚な糖蜜のようには、ドロッと粘度を増している。
『うはははは、どうだファン! 俺様の魔法技術の集大成<愛液豊潤>は、肉体代謝を一時的にブーストし、もういろんなスケベ汁がどっぱどっぱ分泌されるエロい体にしてくる優れものだ、勿論ブーストされるのは、快楽に特化した肉体代謝だけと言う無駄のないすばらしさ、もう自分の才能に嫉妬してしまう魔法技術だなこれは、うはははは』
つまり代謝はあがるが解毒やら、戦闘での傷の治癒をはやめるには使えないって事か。なんか狙って限定をかけた魔法ばかり習得してないか、悪徳の騎士。
だが今はそれよりも……
「フィーセリナ、もう痛くないか?」
「ばか、最初から痛くないと言ってるだろ……変態魔法まで使って、変態魔法まで使って、そんな私と契りたかったか? ……ふん、ほら好きに動け……あっ!そうじゃなくて……その、動いてくれないか……その……お、お願いします」
魔法の効果を存分にうけたエルフ美女は、白皙の美貌を艶やかに染めながら、先程の言いつけを律儀に思い出し俺にそう嘆願してくる。
その痴態は、思わずごくりと生唾を飲み込むほどの、色っぽさと可愛らしさを同居させた垂涎モノだった。
「あっああ、動くぞ、フィーセリナ」
お願いされてしまったからなっと心の中で言い訳しながら、俺は肉棒をくわえ込む膣肉の締まりを味わいつつ、腰をゆっくりゆっくりと慎重に動かしはじめる。
「んあぁぁっ、くっくるぅ……おっお腹の中で動いてるっ、すごっ、あひっ、あっ、あっ、これビリビリするっ、ふあっ、んぁっ」
甘く可愛い声を出しながら、口をわななかせるフィーセリナ。その美体は拘束された手足の先までヒクヒクと官能で震え上がっていた。
「ふぅ……いいか、フィーセリナ」
俺は、優しくゆっくり腰を回すように動かしながら、肉棒で膣内をずちゅずちゅと攪拌し、溢れ出る濃厚な蜂蜜のような愛液を絡ませる。
「んっ、んんっ、すごくっ、いいっ……あふぅ、はふぅんっ、はふぅ、ケツ穴の時と違って今回は…あんっ……何だか優しいんだな、こういうのも好きだ、ふふふ」
俺が緩やかに腰を使い、膣内を突くのにあわせ、鼻から息をはくようにして、美貌をとろけさせ微笑むフィーセリナ。
うっ、何だかえらく勘違いされているみたいだが……
実のところ俺は、痛がっていたフィーセリナを思いやって優しく動いていたわけではない。
フィーセリナの膣穴が狭く、かつ隙間なくはりつき蠢く肉ヒダの感触があまりにも気持ちよすぎて、素早く動こうものなら、すぐにでも射精してしまいそうだから、取りあえず始めはゆっくり動かしていただけだったのだ。
しかし、こんな素直な笑顔を見せられて喜ばれては、真相なんてとても言えそうにない。
「はふぅんっ…んっ…ふぅ、この、ゆっくりコネるの、はふぅ、きもちいいっ、お前が入ってるのはっきりわかるぞ……あふぅ、なんだか蕩けそうだ……んっ、これなら…んっ……いいっ、あっ、そこ、いいっ、うん、そこまたゆっくり優しく、あん、んあああっ」
そして俺の肉棒が微かに動く度に、フィーセリナは甘えたような声をだして心地よい場所を教えてくれていた。
 くちゅっっ ちゅくっ くちゅっ ちゅっくっ
俺は、ゆっくりと腰を回すようにして、ぎゅうぎゅうと締める小さな肉穴のヒダヒダいっぱいの膣壁を、捏ねまわし、トロトロ溢れる愛液を攪拌する。
「はうっ、そっそこも、いいっ、おっ、お臍の裏をズリッってやるの……はうっ、そこっ、もう一度……おっお願い、お願いします……んあぅ、きたっ、またズリズリってお腹っ……はふぅ、いいっ、これいいっ…………はぁはぁ、なぁ、もう少しなら強くこすってもいいぞ…んっ……お臍の裏からずりずりってする奴、強くして……ねぇ、お願い、お願いします、もう一回、そこ強くぅ」
どうやら、フィーセリナは、さらなる快感をえるため、先ほどあれだけ躊躇した「お願いします」の言葉をもう迷う事無く口にしていた。
「ああ、ここか?」
俺は思わず射精しそうになるのをぐっと堪え、力をいれると、美女の膣穴のお腹側に亀頭をぐいっと押し上げてやる。
ずりゅっっ、ネバつく愛液が音をたて、亀頭の先で無数の肉ヒダが捏ね回され押しつぶされていた。
「あふふぅっ、そっそこっっ、んああっ、すごっ……はぁはぁ……ああっ、なっなあ、いま目の奥が瞬いて、どこかに飛びそうだった、ふふふ、すごく気持ちよかった」
「契りの儀式」を行うと決めた事が何かの抑圧を解放したのか、フィーセリナはあれだけ頑なだった様子を一変させ、いかに俺に愛され気持ちよかったか嬉しそうに語りかけてくる。
「お前は、気持ちいい?…わっ私の中は……どうだ?……その、素直に教えろ、いや、教えてください、お願いします、だな、ふふふ」
「お願いします」と素直に言えば、俺がどんな事でも叶えてくれると思っているらしいエルフのお嬢様。
気持ちよすぎて考える余裕なんてあまりない俺も、それに素直に答えていた。
「あぁぁ…すげぇ…きもちいいぃ…フィーセリナの中、ぎゅうぎゅう締まって狭くって、すごい良いぞ、もうエロエロだ、フィーセリナ」
「ばっ、ばか、そんな褒め方あるか……そっそれに、お前はもう私の契りの連合いなんだ……名を呼ぶときは……フィーでいい、特別に許してやる……そう呼べ、いいな、お願いしますっだ……んあっ」
どうやら、俺のエルフの姫君を堕とし尽くす作戦は、ある意味で大成功をおさめてしまったらしい。
あの、背後からナイフで刺しかねない、いや実際に殺す気まんまんで襲い掛かってきた女エルフが、今では俺に抱かれながら、自分のことを愛称で呼んでくれとねだり喘いでいるのだ。
そう夢ではなく現実に、あの誇り高いエルフのしかも王族が、一介のニンゲンにすぎない俺の手に堕ちたのだ。
俺は、その現実をもう一度確かめるべく、ゆるやかに動きながら官能の波に漂っているフィーセリナに声をかける。
「フィーは、もう俺のモノってことでいいのか?」
「はぁはぁ、なっ何をいまさら、ここまでしてそうでないわけないだろ……ふふ、そうかちゃんと言わせたいんだな……いいだろう……よく聞いておけよ……お前のモノだ……私、フィーセリナ・エルダールは、今この時、「契りの儀式」を行い、永久にお前のモノになった。私の名をかけて誓ってやってもいい、これでいいだろう、お前も満足か?」
はぁはぁっと甘く息継ぎをしながら、フィーセリナはエルフ特有の何の裏づけもない自信満々の口調でそう言い切る。
「そっ、そうか、わかった」
とってもキラキラしているアーモンド形の瞳に見つめられ、俺はどもりながら何とか答えを返す。
そんなフィーセリナの純粋な好意の瞳に恥ずかしさを覚え、少しばかり意地悪く腰を大きく動かして、相変わらずトロトロに濡れている狭い膣穴をほじくりかしてやる。
「はふぅっ、んんあっ、ふふふ、満足したみたいだな……んあっ、そっそんなにしつこく……んんっ、あっ、わっ私の弱いところばかり狙ってこするなんて、んふぅ……卑怯モノめっ……しかのない奴だな、お前は、んあっ、んんっ、あふぅっ」
だがフィーセリナは、膣内を捏ね回される感触に、気持ち良さそうに浸り嬉しそうにするだけだった。
何だか逆効果だったみたいだが、ふう、まあいい、好きにさせてやるか。
俺はそのままフィーセリナに伸し掛かり、華奢な体にまわしぐいっと抱きしめると、ゆるやかに腰を動かしながら、フィーが弱点といった淫らな肉の粒が密集する膣壁を、優しく丹念にこすってやる。
「なぁ、フィーも俺に合わせて腰を動かしてみろ、もっとよくなる」
「もっと?これ以上?……んっ…わっわかった、やってみる」
快楽に蕩け素直になっているフィーセリナは、火照った顔で俺を見上げると、むっと口を結び眉を寄せ、緩やかなリズムに合わせて華奢な腰をゆすりだす。
 くちゅっ ちゅくっ くちゅっ ぐちゅっ
最初の内はもどかしそうだったが、すぐにコツが掴めて来たのか、フィーセリナの細い腰が動くたびに、俺の緩い律動に合わせて快感のスポットをあててきていた。
「ふぁあっ、ほんとだ、これもいいっ、おっお前のと擦れのが、なっ何倍にもなって…あひっ…そこっ、いいっ、ひあっ、ああぅ、もっ、もうっ、くっ…んんんっ」
フィーセリナは眉をぎゅっと寄せると、俺に合わせて腰をゆるやかに動かしながら、徐々に呼吸をはやくしていく。
そして次の瞬間、背筋と拘束された手足をビクビクっと痙攣させると……
「んんっーーーっ」
フィーセリナは、ぎゅっと身を縮めるようにして官能の衝撃に耐えるように押し殺した声をあげる。
「ん?どうした?もしかして、もういったのか?」
俺は、きゅっと絡む心地よい痙攣を肉棒で感じながら、いっているところを悟られまいと声を殺してヒクついているフィーセリナの顔を覗き込む。
「はぁはぁはぁ……ちっ違うっ、ちょっちょっと変になっただけだ、きっ気にするな、かっ構わず続けていい……はぁはぁ……そっそんなに見るなっ、は、恥しいんだぞ、ばか」
エルフの姫君は、ピンクの唇から甘い吐息をこぼしながら俺にそう告げると、顎をひいて上目つかいで睨んでくる。
「いや、そんな我慢しなくてもいいだろ、ケツ穴をやられた時は、いくいくって言って声をはりあげて、もう涙ながしてすごかったじゃないか」
「いっ言うな、あーーっ、もう、ばかっ、はっ、はっ恥ずかしい事いうなーーっ…………うーーっ……今は「契りの儀式」の最中だから……わっ、私だけ先にいっては……その……お前に悪いだろ? ……だっだから我慢してやろうと……ああっ、もうこの話は終わり!いいな、お願いします、ばかニンゲン」
なんか「お願いします」のところ以外、あいかわらずの命令口調なんだが……
まあ、悪い気はしないからいいとしよう。
<愛液豊潤>魔法の効果のお陰で、膣穴のきつさは相変わらずだが、すでにトロトロ溢れる愛液はエルフのお尻をつたわり石畳に滴るほどだ。これなら激しく動くのも問題ないだろう。
もっとも、この気持ちよすぎる美女の肉穴を激しく突きまくって、俺がどれくらい長持ちするか自信はなかったが……
それでも俺は、もう思う存分このエルフ女の膣肉を味わいたくてしかたなかったのだ。
「わかった、ところで俺はそろそろ限界が近い、そんなわけでゆっくりはお終い、今から激しく動くぞ?いいな」
俺は抱きしめたフィーセリナの背に回した手をすべらし、彼女の小ぶりだがきゅっと締まったお尻の肉をむにゅっと両手で左右から掴む。
「ひあんっ……激しくって…あんっ…このままじゃだめか?……こっこれ以上されると、私はもう……そっそれに、このままで十分……そうれば……その……ずっと長く……いつまでもつながって……」
フィーセリナは最後の方は、もごもごと口ごもってしまい何をいっているのか判別しずらい事をいいながら、俺に身を寄せ、潤んだ緑の瞳で見つめてくる。
「ふーん、ダメか、じゃ、もうやめようかな、セスに頼むとするか」
もう腰が抜けるほど突いてやる気まんまんでいる俺は、意地悪くそう言うと、俺の分身をぎゅっと捕らえて放しそうにない膣穴から、無理やりズルズルと腰をひきあげる。
「なっなんで抜く!やめろ、出てくな、ま、まって!」
「フィーは我侭だな、もっとしてほしいんだろ? おま×こにするの」
「…………また、いじめるのか?………さっきはあんな優しかったのに……ばか」
ち、ちがう!あれは入れたばかりのフィーセリナの膣圧すごすぎて動けなかっただけだ。
いかん、エルフのお嬢様は、俺がセックスする時はとても優しいナイスガイだと思っているようだ。
だいたい優しい奴が、手足をツタで拘束したまま口やら尻を犯し、そのまま本番までするだろうか。普通ないよな。
「どうするフィー?ちゃんとおま×こしたいとお願いしてくれれば考えないでもない」
「卑怯者っ……うーーっ……んっ、わかった言う、言うわよ………お、おま×こ続けて…お前ので沢山沢山して欲しい……お願いします……あと、優しいのも、お願いします」
「よし、でも優しいのは無しな」
俺はそう言うと、ずんっと腰を容赦なく叩きつけ、ぎゅうぎゅうに狭い膣穴の奥まで一気に亀頭をもぐりこませる。
ずじゅううっっ、淫らな粘つく音をたて、豊潤な愛液が結合から押し出される。
「ひああぁぁぁっ、ひっ卑怯だっ、おっお願いしますって、ちゃんと言った、言ったぞっ、優しくしろっ、ばか」
俺はそんなフィーセリナの声を無視して、腰をはげしくピストンさせると、トロトロきつきつのエルフ蜜肉を突きまくる。
 ずちゅ ずじゅっ ずぶっ ずちゅっ ずずっ
「はひっ、ひっ、激しっ、おぅ、奥までっ、ひああっ、優しいのっ、さっきの、返せっ、ひいあっ、おっお願いしますぅっ」
うううっ、やばい、こいつは気持ちよすぎる。
勢いよく押し込むほどに、エルフ美女の膣穴は激しく反応し、ぎゅうっと絡みつき心地よい圧力をかえしてくれるのだ。
さすがは敏感エルフ族、膣穴の反応も最良種といった感じだ。
「きっ聞いて、あひっ…るのか…おっお願いしますっだぞ…あひっ…んあっ…ひっ、ひっ人の穴をなんだと思って、あひっ、激しっ…んああっ、こんな、あひっ、あっあっ、おかっおかしくっ…あ、あ、なるぅぅっ」
ツタに拘束され半分宙に浮いたままにまっているフィーセリナの華奢な肢体が、俺の亀頭に子宮口を小突かれる度に、上下にはげしく揺れ動き、その律動からワンテンポ遅れて、膝までブーツに覆われた足が揺れている。
 ずっちゅ ずちゅっ ずんっ ずんっ ずんっ
「ひあっ、らめっ、ばかぁ、やっ、やめろって、おっお腹の奥が、んぐっ、おっお前がっ、動くたび、ズンっ、ズンって、あひっ、壊れるっ、壊れっ、んあっ、んあああぁっ」
顎をそらせ、白い喉をみせるフィーセリナ。
その白い肢体は、魔法の効果とはげしい運動で発汗し妖しく濡れ輝き、上下に激しく動くたび、あたりに滴を飛び散らせ淫らに輝いている。
「でも、いいだろ、ううっ、俺はすごくいいぞっ、それにフィーは俺のモノなんだろ、だから好きにさせてもらうっ、ううっ」
俺も汗を滴らせながら、両手でぐいっとエルフのお尻を鷲づかみにし持ちあげると、ツタに拘束されたその肢体を、下から思うさまに突きあげる。
「ひああっ、ひああっ、んおおおぉっ、おっ、そ、そうよ、わっ、私はもうお前のモノ、モノだけど……こんな激しいのっ…はっ初めてなんだからぁ、優しくっ、いぎっ、いぐぐぐっ、ひああっ、ひっ、こっ腰が抜けちゃう、んあっ、いくっ、あ、んあああっ、だめ、またいく、いくからっ、もう、とめっ、んあああああぁぁーーーっ」
ビクビクっと俺の腕の中で、官能の飛沫を弾け飛ばしながらフィーセリナは、みごとなアクメ声をあげて絶頂に駆け上がっていた。
それでも、俺はこの気持ちのいい肉穴で動くのをやめはしない。
しっかりと両手でお尻を固定したエルフ美女の膣穴に肉棒を叩き込み、柔らかく絡む膣ヒダをこすると、子宮口を亀頭で何度も何度も小突きあげる。
 ずびゅっ ずちゅっ びゅぶっ ずちゅっ ずんっ ずんっ ずんっっ
「…………っ……んっ………んんっ……」
意識が飛び、だらんと弛緩してしまったエルフ美女の股間では、俺が膣奥を突く度、広げられた尻タブの間から、アナルファックでたっぷりと直腸に注がれたザーメンが、びゅっびゅっと噴出している。
「まったくスケベだなフィーは、ほら起きろ、まだ俺はいってないぞ」
俺はもう自分の性欲を満たすためだけに最高級の肉穴を蹂躙しながら、半分白目をむいてだらしないイキ顔を見せているフィーセリナの白い頬をべろっと舐めあげる。
「っっ……ふぁ?……ひあっ、あっ、あっ、まだ突いてっ…んあっ、んあああっ」
意識をもどしたエルフのお姫様は、自分のお腹の中を容赦なく突きあげ続ける感触に、またしても、覚醒と同時に官能の渦に叩き込まれていいく。
その緑色の瞳はもうトロンっと蕩け理性を残しておらず、はしたなく開いた口からはヨダレが垂れおちている。
「どうだっ、ううっ、気持ち良いいいだろ、こっ、こうやって奥まで入れられて、腰を振られると?もっとやって欲しいよな?欲しいっていうんだぞ、フィー」
「はひっ、はいっ…ほっ欲しいれすぅ……あひぃ、いいっ、いい、いいのぉ、あぁっ奥で擦ってるぅ、はうぅぅつ、もっと、もっとやって、私のま○こ好きに擦っていいから、もっとやって、お願いしますぅぅっ」
もう理性もなにもなく、ただ快楽の絶頂に叩き込まれイキ続けているフィーセリナは、その美貌をはしたなく緩ませ、ただ思った事を条件反射のように口ののせ、交尾をせがみ、啼き続けている。
もう今のフィーセリナの心を占めているのは白熱するほどの絶頂感と、俺の声だけだろう。
「ふあぁ、あひぃぃ、ひっ、いいっ、ちっ契りの儀式っ、すごいっ、いいのっ、おま×こいいのっ」
アナルから白濁液をはしたなく逆流させ、子宮をガンガンと突き上げられるほど犯される妖精のような華奢な美女。
俺は、そんな美女のヒクヒク痙攣している長耳に口を寄せると、膣を振ってずちゅずちゅと言わせながら、フィーセリナに質問する。
「なぁ、フィー、お尻の穴と、おま×この穴どっちが好きだ?」
「あひいいっっ……んぐっ……はぁはぁ、どっ、どっちも好きぃ……おま×こズボズボも、ケツ穴ズンズンも、おっ、おっお前がやってくれるなら、わっ私はどっちも好きぃ……好きなのぉ……ふあっ……はひっ、ひっ……ま、またやって、おま×こ穴を使い終わったら、ケツ穴もほじってくださいぃ、お願いしますぅぅっ」
すべすべとしたお腹をヒクヒク痙攣させながら、フィーセリナお嬢様は胡乱な瞳で俺の問に答えてくれる。
理性を飛ばして快楽漬けになっているのに、教えた卑猥な言葉をちゃんと使っていた。
「そうか、そのためには、ここもっと広げるように訓練しないとな」
そう言いながら、お姫様のお尻の丸みを掴んで持ち上げていた手から指を伸ばし、先程散々陵辱されザーメンを垂れ落とすアヌスにずぶっと突き入れる。
「あひいいっ……ケツ穴、ほっほじるられてるぅ……あひっ、きっ、きくっ、はふぅ……わっ、わかったわ、するちゃんと訓練するから、お前の入れてもらえるように、穴を広げるから、だっだから……まっままっ毎日、私のケツ穴ほじってくれ、お願いしますぅ」
「よし、いいぞ、でも今はその前に、前の穴をたっぷりほぐして俺専用に変えてやる、俺だけのおま×こエルフになれ、尻はそれからだなっ、」
俺はキュウキュウ締めるアヌスから指をぬくと、小刻みに前後させていた肉棒の先端でエルフの蜜壺をぐいっと押し上げ、子宮口をグリグリと捏ね回す。
「あひぃっ…わっわかったわ、がっがんばる、がんばってお前の専用ま×こエルフになるっ、なるから、だから、だから、最後までして……お前の、ファンのザーメンだして、契りの儀式で私をファンの女にして、お願いしますぅっ」
フィーに「お願いします」を言われてしまってはしかたがない、っと言うか、俺ももう限界だ。
俺は素直になったエルフ女の子宮口に自らの尿道をぐいっと押し付けると、ぐっと腰に力をこめ、今まで我慢に我慢をしてきた欲望の奔流を解き放つべく準備する。
「出すからなっ、フィー、たっぷり受け取ってくれよ」
「うっうん、私、がんばるっ、ファンのザーメン全部受け止めてフ、お前のま×こエルフになるからっ」
「うううっ、でるぅぅっ」
 ドピュビュゥッ ドビュッ ドクドクドクドク
フィーセリナの子宮の中に直接注がれていく俺の精液。
「はぁひっ……あぁっ……だっ出されてるぅ……お腹の中にぃ、子宮いっぱい……ニンゲンのザーメン……いっぱい……出されて……熱いのドクドク…あっあたってるぅ、お腹の奥にあたってる……あひっ…わっ、私変えられちゃってるぅ、ファンの専用ま×こに今なっちゃってるぅ」
フィーセリナは、はっはっと犬のようにだらしなく舌を突き出しながら、自分の子宮内にトクントクンと注がれる他種族のザーメン、それも今ままで下げすんでいたニンゲンの精を嬉しそうに受け入れていく。
 ドピュッ ドピュッ ドピュ ドクッドクドクッ
アナルに出した時より倍以上濃く、そして多量の精液が俺の尿道をかけあがり、亀頭の先端から、肉襞がからむエルフ美女の膣奥、仔袋の中にたっぷりと溜まっていく。
元々、他種族間とはいえハーフエルフが生まれるほど受精確立が高いエルフの子宮に、ペンス・ドーンの魔力で種の垣根を越える力を与えられた俺の精子が注入されれば、その役割を十二分に果たしてしまう事は想像に難くない。
だが、そんな後の事よりも、俺にとって今はこの熱い迸りを一滴残さずフィーセリナの中に注ぎこみたいという、欲望しかなかった。
「ううううっ、フィーっ」
俺はエルフの名を呼びながら、例えようもない気持ちよさと爽快感とともにエルフ美女をしっかり抱き締め、尿道に残る分まで止めとばかりに膣内に注ぎ込む。
 ドピュッ ビュッ  ビュックン
「はふぅぅ…………んんっ……はうっ……あっ、勢い弱まってきたけど、まっまだ出てる……んんっ、今また、びゅって出したろ、ふふふ、すごい量、もう私のおま×この中、お前のでドロドロのびちゃびちゃだ、きっと、ニンゲンの精がネバネバ糸を引いて溜まってるんだな、このお腹の中に……ふふふふ、ふふふふ、ファン、嬉しいだろ、これで私は晴れてお前専用だ、どうだこの私をモノにできて満足だろ?」
そんな俺の肩口に、ちょこんと顔をのせたフィーセリナは、いつもの自信満々の口調で、しっかりと中だし成功の報告を伝えてくる。
「ふぅぅっ、ああ大満足だ、フィー」
たっぷりと出し切った俺は、心地よい疲労を感じながら、臆面もなく素直にそう答え、目の前でヒクヒク嬉しそうにゆれるエルフの長耳をかるく噛んでやる。
「んっ、そっか、ふふふ、そっか、そっか、私を抱けて大満足か、ふふふふ」
肩口に乗せられているためフィーの顔は見えないが、おそらくニヤニヤと笑って悦にひたっているだろう事は簡単に想像できる。
「……しかし、また私の自説が証明されたな、やはりニンゲンは低俗な生き物だ、こんな濃い精をこんなに沢山だすなんて、生殖にしか楽しみがないのは、下賎な証拠よ。ふふふ、しかもこの高貴なエルフの胎の中に注ぎむとは、ふふふふ」
一段落ついて余裕がでてきたのか、それともこれが女の底力なのか、フィーセリナはクスクスと心底楽しげに笑いながら、ツタに拘束されたまま俺に体重を全てかけてもたれかかってくる。
「はぁはぁ……おっおい、フィー、とりあえず蔦を切ってしまいたんだが……」
とりあえず、もう後ろから刺される心配は無さそうだし、拘束している縛り草を除去してもいいだろう。
もっとも、フィーセリナのお腹の中に新しく今後の心配の種、文字通りの意味で……が発生しつつあるのだが、それはまあ今後の課題ということで。
「蔦か…そうだな……あっ、そうそう、言い忘れてた」
だが、そんな俺を無視して、フィーセリナは突如、エルフ耳をヒクヒクっとはためかせて、何かを思い出したかのように顔をあげると、俺の目を覗き込んでくる。
そのアーモンド形の緑色の瞳は、えらい真剣だ。
「なっなんだ、どうした」
まさかこの蔦は一生切れないとか、もう魔神が復活してるとか、そう言うのか?
「ひとつ言っておく事がある」
「ああ、なんだ?」
俺はゴクリと唾を飲み込み、その鬼気迫るほど真剣なフィーセリナの美貌を間近で見つめ返す。
「私はニンゲンが嫌いだ、むしろ、憎んでいると言ってもいい」
「は?それは知っているが……いまさらなんだ」
「その私が「契り儀式」の連合いに選んだのは、ファンお前だ。ファンはニンゲンだから嫌いだが、私は連合いが嫌いではない、それをちゃんと覚えておけ、これは「お願いします」だ、いいな、ファン・クエスター」
「……ああ」
よく意味がわからないが、とりあえず俺は、その真剣なフィーセリナの様子に頷いておく。
余談だがこれ以降、フィーセリナが俺個人を指してニンゲンと呼ぶことはなくなったと付け足しておこう。

「あっ…それと、「契りの儀式」がまだ残っているぞ、ファン」
真面目な顔で俺を至近距離で見つめるフィーセリナは、強張った様子で唇を舌でしめらすと、そっとその美貌を寄せてくる。
ここまでした間柄だというのに、その華奢な体は緊張で小刻みに震えていた。
「ああ、そうだったな」
先程とは違い、何をしたいのか直ぐに推測がついた俺は、多少の苦笑いを浮かべながら、フィーセリナの桜色をした艶のある唇に顔を寄せていく。
高貴な森エルフの姫君は長い睫を揺らしながら、顔を背けず、うっとりと幸せそうに俺の接吻を受け入れていく。
「あっ、やわらかい」
触れ合った瞬間、思わずフィーセリナの口から、そんな素直な感想がこぼれ出ていた。

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