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No.1 「ジェットバイクIII」 |
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■メモリーカードデータ:[LZH] [ZIP] ■設計図:Open |
【備考】 ジェット推進、タイヤ駆動 |
一時期バイク作りに精を出していた頃に、一つの結論として完成させたのがこのモデルです。 丁度第2回OFF会の当日位にこのモデルの原型が完成しました。 OFF会にはこの前の型を出展したので、これが出せなかったのが残念。(苦笑) このモデルを作る前までは、バイクのハンドル機構はZジョイントを使用するのが暗黙の了解事項でした。 (現在でも管理人個人としては、バイクのハンドルはZジョイントが王道だと思っています。) 拙作「高速オンローダー」等に頻繁に使用していたXジョイントを使用したハンドル機構は、なんというか突然の閃きです。それまで、なんで気が付かなかったのかが不思議。思い込みとはは恐ろしいです(^^; バイク作りでの課題は、いろいろありますが、管理人個人としては以下の3点に要約できるでしょうか。 (1)走行中に倒れないこと (2)曲がれること(できれば上級レースの各コーナーをクリアできること) (3)飛ばないこと(高度0を飛ぶ飛行機にならないこと) (1)については両側に飛び出した翼のようなパネルで空気抵抗を得ることでバランス取りをしています。 とくに地上から0.5pm以下の部分にパネル面があると、地上からの空気の返り(表面効果)を受けて、格段に安定性が増します。 このモデルでは、翼部分の付け根を少しだけ低い位置にしていることにより、表面効果の恩恵が受けられるようにしています。 (2)についてはXジョイント使用のハンドル機構にすることで、旋回に利用できる空気抵抗を得ることで達成しています。 但し、旋回時には両翼の翼部分で発生する空気抵抗のため、胴体が内側に傾斜するようになり、下手をするとそのまま内向きに転倒してしまいますが、傾斜を抑えるために、胴体後方にこれを打ち消す向きの安定尾翼?のようなものを付けています。 モデルの後方から見て「ハ」の字型に付いている左右計4枚のパネルがそれです。 (3)については、両側の翼の効果もあって、モデル全体が上向きの空気抵抗を発生しているため、一旦ジャンプをするとそのまま飛行・滑空してしまう場合があります。 こうなってしまわないように、ジェットの付いている部分のパネルを下向き15度に折り曲げて、モデル全体にピッチダウンの方向の回転力が加わるようにしています。 これはあまり強くしすぎると、ジャンプ後地面に直角に突き刺さってしまうので、ほどほどに仕上げています。 この部分の構造は、(1)で説明した翼部分の付け根位置を低くする構造と共通化させています。 |
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